韓国で社会現象を巻き起こしたドラマ『ストーブリーグ』の日本版が3月28日(土)スタート。本作は、万年最下位のプロ野球チーム“ドリームズ”が野球未経験のGM(ゼネラルマネジャー)・桜崎凖と出会ったことで再建への道を歩み始めるという物語だ。
■亀梨がINIの楽屋を訪問
――まずは、オファーを受けた時の気持ちをお伺いしたいです。
亀梨:お話をいただいてから韓国のオリジナル作品を見た中で、日本版という形でどう置き換えられるのか、どういう方向性でものづくりができるのかという話は、受けさせてもらう以前の段階で監督やプロデューサーさんと話をさせてもらいました。日本だとシステムやルールが違ったりもするので、その辺が日本版としてどのように台本に反映されるのかしっかり時間をかけてほしいということもお話ししましたね。
あと、スポーツもの、特に野球はリアリティを大切にしたくて、人数も必要なので、とある野球のシーンは僕の中学生時代の先輩に連絡しました。
木村:明人の高校時代の野球シーンとかもそうですね。その話を現場で聞きました。
亀梨:演じることだけじゃなくて、そういう角度のものづくりも今後あるんじゃないかな、と。そのあたりもすごく学びのある現場でした。
――木村さんは現場に入るにあたってどのような準備をされましたか。車椅子を使うのも大変だったのではないかと思いますが。
木村:クランクインする時から、亀梨くんの弟役ということで緊張するだろうと思っていたんです。なので、大先輩なんですけどいい意味でそう思わないようにしていた部分はありました。しっかり台本を読み込んで行ったんですけど、結局すごく緊張して…でも、現場での亀梨くんの柔らかさに救われました。
それから車椅子を動かすのは初めてで、床の素材ですべり具合が全然変わってくるのですが、カーペットが大変で。桜崎(凖)の部屋で明人が勝手にパソコンをいじるシーンがあるんですけど、そこにあるカーペットが本当にすべって全然進まないんですよ。カーペットの上でしばらく苦戦していたのを、亀梨くんがずっと見てくれていたという。
亀梨:家での兄弟シーンは、ほぼ1日で撮影したんだっけ。
木村:そうですね。
亀梨:1日で1話から8話分の家のシーンを撮影しました。外は1日中大雨で蒸し暑かったし、途中からゲリラ豪雨みたいになって。
木村:雷も鳴って。
亀梨:雨音と雷で大変でした。
――木村さんから「緊張した」というお話がありましたが、撮影中に感じたお互いの印象を教えてください。
木村:グループに、亀梨さんと同じ事務所に所属していたメンバーがいて、あいさつはさせていただいたことがあったんです。
亀梨:1回、テレビ局でね。
木村:そうなんです。INIの楽屋に来てくださったんですけど、田島将吾というメンバーがKAT-TUNさんをリスペクトしていて。
亀梨:バックにもついてくれたことがあったんだよね。
木村:それを聞いて亀梨さんが来てくださって、メンバーみんなにあいさつをしてくれたんです。「わざわざ来てくださるなんて」と思って、その時から「優しい方だな」という印象がありました。実際に『ストーブリーグ』で再会して、クランクインした時も、大先輩なんですけど、優しいオーラをまとっていらっしゃって。僕も過度に緊張し過ぎずに向き合えたと思います。
亀梨:木村くんは本当に今をときめくアイドルらしく、どんなことがあっても常に笑顔ですごいと思いましたね。
木村:笑うことしかできなかったんです(笑)。
亀梨:いやいや、笑顔はもちろんステキなんだけど、ずっとニコニコしていて。今、デビュー何年目?
木村:5年目になります。
亀梨:僕、デビュー5年目ぐらいの時は靴のつま先をとがらせて、かかとを鳴らして歩いていたんで(笑)。でも、先ほども話したように1日で8話分の展開をシーンごとに切り替えなきゃいけないから、難しいところではありました。特に3話は難しくて、そこは役柄同様優しく見守るじゃないけど、「どう受け取って返すことができるかな」と考えていましたね。
僕自身、今回の作品において、裏側ではすごく“動”なんですけど、お芝居で言うと圧倒的に受け側になる方が多かったので、全体に対してそうですけど、どういう立ち方をするのかというのがあって…そんな中で彼は、ずっとニコニコしていてかわいかったです(笑)。
木村:亀梨くんがグループのことを聞いてくれたりもして、すごくお兄ちゃんぽかったです。気にしてくださっているのを感じてうれしかったですね。
■瑠東東一郎監督との出会いが転機に
――ドリームズは桜崎がGMとしてやってきたことが転機となります。亀梨さんと木村さんにとって、転機となった人やもの、作品があれば教えてください。
亀梨:この世界に入った時っていうのがやっぱり人生の分岐点ですね。まさか自分が大人になってこういう仕事に就いていると思ってもいなかったので。
木村:僕は今回の瑠東(東一郎)監督との出会いがすごく大きなご縁だと思っています。瑠東監督の作品が大好きで、以前から拝見させていただいていたので、今回ご一緒させてもらえるということで、すごくワクワクしながら撮影に臨みました。1回1回のテイクでアドバイスをたくさんくださって、僕自身の芝居にも真摯(しんし)に向き合っていただいたと思います。今後もまた瑠東監督とご一緒する機会があればうれしいですし、ご一緒できるようにがんばりたいです。
――特に印象に残ったディレクションはありますか。
木村:「芝居をするな」と言われました。本当に基本的なところだと思うんですけど、人と人とのやり取りだから、しっかりと受け取って言葉を発するとか、「セリフは感情も言葉も全て受け取って出るものであれ」ということを言っていただきました。お芝居の基本中の基本をたくさん教えていただきました。
亀梨:いろんな側面で一緒に戦ってくれたというか、向き合っていただきましたね。
――野球に精通されている亀梨さんが木村さんに野球の魅力を伝えるとしたら?
亀梨:このドラマもそうですけど、どれだけ点差があろうが何をしようが、ゲームセットまで分からないというところが魅力だと思います。あとはチームプレーであったり。まさしくドラマに描かれていることですけど、みんなで一緒に1つのところに向かっていくのも野球のよさなのかな。全員の行動がチームに影響するんですよね。
一人だけがずっとホームランを打ってもしょうがない。ランナーもいない状態で4打席ホームランを打っても4点しか入らないんですから。そういうチームプレーのよさであり、ゲームが終わるまで結果が分からないというところが野球の最大の魅力かな。10点差あっても勝てる可能性があって、さすがにサッカーとかで10点差だと…。
木村:確かに。無理ですよね。
亀梨:そうそう、無理なわけだけど、その辺が他のスポーツと大きく違いますよね。
木村:僕、本当に野球の知識がなくて。今説明を受けて「確かにそうだな」と思いました。野球選手の役は2回目なんですけど、本当に経験がないのでイメージも全然わかないんですよ。
亀梨:運動神経がいいから、パッとできるよ。
木村:できますかね? 練習して思ったんですけど、やっぱり難しいです。一瞬でさまになるようなものじゃないと思うし、職人技じゃないですが、バットを振る一瞬の重心だったり角度だったり、そういうことに今回の作品を通してさらに興味が出てきました。
――そんな野球の裏側が見られる作品というのもなかなかないかと思いますが、この作品ならではの魅力はどういったところにあるでしょうか。
亀梨:フロント側を描くこと自体も、僕らも含めてなかなか知り得ない部分であって。ドラマ的フィクションはもちろんありながらも、プレーする選手のみならず、交渉であったりチーム編成であったりという部分の難しさや面白みというのは、僕自身も今回野球の1つの魅力だと感じたので、そこを楽しんでもらえたらうれしいです。
木村:表面上から見たら、選手たちがチームなんだと思いがちですが、この作品を経て、球団を運営しているフロントも、選手と一丸となってワンチームなんだということをすごく感じました。チームとしての魅力をたくさん伝えられる作品だと思います。
亀梨:我々のエンターテインメントと近いところはありますよね。我々がプレーヤーとして立たせてもらっていますけど、マネージャーさんやスポンサーさんがいて会社があって…みたいな。
木村:確かに似ていますね。
亀梨:もちろん、最終的にはグラウンドに立つ選手の実力だったり、努力が重要になってきますけど、それを生かすのも殺すのもそういう立場の仕事であったりするなと。メディアも含めてそうですし、その辺は似ているのかもしれません。
(取材・文:ふくだりょうこ 写真:上野留加)
ドラマ『ストーブリーグ』は、 Lemino、WOWOWにて3月28日(土)13時00分から放送・配信。
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