芥見下々によるコミック『呪術廻戦』を日本の歴史から考察する書籍『呪術の日本史』(宝島社)が、4月14日(水)に発売された。

■キャラやストーリーを歴史的背景から解析

 縄文時代から存在し、平安時代以降は陰陽師や修験道の世界でさまざまに生み出されてきた呪術。

本書は、人々がいかに呪術を用いてきたかを解説し、発展の歴史をひもとくことで『呪術廻戦』の世界を読み解く。

 風水などに造詣が深い作家・加門七海が監修した本書では、『呪術廻戦』に描かれた呪いのルーツから始まり、キャラと古典に登場する呪術師の共通点分析や、日本史視点からのストーリー考察を実施。

 後半では本作に潜む謎の探究も行っており、歴史や民俗学好きな大人だけでなく、教科書には載っていない日本史を知りたい学生にもおススメの1冊だ。

【『呪術の日本史』概要】
発売日:4月14日(水)

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