韓国コスメ注目ワードは“クリーンビューティー”　チェックしたい3ブランドを紹介

　世界の美容業界でトレンドとなっている“クリーンビューティー”。特に韓国では、クリーンビューティーを掲げるブランドが続々と登場している。

今回は、韓国コスメセレクトショップ「CREE｀MARE」が選ぶ注目ブランド＆コスメを紹介する。

■クリーンビューティーとは

　世界的に注目を集める“クリーンビューティー”は、明確な定義はないが、ヴィーガンや人体に悪影響をもたらす成分を使っていないコスメのことを指すそう。

　美容大国の韓国は、化粧品の全成分チェックができるアプリが大人気なほど、コスメの配合成分にシビアな国。韓国の若い世代は、コスメを買う前にアプリで一度成分をチェックしてから購入することも多いそうだ。そんな韓国ではクリーンビューティーを掲げたコスメブランドが続々と登場している。

■今年ローンチした「earfit」

　例えば、今年韓国でローンチした「earfit（オルフィット）」もそのうちの1つ。肌の根本から健康に整えることを理念に、乳酸菌やドクダミなどの自然由来成分を含有し、配合成分にもこだわって作られたスキンケア製品がそろうブランドだ。さとうきびを原料にしたパッケージを採用するなど、人や環境などの安全性にも考慮しているのもポイントとなっている。

　中でも人気なのが、プロバイオティクス配合の化粧水「バイオムセラバリアトナー」。敏感な肌に潤いを与えたり、肌荒れを抑える効果が期待できる。

■“100%ヴィーガン”宣言の「ルヌブ」

　次に紹介するのが、自然主義ライフスタイルビューティーブランド「ルヌブ」。全製品、動物由来の成分は一切使用せず、また動物実験も行わない“100%ヴィーガン”であることを宣言しているブランドだ。

　肌にうるおいと弾力を与える「リバイタライジングボディローション」は、人口香料は一切入っておらず、ベルガモット、サンダルウッド、オレンジの3種のエッセンシャルオイルをブレンドしたすっきりとした甘さのある上品な香りが魅力。ポンプ式ではなく再利用可能なスマートツイストキャップを採用するなど、環境を考慮した容器であるのも特徴だ。

■敏感肌でも使える「TENZERO」

　最後は、クリーンビューティーを提唱する「TENZERO（テンゼロ）」。肌に必要な成分のみを配合するという理念のもと、刺激のある化学成分を配合をしていないため、敏感肌でも安心して使えるブランドとなっている。

　敏感になりがちな肌をやさしく整える保湿クリーム「CCクリーム」は、全成分がアメリカの環境保護団体EWGグリーン等級の安心処方。ツボクサエキス配合で赤みやトラブルが起きた肌を落ち着かせる。

　コスメを購入する際に、成分やブランドストーリーをしっかりチェックすることは、地球環境を改めて意識するきっかけになるかもしれない。