女優の仲間由紀恵が主演を務め、SixTONESの松村北斗が共演するドラマ『女王の法医学~屍活師~2』が、テレビ東京系にて3月21日20時に放送されることが決まった。

【写真】ドラマ『女王の法医学~屍活師~2』に出演するキャスト陣

 本作は、杜野亜希の漫画を実写化し、昨年5月31日放送された『女王の法医学~屍活師~』の第2弾。

大学の解剖室で女王と呼ばれる法医学者が、医学生“ワンコ”と共に、物言えぬ死者の代わりに謎の死因と事件の真相をつきとめていく法医学ミステリーだ。

 前作に引き続き、原因不明の死を遂げた遺体と「会話」し、解剖から得た情報により死んだときの姿が「見える」という天才的な能力を持ちつつ、その身勝手ぶりから“女王”と呼ばれている埼京大学医学部法医学研究室の准教授・桐山ユキ役を仲間、脳外科希望にもかかわらず法医学研究室に配属された医学生の“ワンコ”こと犬飼一役を松村が演じる。少しずつバディとしてワンコを認め始めるユキ、その隣で日々成長していくワンコ…そんな2人の関係の変化も見どころとなる。

 さらにユキらが所属する研究所&埼玉県警本部捜査課メンバーも続投。教授・丹羽嗣仁役を石坂浩二、検査技師・林田匡役を小松利昌、解剖助手・高嶺霞役を新実芹菜、ユキと犬猿の仲ながら時には協力して事件解決へ導く県警本部警部補・村上衛役を田辺誠一、村上の部下・安村泰介役を西村元貴が引き続き演じる。

 男性がビルから転落死する事件が発生。村上衛(田辺)が挙動不審な男を追跡する最中で起きた。村上は男の自殺を主張するが、助けを求めながら転落した状況から、村上が突き落とした疑いが浮上して―。その男のかばんには、盗品と思われる多数の宝飾品が入っていた。警察が腕時計に刻まれた名前の家を訪ねると、会社社長夫妻の遺体を発見。転落死した男が居直り強盗と化した際の犯行とされるが、ユキ(仲間)は異変に気付く…。

 主演の仲間は「また桐山ユキという人物を演じられるという事と、第2弾なので第1弾の時とはまた違うワンコとの関係性もあるのかなと思うと、撮影に入るのがすごく楽しみでした。
ユキは遺体への気持ちや思いがある人だと思うので、そのあたりのリスペクトをより強く意識しました」とコメント。

 松村は「今回意識したことは、ワンコのキャラは絶対残しつつ、どこかユキ先生に慣れたところもあるので、前回よりもワタワタ感は減ったのかなと思います。細かなところですが、少し落ち着いているけれど、翻弄されているところもあると、2人のコンビが面白く見えたりするのかなと、僕なりに考えていました」と話している。

 ドラマ『女王の法医学~屍活師~2』は、テレビ東京系にて3月21日20時放送。

 コメント全文は次ページの通り。

<コメント全文>

■仲間由紀恵 コメント

 また桐山ユキという人物を演じられるという事と、第2弾なので第1弾の時とはまた違うワンコとの関係性もあるのかなと思うと、撮影に入るのがすごく楽しみでした。

 ユキは遺体への気持ちや思いがある人だと思うので、そのあたりのリスペクトをより強く意識しました。あとは、ワンコが法医学研究室にも慣れてきて、素人には違いないけれど、少しずつ法医学に関心を持っている事にちょっと嬉しい思いもあるんだろうなと思いながら、以前よりは密な関係で演じる事が出来たと思います。

 男性の転落事故からまさかここまでの話につながってくるとは、という物語の面白さも見どころだと思いますし、私とワンコの関係性の変化も見どころのひとつだと思います。

 後半の展開は、とても見応えがある面白いストーリーの流れになっていると思うので、是非最後まで細かいところも見逃さず、チェックしていただけたらなと思います。

■松村北斗 コメント

 第1弾は、少し不安だったんですが、ドラマ自体の面白さが際立っていて、良い評判をたくさんいただきました。だから第2弾やりますよと、聞いたときはワクワクしました。


 今回意識したことは、ワンコのキャラは絶対残しつつ、どこかユキ先生に慣れたところもあるので、前回よりもワタワタ感は減ったのかなと思います。細かなところですが、少し落ち着いているけれど、翻弄されているところもあると、2人のコンビが面白く見えたりするのかなと、僕なりに考えていました。ユキ先生の隠された優しさ、人間味が出てきて、そういうものを受けていると、ちょっと落ち着いたワンコでいられました。

 2から観始めても意味がわかるし面白いです。一番の肝はワンコの変化と、ユキ先生の変化です。もっと素の部分がにじみ出てくるというか、より人間らしい瞬間を感じるところが見どころです。「へぇ~」と思う情報も出てくるし、時々クスッとコミカルだったりもしながら、すごく感情を揺さぶられる物語でもあると思うので、2時間、良い時間を過ごしてもらえると思います。

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