乃木坂46、新センターは5期生・中西アルノ　「10年の歴史とその名に恥じぬよう」声震わせ決意

乃木坂46が23日、公式YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」の生配信番組『乃木坂46時間TV』にて、スペシャルライブを実施。3月23日発売の29thシングル「Actually…」で5期生の中西アルノがセンターを務めることが発表された。【写真】新センターを務める中西アルノ（写真左） 先日放送された乃木坂46の冠番組『乃木坂工事中』（テレビ東京系／毎週日曜24時）では、センターを5期生が務めることがすでに明かされていた。 今回、スペシャルライブの終盤ではセンターを千葉県出身の18歳・中西アルノが務めることが発表された。発表後すぐに楽曲初披露に移り、中西は先輩たちが待つ中、ひとり後ろから登場しカメラをまっすぐに見つめ「聞いてください。『Actually…』」と曲紹介。今までの乃木坂46のシングル曲にはないようなクールな楽曲で、その歌声を響かせた。 曲が終わると秋元真夏が「29枚目シングルの新センターは5期生の中西アルノが務めることとなりました」と改めて紹介。中西は「今回、センターを務めさせていただくことになりました中西アルノです。私がこの場所に立つことを不安に思う人がたくさんいるかと思います。ですが、乃木坂46の10年の歴史とその名に恥じぬように精一杯がんばりますので、これからよろしくお願いします」と声を震わせながら頭を下げた。 秋元は中西も突然のことで不安な気持ちでいっぱいだと思う、といい「私自身もポジションは違うんですけど、走り出している乃木坂46の中に入る不安やどうしたらいいんだろうという気持ちは共感できる部分があるので、しっかりここから寄り添っていきたいなと思います」とコメント。そして、支えてくれたのはメンバーや笑顔で迎い入れてくれたファンだと話し「温かく迎え入れてくれたらなって思いますし、これからいろんな壁をアルノちゃんが乗り越えていくと思うんですけど、その壁を乗り越えていったときに、みなさんが『アルノちゃんが新センターになって、新しい乃木坂の姿が見えたな』って笑顔になってもらえるように、私たちも全力でサポートしたいと思いますので、中西アルノの応援をよろしくお願いします」と語った。 3期生で加入後すぐにセンターを務めた経験のある与田祐希は、自分は当時毎日不安でいっぱいで先輩に頼りっぱなしだったと振り返り「アルノちゃんを見てると頼もしいと思うんですけど、でもやっぱり不安もいろんな悩みもあると思うので、今度は私が支えてあげられるように、後ろからいっぱいパワーを送って、全然いつでも頼ってください」と優しく投げかけた。 4期生の遠藤さくらはセンターに立つプレッシャーや重圧は理解できる、といい「今はただ前だけ向いてがんばり続けてくれれば、あとは私たちが支えるだけなので、一緒にがんばっていけたらいいなと思っています」とメッセージを送った。 中西と目を合わせ、笑い合うこともあった齋藤飛鳥は「さっきから（中西が）私の顔見て笑ってくる」とツッコミ。中西が「きれいな顔だな、と思って…」と答え、齋藤は「こういう子だから、もっと早くこういう生意気なやつだっていうのを知ってもらえたら（笑）」と冗談混じりに話した。