女優の松本若菜が主演する7月クール放送のドラマ『復讐の未亡人』(テレビ東京)に、俳優の桐山漣、淵上泰史、平岡祐太の出演が決定した。併せて、復讐のターゲット役として足立梨花ら5人のキャストも発表。
【写真】足立梨花、松尾諭らが復讐のターゲットに
本作は、黒澤Rの同名漫画をドラマ化。愛する夫が自殺に追い込まれた真相を探るため、別人になって会社に潜入。夫を追い詰め、自殺に追いやった同僚たちひとりひとりへ借りを返すため、周到かつ華麗に仕掛けられていくわな。妖艶さと狂気を武器に“甘美でSexyな復讐”を繰り広げるサスペンスドラマとなっている。
桐山が演じるのは、密(松本)の夫・優吾の元部下で、現在は密の同僚である斎藤真言役。尊敬する優吾の命を奪ったブラックな職場に疑問を抱き、それを正そうと振る舞う斎藤は、有能でプログラムも美しい密の仕事ぶりに信頼を寄せている。
淵上が演じるのは、優吾の弟で探偵の鈴木陽史役。優吾の死の真相を調べるために職場へ潜入し、巧妙に復讐の罠を仕掛けていく。そして、職場で自ら命を断った密の夫・鈴木優吾役には平岡祐太。密と陽史にとっては幼い時から共に育ったかけがえのない存在で、この復讐劇の起点となる役どころだ。
出演にあたり、桐山は「脚本や原作を読んだとき、水面下で起きていく密と陽史の復讐劇のシナリオには度肝を抜かれました」とし、「ご覧いただく皆さんにも、ときに心地よく、ときに身の毛がよだつような、そんな体感をしていただけるのではないかと思っています」とメッセージ。
淵上は「復讐の話なのでちょっとドロッとはしてますけど、そうした中で自分の演じる陽史はとても魅力的な役だと思いました。実は切ない役なので、切ない感じを醸し出しつつ、どこかで希望が見出せるようになればいいなと思います」とコメントを寄せた。
また平岡は「優吾は周りから”いい人”と言われることが多いのですが、実態が掴めない。優しいけどミステリアスな役として演じられたら作品が生きてくるのではないかと思いました」と役作りについて語り、「見ている方がドキッとするような演じ方ができていれば嬉しいです」と意気込む。
なお、復讐のターゲット役を演じる5人のキャストも発表。密に“女子マウント”を仕掛けてくる社長秘書の佐伯麻穂役を足立梨花、仕事もせずにオンラインゲームに興じる古武一也役を森永悠希、仕事を人に押し付けさぼり癖のある若手社員・板橋ともみ役を小西桜子、元スポーツ選手で密と優吾が勤める会社の社長・若月勇役を前川泰之、優吾の職場の課長でパワハラ気質の橋本雅也役を松尾諭が演じる。
『復讐の未亡人』は、テレビ東京にて7月より放送、Paraviにて3月9日より独占先行配信(予定)。
コメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
◆桐山 漣
斎藤真言は密の復讐のステージとなる会社で、この会社をどうにかしたいと熱く奮闘している、とても真っ直ぐな人間です。脚本や原作を読んだとき、水面下で起きていく密と陽史の復讐劇のシナリオには度肝を抜かれました。
斎藤の周りで起きている次のターゲットは誰なのか、忍び寄る密の手にはある種の恐怖と凄みを感じています。
ご覧いただく皆さんにも、ときに心地よく、ときに身の毛がよだつような、そんな体感をしていただけるのではないかと思っています。
◆淵上泰史
松本若菜さんが主演という事でご一緒出来て素直に嬉しく思いました。
復讐の話なのでちょっとドロッとはしてますけど、そうした中で自分の演じる陽史はとても魅力的な役だと思いました。
実は切ない役なので、切ない感じを醸し出しつつ、どこかで希望が見出せるようになればいいなと思います。
監督も若い女性の感性でどんな表現をするのか、また色々な役者さんがそれぞれ好演していますのでそこも楽しんでいただければと思います。
◆平岡祐太
優吾は松本さん演じる主人公・密の結婚相手で自殺してしまった男性。回想の中で、色々な人から見た”過去の優吾”が登場します。優吾は周りから“いい人”と言われることが多いのですが、実態が掴めない。優しいけどミステリアスな役として演じられたら作品が生きてくるのではないかと思いました。見ている方には復讐劇の行方が楽しめる作品になっていますが、そうした中でも自分の役は、主人公を動かす、復讐の起点となっている人物です。見ている方がドキッとするような演じ方ができていれば嬉しいです。