俳優の間宮祥太朗が主演を務める4月スタートのドラマ『ナンバMG5』(フジテレビ系/毎週水曜22時)の追加キャストとして、満島真之介の出演が発表された。主人公・剛(間宮)の兄で、高校在学中に関東を完全制覇した最強ヤンキー・猛(たけし)を演じる。
【写真】間宮祥太朗、迫力満点な特攻服&金髪ヤンキービジュアル
本作は、小沢としおによる漫画『ナンバMG5』『ナンバデッドエンド』を実写化する、笑いあり、涙ありの青春ドラマ。筋金入りのヤンキー一家「難破(なんば)家」の次男・剛が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学するという<高校“逆”デビュー>物語を描く。
家族の前では特攻服、学校では制服を着た真面目な高校生として美術部に入部するものの、いじめられている友人をつい特攻服に着替えて助けたことをきっかけに、剛は正体不明の最強ヤンキーとしてどんどんのし上がってしまい…。
満島が演じる猛は、千葉では誰もが知るヤンキー一家の長男で剛の兄。高校在学中に関東を完全制覇し、地元のヤンキーたちから「カリスマ」とあがめられる最強の男だ。屈強な敵ですら“瞬殺”してしまうほどの腕前で、ケンカは無敗の剛ですら、全く歯が立たない唯一の相手。しかし、高校卒業後は定職につかず主な収入源はパチンコ、ということで家族から「ニート」といじられている。最強かつ豪快な男ながら義理人情にも厚く、曲がったことは大嫌い。時におちゃめなキャラクターが見え隠れし、愛すべきキャラクターである。
約7年ぶりにフジテレビの連続ドラマに出演する満島は、今作で地毛をリーゼントに決めて、カリスマヤンキー役に挑む。自身のヤンキー姿について、「全く違和感なかったです。リーゼント姿で衣装合わせをしていたら、本広(克行)監督に『普段からこんな感じの髪型なの?』と言われましたからね(笑)」とエピソードを明かす満島。
プロデューサー・栗原彩乃も、「衣装合わせにバッチバチのリーゼント姿で挑んでくださった満島さんを見た瞬間、まさに『役者は揃った!』と震えました」と、カリスマヤンキー役の満島に太鼓判を押した。
ドラマ『ナンバMG5』は、フジテレビ系にて4月13日より毎週水曜22時放送(初回15分拡大)。
コメント全文は以下の通り。
<コメント>
◆満島真之介
――今作のオファーを受けて
偶然にも、オファーをいただく前からこの漫画を読んでいたんです。実写ドラマ化することに驚き、さらに主人公を間宮君が演じるということで“すごくハマってる!”と、イチ視聴者目線で胸躍らせていました。そんな中、まさかまさか自分が難破猛役をやらせていただけるなんて。驚きと喜びで体中が震えています。自分自身フジテレビの連続ドラマに出演するのは約7年ぶり。間宮くん、宇梶剛士さん、鈴木紗理奈さん、原菜乃華さんと共に、最高&最強家族の一員になれることが幸せすぎて、まだまだ震えが止まりません。難破ファミリー、マジで気合い入れていくんで“夜露死苦!”。
――衣装合わせでヤンキー姿になった感想は?
全く違和感なかったです。リーゼント姿で衣装合わせをしていたら、本広監督に『普段からこんな感じの髪型なの?』と言われましたからね(笑)。主人公である弟・剛とは見た目も性格も違う部分が多いので、猛をどういう空気感にしていくかが、このドラマの肝になる部分だと思います。見た目はヤンキーではありますが、心優しく筋の通った、みんなに憧れられるアニキになれるよう、心から向き合っていきます。そしてこのドラマが終わったとき、街にリーゼントの若者が増えているはず。その景色が見たい! 待ってるぜ!
――視聴者の皆さんにメッセージを
春が来て少しずつ暖かくなり、心彩る、はじまりの季節。正面からぶつかっていく強さと愛情と温もりであふれるこのドラマが、日本中にパワーを届けます! これからの時代を生きていく上で大切なものは何か、守るべきものは何か、自分らしく生きる喜びをみなさんに伝えていきたい。もう一度人生の原点に戻って、家族や仲間と向き合おう!と思ってもらいたい。水曜日は、1週間の真ん中で憂鬱(ゆううつ)になってしまいがち。そんな夜は、難破家からエナジーをもらって“明日もまた頑張るぞ!”“大丈夫! やれる!”と、“新水10”枠と共に、進んでいこう。あなたらしい人生、ここからはじまる!
◆プロデューサー・栗原彩乃(フジテレビ第一制作部)
猛役は最後に決まったのですが、衣装合わせにバッチバチのリーゼント姿で挑んでくださった満島さんを見た瞬間、まさに『役者は揃った!』と震えました。猛は、かつて関東制覇を成し遂げた元カリスマヤンキー。