連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の最終週「2003-2025」(第109回)が5日に放送され、「安子編」にも出演していた女優の紺野まひるがNHK職員役で再登場。過去と未来を結ぶキャラクターを演じると視聴者からは驚きの声が上がり、ツイッターでは「紺野まひるさん」がトレンド入りした。
【写真】まさかの“つながり”! 「安子編」で塀越しに「カムカム英語」を聞く安子(上白石萌音)
第109回の冒頭、海外から帰国したひなた(川栄李奈)は、NHK職員の小川未来(紺野)からの連絡を受けて2人は対面。未来は、キャスティングディレクターとして活躍するひなたが「ラジオ英語講座」で英語を学んだことを雑誌のインタビューで読み驚いたと明かす。
続けて未来は父からラジオで英語を学ぶようアドバイスされていたことも打ち明けながら、自身の父親について「家族で『カムカム英語』を聞いてたんだそうです」と話す。これにひなたが「平川先生の?」と聞き返すと、未来は「ええ。どこかの子連れのお母さんと一緒に」と語る。そして未来はひなたに、2024年度の「ラジオ英語講座」の講師になってほしいと打診するのだった。
未来を演じる紺野は本作の「安子編」にも登場。戦後、大阪でるいと2人暮らしをしていた安子は連日、芋飴を売り歩きながら民家の塀から聞こえる「カムカム英語」を聞いていた。紺野演じるその民家の主婦・小川澄子(紺野)はある日、過労で倒れた安子を介抱し、これからは幼いるいと一緒に家の中で「カムカム英語」を聞くように提案。さらに繕い物の仕事も紹介するなど、澄子は安子とるいにとっての恩人とも言える登場人物の1人だ。
過去と未来をつなぐキャラクターの登場に、ネット上には「小川さんって芋飴をあげた家族?」「なんたる巡り合わせ」「思いがけない小川さんの回収」「大阪の小川さんがここで出てくるなんてたまげた!」などの声が相次いだ。さらに紺野の再登場についても「紺野さんが出てきた時点で結構涙腺刺激された」「紺野まひるさんが回収されて感動」「紺野まひるさんの再登場は嬉しすぎる」といったコメントも集まっていた。

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