人気児童書シリーズをアニメ化する『映画ざんねんないきもの事典』に、追加キャストとして、玄田哲章、榎木淳弥、松岡禎丞、小松未可子、日高のり子、沢城みゆき、釘宮理恵、佐藤利奈が出演することが決定。併せて、コアラのリロイ役の花江夏樹、ニホンノウサギのウサオ役の内田真礼、ウサギ崎先輩役の下野紘のコメントも到着した。
【写真】『映画ざんねんないきもの事典』ポスタービジュアル
原作は、シリーズ累計470万部突破のヒットとなった児童書シリーズ『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)。いきものに少しでも興味と愛情を持ってもらえるように、あえて“残念”という言葉を使って、これまでの本ではあまり語られてこなかったいきものの“意外な一面”を紹介している。
映画は、豊かな自然の存在とともに「ざんねんないきもの」たちが多数生息する、南極、オーストラリア、日本(長野県安曇野)の3ヵ所を舞台にしたオリジナルストーリー。アデリーペンギンが主人公の【南極編「ペンたび」】(監督・脚本・声:ウチヤマユウジ)、コアラのリロイが主人公の【オーストラリア編「リロイのホームツリー」】(監督:イワタナオミ/脚本:加藤陽一)、ニホンノウサギのウサオが主人公の【日本編「はちあわせの森」】(監督:由水桂/脚本:細川徹)の3本で構成されている。
オーストラリア編で花江がコアラのリロイを演じるほか、日本編のウサオ役を内田真礼、ウサギ崎先輩を下野紘が務める。また、それぞれの物語は、モグラの親子・グララとモグモグがナビゲート。父親のモグモグにムロツヨシ、娘のグララに伊藤沙莉を迎え、豊かな自然の中で生きる「ざんねんないきもの」を描く。主題歌は、秦基博が本作のために書き下ろした新曲「サイダー」。
今回、追加キャストが一挙解禁。オーストラリア編「リロイのホームツリー」で、リロイと一緒に冒険をする仲間役に、玄田哲章、松岡禎丞、小松未可子。リロイたちに襲いかかるジェイソン役に榎木淳弥、リロイのママ役には日高のり子。さらに“ざんねんトリオ”として、椿鬼奴、トレンディエンジェルの斎藤司、ミキ昴生が出演し、物語を盛り上げる。
日本編「はちあわせの森」では、ツキノワグマの月子役に沢城みゆき、ウサオのお母さん役に釘宮理恵、月子のお母さん役に佐藤利奈。ナレーションは「リロイのホームツリー」にも出演する玄田哲章が担当する。
本作について、リロイ役の花江は「今まで知らなかったいきもの達のかわいらしく、力強く、どこか面白い、生き抜く力。ざんねんないきもの、なんかじゃない。観ている皆にも、勇気を与えてくれる、そんな物語です」、ウサオ役の内田は「この映画の中では、ウサオたちが飛び跳ねています!“ざんねん”なんですが、愛おしいいきものたちの姿を、ぜひ映画館で楽しんでいただければと思います」とコメント。
ウサギ崎先輩役の下野は「コミカルさもあり、友情や感動もあり、そんな素敵なストーリーを全力で演じました。僕自身もアフレコをしながら思い切り楽しませていただきましたし、子供から大人まで老若男女が楽しめる作品」と語っている。
『映画ざんねんないきもの事典』は、7月8日より全国公開。
※花江夏樹、内田真礼、下野紘コメント全文は以下の通り
<花江夏樹・内田真礼・下野紘コメント全文>
■花江夏樹(リロイ役)
今まで知らなかったいきもの達のかわいらしく、力強く、どこか面白い、生き抜く力。ざんねんないきもの、なんかじゃない。観ている皆にも、勇気を与えてくれる、そんな物語です。映像もとっても可愛くてアフレコしていて楽しかったです。
■内田真礼(ウサオ役)
『映画ざんねんないきもの事典』でウサオ役を演じさせていただきました内田真礼です。この映画の中では、ウサオたちが飛び跳ねています!私も収録していて、とても楽しかったです。……ですが、ウサギの“ざんねん”な部分を見るというのはドキドキするものですね……!?私も「見ちゃって良いのかなあ~?」と影に隠れながら、ウサオのことを見守る瞬間がいくつかあったんですけれど……。
そんな“ざんねん”なんですが、愛おしいいきものたちの姿を、ぜひ映画館で楽しんでいただければと思います。ぜひご覧ください!
■下野紘(ウサギ崎先輩役)
ウサギ崎先輩役を演じさせていただきました下野紘です。彼は一見できるオトコ風ですが、実はただのビビリなんです。主人公のウサオに色々教えてるけれど、頼りがいがあるとは若干言いがたい先輩です。
コミカルさもあり、友情や感動もあり、そんな素敵なストーリーを全力で演じました。僕自身もアフレコをしながら思い切り楽しませていただきましたし、子供から大人まで老若男女が楽しめる作品なので、お友達を誘ったり、ご家族を誘ったり…デートで観に行っても楽しいと思います!きっと会話が弾むんじゃないかな~。たくさんの方に観ていただき、楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!