女優の土屋太鳳が主演するドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系/毎週木曜22時)の第9話(6月16日放送)に、女優のキムラ緑子と俳優の内藤秀一郎が出演することが発表された。内藤は中高年女性に人気のアイドル役、キムラはその追っかけで、深山家当主・圭一(石橋凌)の妹を演じる。



【写真】当主・圭一(石橋凌)とは大違い!? ワケありの妹・春菜を演じるキムラ緑子

 こやまゆかりの同名漫画(講談社「Kiss」連載中)を実写化した本作は、庶民の家庭から上流社会の一家・深山家に嫁ぐことになった主人公・篠原佐都(土屋)が、理不尽な家のしきたりや親族内の複雑な人間関係にほんろうされながらも、夫・深山健太(松下洸平)とともに真正面から立ち向かい奮闘する“アフター・シンデレラ・ストーリー”。

 キムラが演じるのは、深山家当主・圭一(石橋凌)の妹・春菜。独身で自由奔放な暮らしをしており、普段は夢中になっている男性アイドルのヤマト(内藤)を追いかけて別荘を転々としているが、ヤマトの東京公演に合わせて年に一度深山家に戻ってくる。彼が駆け出しの頃からずっと支えてきたという自負があり、日頃から高価なプレゼントを渡したり、食事に招待したりと、多額のお金を注ぎ込んでいる。春菜がそこまでヤマトに入れ込むのには、深山家に生まれたがゆえの経験が深く関わっているようで…。そんな春菜がヤマトを喜ばせようととったある行動が、深山家を揺るがす危機を招くことに。

 キムラが木曜劇場に出演するのは『医龍4~Team Medical Dragon~』(2014年1月期)以来、約8年ぶり。「私が演じる春菜さんというキャラクターは、かわいらしさやわがままなところだけでなく、時折見せる弱い部分がすごく魅力的なんです。自由なお嬢様だけれど、か弱い部分があるというところを意識しましたので、そういったところも楽しんで見ていただけるとうれしいです」とコメントしている。

 一方、内藤が演じるのは、春菜が夢中で追いかけている男性アイドル・ヤマト。中高年を中心とした女性ファンから絶大な人気を得ており、劇場には入り待ちをするファンがあふれるほど。いつも高価なプレゼントを贈ってくれる春菜に対しては、ある思いを抱いているようで…。


 内藤がフジテレビの連続ドラマに出演するのは今作が初めて。「ヤマト役を演じるにあたり、まず意識したのは、失礼になるかもしれないですが、あの一族にはないキラキラな笑顔を作ることです。(劇中で)春菜さんから時計をプレゼントしてもらうのですが、その金額を聞いたら、うん千万だったのは、鳥肌が立ちました…」と話している。

 木曜劇場『やんごとなき一族』は、フジテレビ系にて毎週木曜22時放送。

※キムラ緑子、内藤秀一郎コメント全文は以下の通り

◆キムラ緑子
「面白い作品に参加させていただくことになったなと思いました。台本を頂いて自分の思い描いていた“やんごとない”イメージと、この作品の世界観をすり合わせながら、撮影本番の前日まで役について考えていました。私が演じる春菜さんというキャラクターは、かわいらしさやわがままなところだけでなく、時折見せる弱い部分がすごく魅力的なんです。自由なお嬢様だけれど、か弱い部分があるというところを意識しましたので、そういったところも楽しんで見ていただけるとうれしいです。皆さんが毎週すごく楽しみに見てくださっている中で、私もこうして出演することができとても光栄です!温かく見守ってください」

◆内藤秀一郎
「オファーを頂いた時は、うれしさと恐怖もありました(笑)。あの深山家の一族と関わることができる喜びと、あの一族を間近で体験できるんだという恐怖がありました。もちろん、僕自身ドラマを見ていたので楽しみでもありました。ヤマト役を演じるにあたり、まず意識したのは、失礼になるかもしれないですが、あの一族にはないキラキラな笑顔を作ることです。
(劇中で)春菜さんから時計をプレゼントしてもらうのですが、その金額を聞いたら、うん千万だったのは、鳥肌が立ちました…。やんごとなき一族をご覧の皆さん。僕も一視聴者だったのですが、出演することが決まりました。作品のイメージを壊さないようにヤマトを演じたので、是非ご覧ください!」

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