女優・山口智子のライフワークである「LISTEN.」プロジェクトを書籍化した山口智子著『LISTEN.』が、8月26日に発売されることが発表された。

【写真】地球の美しい音を収めたタイムカプセル 山口のライフワーク「LISTEN.」プロジェクトの様子

 本書では、世界各地の民族音楽を伝えるという山口のライフワーク「LISTEN.」プロジェクトの10年の歩みが、自らの言葉と美しい地球の風景とともにつづられている。

世界中の美しい風景と、その土地で日々を生き、歌い、踊る人々の姿を捉えた写真を多数収録。音楽家のオリジナル演奏シーンを堪能できるQRコードも多数掲載されており、「世界の音」を体感できる一冊となっている。

 旅の始まりは、ハンガリーの大平原。遊牧騎馬民族の末えい「マジャル」との出会い。ユーラシア大陸の今に生きる文化に「遥かな魂の故郷と巡り会えた」と思うほどの感動を覚えるとともに、伝統音楽を今に受け継ぐカザフスタンの若者グループ「TURAN(トゥラン)」と出会い大感動した山口智子は、“音楽の素晴らしさを世界に伝えたい”と、「LISTEN.」プロジェクトを立ち上げた。

 その目的は、「その風土に根づいた暮らしから生まれ得た唯一無二の音楽の素晴らしさを、自分の納得いく形で未来に伝える」こと。最小限のスタッフとともに、現地リサーチから、音楽家との交渉、映像の編集や字幕の作成までをも自身で行うこのプロジェクトはスタートから10年を越え、訪れた国は26ヵ国にも及ぶ。

 ハンガリーのジプシー楽団、セルビアのバルカンブラスバンド、クレタ島の美しくも勇壮な舞踏、ジョージアのポリフォニー(多声音楽)、ギリシャのブルース・レベティコ、サルデーニャ島の火祭り、パタゴニアのパンパを駆けるガウチョたちの詩、アルゼンチンの多彩な音楽、イヌイットの喉歌・カタジャック、リトアニアの「希望の歌」、インドの口承音楽・コルナッコル…。彼女の音を追う旅は、地球のさまざまな土地に根づき、そして受け継がれ続ける音楽を一望できる奇跡的な記録でもある。

 山口は「『LISTEN.』は、未来に伝えたい地球の美しい音を収めたタイムカプセル。元気な明日を手繰り寄せる『音』に導かれた10年の物語を、ぜひ“体感”してください!」とメッセージを寄せている。

 山口智子『LISTEN.』は、生きのびるブックスより8月26日発売(予価:4000円+税)。


 山口智子のコメントは以下の通り。

<山口智子 Q&A>

――このプロジェクトの立ち上げのきっかけは?

 “LISTEN.”というタイトルが表すように、この地球の素晴らしさに、「耳を傾けたい」と思いました。見えすぎる過剰な情報で「知ったつもり」になるのではなく、耳を澄まして、世界を「感じる」センサーを取り戻したい。音楽は、地球の唯一の共通語。音楽は、世界を一つに結ぶ夢を担っていると思います。

――特に印象深かった旅の思い出は?

 イヌイットの歌に惹かれて、北極圏の凍った海の上を犬ゾリで走ったり…南米アルゼンチンで、野生と知性溢れる牧童「ガウチョ」と大平原を馬で駆け巡ったり…音は、素晴らしい冒険への扉を開いてくれます。

――このプロジェクトに参加されている皆さんに共通して聞いている質問に「1000年後に開けるタイムカプセルに、あなたは何を入れたいですか?」というものがありますが、山口さんご自身がタイムカプセルに入れたいものなんですか?

 もちろん“LISTEN.”「今」の地球の最高にカッコいい宝物が詰まっています。

――この本を受け取った方に一言お願いします。

 “LISTEN.”は、地球の美しい音を収めたタイムカプセル。ぜひ“体感”してください!

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