2022年版「海外ドラマ俳優ギャラランキング」が明らかになった。これまで映画で活躍してきたビッグネームが名を連ね、トップは1話当たり130万ドル(約1億7300万円)に上る。
【写真】映画スターがずらり 1エピソード1億円越えの俳優たち
Varietyが発表したリストによると、今年最高額のギャラを手にしたのは『イエローストーン』(パラマウント・ネットワーク)のケヴィン・コスナーと、この後撮影予定の新作『The Pilot(原題)』(Onyx Collective)に出演するマハーシャラ・アリで、1話当たり130万ドル(約1億7000万円)。
3位に付けたのは、『シャイニング・ガール』(Apple TV+)のエリザベス・モスで、1話あたり110万ドル(約1億4000万円)。
これに続くのは、『Tulsa King (原題)』(Paramount+)のシルヴェスター・スタローン、『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機』(Hulu)のマイケル・キートン、『イエローストーン』の前日譚『1923(原題)』(Paramount+)のヘレン・ミレンとハリソン・フォード、『となりの精神科医』(Apple TV+)のウィル・フェレルとポール・ラッド、そして『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』(Apple TV+)のジェイソン・サダイキスで、それぞれ1話あたり100万ドル(約1億3000万円)と続く。
テレビドラマの出演料は近年上昇を続けていたが、不況の恐れなどから、ここにきて歯止めがかかったようだ。タレントエージェントの話によると、テレビドラマの出演料は、トップランクで75万ドル~100万ドルに落ち着き、その下のランクで60万ドルから80万ドルに抑えられる傾向があるという。
Netflixなど大手配信サービスが出演料を抑えるなか、今回のリストには、新たに配信サービスに進出したParamount+の作品に出演する俳優が散見する。
また、テレビドラマ初進出の映画スターに高額ギャラが集中する傾向にあるが、多くがすでに出演しており、残るはトム・クルーズなどごく少数だという。
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