『仮面ライダーリバイス』に続く、新たな令和仮面ライダー『仮面ライダーギーツ』の制作発表が7日に配信され、主人公・浮世英寿を簡秀吉が演じ、9月4日より放送開始されることが明らかになった。
【動画】全貌がついに明らかに!『仮面ライダーギーツ』制作発表
本作ではギーツをはじめとした個性豊かな仮面ライダーたちが登場し、謎だらけのスリリングな生き残りゲームで競い合う。
制作発表では、デザイアグランプリに身を投じる仮面ライダーのキャストたちがズラリ。主人公・浮世英寿(うきよ・えーす)/仮面ライダーギーツ役・簡秀吉(かん・ひでよし)をはじめ、桜井景和(さくらい・けいわ)/仮面ライダータイクーン役・佐藤瑠雅(さとう・りゅうが)、鞍馬祢音(くらま・ねおん)/仮面ライダーナーゴ役・星乃夢奈(ほしの・ゆな)、吾妻道長(あづま・みちなが)/仮面ライダーバッファ役・杢代和人(もくだいかずと)らが登場。
それぞれの仮面ライダーはギーツが白いキツネ、タイクーンは緑のタヌキ、ナーゴは金の猫、バッファは紫の牛をモチーフとしていることが判明。変身の際は、デザイアドライバーというベルトにさまざまなバックルを装着し、力を解放することで多彩なフォームにチェンジしていく。
そして、デザイアグランプリのナビゲーターを務める謎の存在・ツムリ役を演じる青島心と、サロンコンシェルジュ・ギロリ役を演じる忍成修吾も登場。謎に包まれた彼らがどのような活躍をするのかも非常に気になるところだ。
仮面ライダーといえば主題歌も気になるポイント。本作では倖田來未と湘南乃風という豪華アーティスト2組がタッグを組んで手がける。
制作発表の最後はキャストたちがそれぞれ視聴者へのメッセージを語り、簡は「浮世英寿を全力で愛し、そして全力で愛されるように1年間、スタッフのみなさん、キャストのみなさんと頑張っていきますので応援のほどよろしくお願いします!」と力を込めて宣言した。
『仮面ライダーギーツ』は、テレビ朝日系にて9月4日より毎週日曜9時放送。
※キャストとアーティスト、脚本のコメント全文は以下の通り。
<キャストとアーティスト、脚本のコメント全文>
■簡秀吉(浮世英寿役)
――演じるキャラクターについて教えてください
僕が演じる英寿はとにかく強くて戦い方もトリッキーで、余裕があって天才肌。その根本にはやさしさがあるのですが、まだ謎が多いキャラクターです。何を考えているかわからないので、ちょっと時間はかかりましたが、少しずつ役柄をつかんできています。
――変身後のビジュアルでお気に入りのところは?
ギーツは、白いキツネがモチーフ。脚にはバイクのマフラーのようなものがついていて、デザイアドライバーのバックルを逆さに向けると胴体の装具と下半身の装具が逆さまになってフォームチェンジするのがお気に入りですね。あとは変身するときの効果音もカッコいいです!
――出演が決まったときのエピソードを教えてください
結果はまだかまだかと眠れない日々を過ごしていたんですけど、1週間ぐらいたってマネージャーさんから事務所に呼ばれて部屋に入ったら、動画をまわされていて「これは何ごとか?」と…。そしたら「仮面ライダー合格しました」と言われて、まず頭が真っ白になって…。「ドッキリかな?」という初めての感情がわきましたね。そのあと、家に帰ってお母さんに電話して報告したら、すぐさま「調子に乗るな」って言われました(笑)。
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします
浮世英寿を全力で愛し、そして全力で愛されるように1年間、スタッフの皆さんそしてキャストのみなさんと頑張っていきますので応援のほどよろしくお願いします!
■佐藤瑠雅(桜井景和役)
――演じるキャラクターについて教えてください
桜井景和は就活中の大学生、22歳でたぬきそばが大好き。何事にもまっすぐで第一に他人のことを考える、正統派ヒーローっぽいキャラかなと思っています。視聴者のみなさんと一緒に物語を進行して行くキャラでもあります。かわいい景和くんを愛してください、お願いします!
――変身後のビジュアルでお気に入りのところは?
タイクーンのモチーフは、緑のタヌキ。最初はいきなりライダーとなって戦いに駆りだされ、戦い方もわからない状態なので強くはないんです。でも成長を重ねていったら、もしかしたら強くなっちゃうかも知れません。タイクーンは顔がかっこいいし、全体的にかわいいと思うので、ぜひ楽しみに待っていてください。
――出演が決まったときのエピソードを教えてください
別件のお仕事で事務所の社長さんたちと集まってお話しした後、カフェによばれて「佐藤くん、残念ながら…仮面ライダー合格しました」と言われて、「何それ!?」みたいな…。仮面ライダーは小さいころから見ていたので信じられなかったです!
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします
僕は、本作が俳優デビュー作品となります。いろいろなことを現場で吸収しながら、俳優として成長すべく頑張っていきます。カッコいい景和やかわいい景和、いろいろな景和が見られると思うので、楽しみに待っていただければうれしいです。応援よろしくお願いします!
■星乃夢奈(鞍馬祢音役)
――演じるキャラクターについて教えてください
私が演じる祢音ちゃんは、元気で明るい性格。
――変身後のビジュアルでお気に入りのところは?
ネコがモチーフなのですが、セレブ感のあらわれなのか、全体的にゴールドで変身後もちゃんと祢音ちゃんらしさが受け継がれているところがお気に入りだし、かわいいなと思っています。
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします
生き残りゲームということで演じている私自身もヒヤヒヤドキドキしながら撮影しているんですけど見てくださる方は私たちよりもっとヒヤヒヤして、「この先どうなるんだろう?」という気持ちになると思います。最後までその気持ちを引きのばせるように素敵な作品を作っていきます。みんなで力を合わせながら作っていきますので、1年間よろしくお願いします!
■杢代和人(吾妻道長役)
――演じるキャラクターについて教えてください
道長はぶっきらぼうで一匹狼。トゲのある人物に見えるんですけど、人情というか仲間思いな部分は強く持っていて、熱い男。無口でクールなキャラなのにちょっとおせっかいみたいなところがあって、そこがかわいいなと思っています。あとはなんといっても、ギーツとライバル関係なので、バチバチ感を見せていきたいなと思います。熱い男・道長にぜひ注目して見てください。
――変身後のビジュアルでお気に入りのところは?
ツノがカッコいいですね。そして、戦闘スタイルがド派手。
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします
視聴者の方が人生を振り返ったときに「この作品面白かったな」と思っていただけるような作品にしたい。共演者そしてスタッフのみなさんなどいろんな方々のおかげで撮影ができることに感謝しながら1年間頑張っていきたいと思います!
■青島心(ツムリ役)
――演じるキャラクターについて教えてください
ツムリはデザイアグランプリというゲームの中でナビゲーターとしてゲームの説明や進行、結果発表を行う役。そもそも人間なのか、未来からやって来たのか、はたまた過去から来たのかもわからない謎の存在です。でも性格は明るくて愛嬌がよく、ゲームに出場するみなさんを支え、寄り添う位置づけなんです。うれしいときは一緒に喜んで、悲しいときは一緒に悲しんで…と、誰にでも平等に接することができる子だと思って演じています。
――出演が決まったときのエピソードを教えてください
マネージャーさんから(オーディション合格の)連絡をいただいた日、実は私の誕生日だったんです。たぶん東映さんの粋な計らいかなと思っているんですが、すごいプレゼントをいただいたなと思いました。
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします
毎回、登場するライダーたちが本当にカッコいいので期待して見てください。ツムリとギロリさんは変身しませんが、忘れないでいてくれるとうれしいです。支えてくださるスタッフさんといつも助けてくれる共演者のみなさんと一緒に、脚本家さんや監督さんたちの伝えたいことを体現できるように頑張っていきます。
■忍成修吾(ギロリ役)
――演じるキャラクターについて教えてください
ギロリは、『ギーツ』の舞台となるデザイアグランプリのサロンコンシェルジュ。まだ謎が多いのですが、執事っぽい感じのキャラクターなのかなと思っています。今はあまり抑揚をつけない、平坦な感じで演じさせてもらっているのですが、今後どんなふうに変われるのか、自分の中で期待しながら撮影に臨んでいます。
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします
初期の段階では謎多き人物なので、どれだけこの作品を引っかきまわせるか頑張りたいと思います。もしかして追い詰められたら変身するかも…なんて期待もしています。
■倖田來未(主題歌)
『仮面ライダーギーツ』の主題歌を、湘南乃風さんと担当させていただくことになりました。この楽曲で戦闘シーンやカッコいいシーンを盛り上げたいなと願いながらレコーディングをさせていただきました。歌詞も“裏の裏”みたいな意味がたくさん隠されています。
私もこれからギーツのストーリーがどうなっていくのか、細かくは知らされていないので、これからオンエアを楽しませていただけたらなと思っています。ぜひ仮面ライダーギーツを楽しんでいただけたらうれしいです。
■湘南乃風(主題歌)
鎧武乃風以来、9年振りに仮面ライダーに関われて光栄に思います。そして今回はなんといっても倖田來未さんと、初タッグを組ませていただけるということで、新たな化学反応を共に作り上げ、その楽曲で作品を盛り上げていければと思います。
■高橋悠也(脚本)
令和4作目の『仮面ライダーギーツ』は、生き残りゲームをテーマにした仮面ライダーということで、例年になく多人数のライダーが出てきます。それゆえに戦う理由もさまざまなのですが、こんな時代ですから子どもも大人も憧れるような、強くてカッコいい仮面ライダーを目指して作っていきたいと思っています。
多人数ライダーが生き残りをかけて戦うということで当然、生き残らないライダーも出てきます。レギュラーといえどもずっと生き残っていられるのかは僕にもわからないので、キャストのみなさんには“自分は生き残らなくちゃダメだ”という存在感を存分に発揮して取り組んでいただけたらなと思います。一緒に創っていきましょう、楽しみにしています!