モデル・女優の松村沙友理が主演する10月スタートのドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(ABCテレビ、テレビ朝日)より、松村演じる主人公えりぴよの“赤ジャージ”に身を包んだキャラクタービジュアルが初公開。また、マイナー地下アイドルグループ「ChamJam(チャムジャム)」のメンバーを演じるキャストとして、中村里帆らの出演が発表された。



【写真】松村沙友理が扮する、推しに人生を捧げたドルオタに! 赤ジャージビジュアル

 本作は、岡山県で活動するマイナー地下アイドル「ChamJam」と、彼女たちを熱狂的に応援するオタクたちの姿を熱く、切なく、尊く描く、ドルオタ青春コメディー。“推し武道”の愛称で親しまれている平尾アウリによる原作漫画は、2015年より「COMICリュウ」(徳間書店)に連載され、2020年1月にはアニメ化もされた。

 松村が演じる主人公えりぴよは、「ChamJam」のグループ内人気最下位メンバー・市井舞菜に人生のすべてをささげるドルオタ女子。お金も時間も全てを舞菜に注ぎ込むため、自分の服は高校時代の赤ジャージしか持っていないという徹底ぶり。そんなえりぴよのトレードマークである“赤ジャージ”に身を包んだ、松村のキャラクタービジュアルが初公開された。

 「ChamJam」7人組のキャストは、不動のセンターでリーダー、メンバーカラー・ピンクの五十れお役に中村里帆。そして現役女子高生のガールズユニット@onefiveが4人そろってドラマ初挑戦。しっかり者でクールなブルー・松山空音役にはMOMO、セクシー担当のお姉さんキャラでメンバーカラー・イエローの伯方眞妃役にはKANO、おっとりだけどダンスが得意なメンバーカラー・パープルの水守ゆめ莉役はSOYO、いつも自由で元気いっぱいなメンバーカラー・ホワイトの寺本優佳役はGUMIが演じる。グループの妹的存在、ちっちゃなグリーン・横田文役は、今作最年少の14歳でドラマ初出演となる和田美羽。そして、えりぴよが熱烈に推しているにもかかわらず、グループ内人気最下位で、内気でシャイなサーモンピンク・市井舞菜役は伊礼姫奈が務める。

 主演の松村はChamJamメンバーのキャスト陣について「ダンスと歌の完成度が高くて驚きました。ドラマの中だけではもったいないほどです。
撮影の間も、みんな楽しそうに話しているのを見るのが尊かったです。オタクみんなで微笑ましく見ています。かわいいです」と絶賛している。

 ドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』は、ABCテレビにて10月9日23時55分、テレビ朝日にて10月8日26時30分より放送。

 ※キャストコメント全文は以下の通り。

<キャストコメント全文>

■松村沙友理(えりぴよ役)

――撮影の雰囲気や、ChamJamメンバーの印象を教えてください

ダンスと歌の完成度が高くて驚きました。ドラマの中だけではもったいないほどです。撮影の間も、みんな楽しそうに話しているのを見るのが尊かったです。オタクみんなで微笑ましく見ています。かわいいです。

――舞菜とえりの関係性について、感じたことは?

舞菜と一緒に演じていて、セリフとして話すことも少ないし、いざ話すときも上手く噛み合わない…。それでも心では繋がっている感じがします。
私も撮影前は二人がどうなるのか全く予想ができなかったのですが、日々、舞菜との絆が深くなっていくのがわかり、現実のアイドルとファンの関係もそうなんだろうなあと思いました。

■中村里帆(五十嵐れお役)

――出演が決まったときのお気持ちを教えてください

私は中森明菜さんがずっと大好きで、アイドルは昔から憧れていた職業の一つでした。歌が上手かったらやってみたかったな…と密かに、密かーに思っていたのでワクワクする気持ち半分、チャムのような今のアイドルらしい可愛さがこの私から出せるのだろうか!?という不安要素半分、撮影が始まるまで毎日ソワソワしていました。原作は、序盤の方はとにかく爆笑の連続でしたが、4巻辺りでれおの心情が見え始め胸がぎゅっと締め付けられるような感覚になり、コミカルな場面に垣間見える彼女たちのリアルな心情に、なんて面白い漫画なんだ!と純粋に思いました。そして、ファンとアイドルの強い絆はとても眩しく、羨ましくも思えました。

――演じられるれおの印象は?

まさにアイドルの鑑! そして人としても彼女から学ぶ事が沢山ありました。気心知れたメンバーの前でも“五十嵐れお”であり続け、いつまでも努力する事と謙虚な気持ちを忘れない、そして誰よりもチャムジャムを、アイドルを愛する姿は本当にかっこよく、私もすぐにれお推しになりました。そして、れおの過去は自分の過去と重なるところがあり、れおはお家にいる時、1人でいる時はちゃんと吐き出せているのかな、泣いたり出来ているのかなとよく考えます。知れば知るほど輝きが溢れる彼女を演じさせて頂くのは今までにないくらいのプレッシャーを感じています!

――視聴者の方へメッセージをお願いします

歌もダンスも初めての事ばかりで毎日ドキドキが止まりませんが、実写でしか見られないれおの表情をお見せする事が出来たらと思うので、ドラマ版も楽しみにして頂けたら嬉しいです。自分を信じて、最強アイドルれおをやり遂げます!

■MOMO(@onefive)(松山空音役)

――出演が決まったときのお気持ちを教えてください

最初は本当にびっくりしました。元々原作を知っていてアニメも見ていたので、とても光栄に思います。また、@onefive4人での出演はとても嬉しく、プレッシャーも感じています。
普段からグループ活動をしている経験を上手く活かしていきたいです。原作を読んだ時は、ファン目線の物語だけでなく、アイドル側の悩みや思いも描かれていて、何度も共感するところがありました。色んな角度から、色んな人の目線で楽しめるとっても魅力的な作品だと思います。

――演じられる空音の印象は?

空音ちゃんはクールなだけじゃなく、ついついガチ恋になってしまうようなあざとさも持ち合わせていて、アイドルとしての魅力をたくさん持つ子だなと感じました。また、うちに秘めるチャムやれおへの想いがとっても熱く、芯の通った頼もしい子だと思いました。最初は私とは全然タイプの違う子だと思い、上手く演じられるか不安でしたが、空音ちゃんのことを知っていく度に自分と重なる部分が増えていき、空音ちゃんのことが大好きになりました。

――視聴者の方へメッセージをお願いします

現役でステージに立つ私だから演じられる部分がたくさんあると思います。自分自身の経験を活かして、精一杯この作品に貢献したいです。@onefiveも武道館に行くことは大きな目標なので、この作品には運命を感じています。そんな推し武道の愛に溢れた世界をたくさんの方に見て、知って、大好きになって欲しいなと思っています。視聴者の皆さんを空音ちゃんと推し武道に夢中にさせられるよう、頑張ります!

■KANO(@onefive)(伯方眞妃役)

――出演が決まったときのお気持ちを教えてください

こんなに人気な作品に出演できるなんて夢かと思いました。音楽活動させて頂いてますが、アイドルとして出演できることは私にとってとても勉強になると嬉しく思っています!

――演じられる眞妃の印象は?

クールで、大人っぽい! でも、優しさに溢れていて女性としてもお手本になる人だと思います。
私には無いものをたくさん持っているので、少しでも近づけるようになりたいです。

――視聴者の方へメッセージをお願いします

大人気の原作に少しでも近づけるよう、私たちらしい作品になれるように頑張ります! 楽しみにしていてください!

■SOYO(@onefive)(水守ゆめ莉役)

――出演が決まったときのお気持ちを教えてください

私自身、初のドラマ出演なんですが、こんなに素晴らしい作品のドラマに、しかも@onefiveのメンバー全員で、出演させて頂けることに、すごくびっくりしたし、嬉しい気持ちでいっぱいでした! 原作を読んだ時、えりぴよさんやくまささん基くんなどの推しへの真っ直ぐな気持ちにとてもほっこりしました!

――演じられるゆめ莉の印象は?

ゆめ莉はおっとりしていて、控えめであまり自己主張しない性格だけど、ダンスはとても上手というギャップが魅力的だなと思いました。眞妃と仲良しでお互いに思い合っていて、素敵な関係だなって思ったし、そんなゆめ莉がすごく可愛いなと思いました。

――視聴者の方へメッセージをお願いします

初めてのドラマで素晴らしい作品に出演させて頂けてとても嬉しいです! 水守ゆめ莉の可愛さを伝えられるように精いっぱい演じようと思います! この作品をたくさんの方に観ていただいて、好きになってもらえるようみんなで一生懸命頑張ります! 楽しみにしていてください!

■GUMI(@onefive)(寺本優佳役)

――出演が決まったときのお気持ちを教えてください

まさか@onefive4人でドラマに出られるとは思っていなかったので、初めて聞いた時は本当に嬉しかったです! この作品はアイドルとファンの話なので私達にぴったりだと思いました!

――演じられる優佳の印象は?

原作を読んだ時から優佳ちゃんは1番印象が強かったです。自由奔放だけど憎めない感じや最年少なのにそれを感じさせないぐいぐい感、文との掛け合いを他のメンバーに見守られてる感じが可愛くて好きです!

――視聴者の方へメッセージをお願いします

原作を読んだ時、優佳ちゃんが1番好きなキャラクターだったので選ばれた時は嬉しかったのですが、私はもともと元気なタイプではなくて性格も優佳ちゃんとは真逆なので少し不安な気持ちもありました。でも、その不安は稽古を重ねるにつれ、自分とは違うタイプを演じることの楽しさに変わっていきました。優佳ちゃんの愛される自由奔放さを表現できるように頑張ります! ライブのシーンでも優佳ちゃんらしい踊り方で踊っているので注目して下さると嬉しいです!

■和田美羽(横田文役)

――出演が決まったときのお気持ちを教えてください

初めてのドラマ出演ということで、とても嬉しかったです。原作を読んで笑いあり、涙ありの内容で、オタクがどういう気持ちでアイドルを推しているのか、読んでいてとても面白かったので、ドラマで表現できるのが楽しみです。

――演じられる文の印象は?

文は負けず嫌いで妹キャラなのに、どこか姉御肌気質でもあります。人気ランキングは下で後列組だけど、どこか自信があって…私と真逆の性格だと感じていて、憧れるところがたくさんあります。

――視聴者の方へメッセージをお願いします

このドラマはオタクの気持ちやチャムジャムのメンバー1人1人の思いが描かれている、涙あり、笑いありの作品です。たくさんの方が共感するドラマだと思うので、私たちも皆さんから「面白い!」「泣ける」等の言葉がもらえるように精一杯頑張ります。
「推しが武道館いってくれたら死ぬ」ぜひご覧ください。

■伊礼姫奈(市井舞菜役)

――出演が決まったときのお気持ちを教えてください

私がアイドル役!?という驚きと、舞菜を演じられる嬉しさでいっぱいでした。元々原作を読んでいたので、正直プレッシャーもありましたが、新しい自分と出会えるキッカケとなる作品だと思ったので、全力で楽しんで挑戦しようと思いました! 原作の個性豊かなキャラクターと、コミカルでシュールなシーンがギュッと詰まっていて、台本を読みながら沢山笑っていました。

――演じられる舞菜の印象は?

舞菜は、アイドルらしくないアイドルだなと思いました。だけど誰よりもアイドルが好きで一生懸命だけど不器用で内気。知れば知るほど、応援したくなる可愛い子です。えりぴよさんと舞菜は唯一無二の関係だなと思います。推しとオタクの括りを超えて、母と娘みたいな関係性…? 言葉に表すのが難しいです。

――視聴者の方へメッセージをお願いします

原作の世界観を大切に、監督や共演者の方とコミュニーケーションをとりながら、大切に舞菜を演じていきたいと思います。推しがいる方はもちろん、推しがいない方にも心に刺さるものがあると思います。より多くの方に見て頂きたいです!

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