SixTONES京本大我が、10月スタートのシンドラ『束の間の一花』(日本テレビ/毎週月曜24時59分)で連続ドラマ単独初主演することが発表された。ヒロインは藤原さくらが務める。



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 タダノなつの同名漫画をドラマ化する本作は、余命宣告を受けている「哲学講師」と「生徒」、いつ終わりを迎えるかわからない日々を過ごす2人のはかなくも温かい“束の間”の恋の物語。

 千田原一花(せんだわら・いちか)は、高校2年の春、医師から余命2年の宣告を受けた。その宣告期間を越えた一花はいつ終わりを迎えるか分からない日々を過ごしながら大学生となる。そこで「生きる希望」を見つけた。哲学講師の萬木昭史(ゆるぎ・あきふみ)先生だ。萬木は、優しく「生きる意味」を授業で説く。一花は萬木の講師室に通い詰め、2人は次第に距離を縮める。

 「先生がいればずっと生きていられる気がする」―しかし、萬木先生はある日突然、大学を辞め、一花の前から姿を消した。探しに探して、やっと会えた先生は言った。「死ぬんだってさ、俺。くたばり損ないってやつだ」。

 奇しくも余命宣告をされた同じ境遇の2人…。
他の人にはわからない痛みを分かち合い、お互いが生きる希望になれるのか。どんなに頑張ってもこの恋は死んでしまうのか―?

 余命宣告を受けた哲学講師・萬木昭史を演じるのは、京本大我(SixTONES)。孤独で少しミステリアスな役を等身大で演じる。京本は「久しぶりに頂いたドラマが主演ということに、まずびっくりしました。自分としては生徒役もそんなに演じてきたこともなかったので、いきなり先生役ということでちょっとハードルを感じます。でも今、27歳だからこそできる演技で挑みたいなと思います」と意気込みを。

 余命宣告を受けたヒロイン、女子大生の千田原一花を演じるのは、日本テレビドラマ初出演の藤原さくら。今まで演じたことのない、前向きで明るいヒロインに挑戦する。藤原は「実は数年前にこの原作を読んでいて、友達と『すごく面白かったよね』という話をしていたので、最初に出演のお話を頂いたときは率直にびっくりしました。今まで演じたことがないような、前向きでとても明るい溌剌な役で、積極的に先生にアタックするようなところも、演じるのがすごく楽しみです」と話している。

 「シンドラ公式 YouTube チャンネル」では、京本と藤原さくらのスペシャルメッセージが公開された。

 シンドラ『束の間の一花』は、日本テレビにて10月より毎週月曜24時59分放送(全10話)。


 コメント全文は以下の通り。

<コメント>

■京本大我(SixTONES)

 久しぶりに頂いたドラマが主演ということに、まずびっくりしました。自分としては生徒役もそんなに演じてきたこともなかったので、いきなり先生役ということでちょっとハードルを感じます。でも今、27歳だからこそできる演技で挑みたいなと思います。

 萬木は余命宣告を受けたことによって、より周りとの環境を遮断してしまうような、孤独を自ら選んでいこうとするキャラクターですが、僕自身、特別「ワー」って明るいタイプじゃなかったり「友達いっぱい作ろうぜ」っていキャラクターでもないので、萬木の感じは等身大でいけるかなと思っています。

 このお話は一見悲しそうに感じられると思いますが、一花という明るいキャラクターが側にいてくれるからこそ、萬木の気持ちもどんどん前に向いて、一緒に今を生きていこう、今を大事に生きていこうという間違いなく力強い、明るいエネルギーがたくさん詰まっています。

 きっと見ていただける皆さんに活力というか、すごく大きなパワーを与えられる素敵な作品だと思っていますので、是非見てください!!

■藤原さくら

 実は数年前にこの原作を読んでいて、友達と「すごく面白かったよね」という話をしていたので、最初に出演のお話を頂いたときは率直にびっくりしました。今まで演じたことがないような、前向きでとても明るい溌剌な役で、積極的に先生にアタックするようなところも、演じるのがすごく楽しみです。

 余命宣告されたらきっと塞ぎこんじゃう人が多いと思うんですけど、ちょっと一花ちゃんは変わっていて、それでも毎日生きることを楽しんでいる女の子だなと思いました。病気とどう向き合うかということより、好きな人ができて、毎日が明るく、そのことが生きがいになっていく所に焦点をあてていきたいと思いました。

 見てくださる視聴者の皆さんの身の回りの家族だったり、恋人 だったり、友達との時間が、かけがえのないものに感じられる 作品になるように、私たちも頑張って演じさせて頂きたいと思 います。是非ご覧ください。


■原作者・タダノなつ

 ドラマ化の知らせを聞いたとき寝起きでしたので、まだ夢のような心地です!

 連載を始める時、自分の死について深く考える機会があったのですが、世界のやさしさに対して死って怖すぎるということに思い当たりました。人生の終わりは理不尽で救いようのないものだと思いたくない一心で描いていたような記憶があります。

 そんな『束の間の一花』にまた息を吹き込んでいただけること、主人公たちの新たな人生を見られることが嬉しくて仕方がありません。

 私にとって大切な物語になることを確信しています。楽しみです…!

■プロデューサー・大井章生

 このドラマは、何気ない日常をこれまでよりもっと大事に思える、そんな物語だと思います。でも暗いお話ではなくて、明るくて前向きで。一花にとって萬木先生は余命を伸ばしてしまうぐらい生きる希望で。萬木もまたそんな一花に再会して生きる意味をみつけて…。

 「人を好きになる」こんなにも人生を輝かせる。そう思わせてくれる2人の恋の物語に共感して、見て頂 いた方の心に何かポッと灯るものがあれば、これ以上のことはありません!

 京本さんがどのように孤独な哲学講師・萬木を演じてくださるのか私も楽しみですし、藤原さんが今まで演じたことのない役どころの一花を演じる姿もワクワクです! ぜひご覧ください!

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