『ロード・オブ・ザ・リング：力の指輪』、原作者トールキンの故郷ロンドンでファイナルプレミア　大英博物館でアフターパーティーも

9月2日よりPrime Videoで独占配信がスタートした、『ロード・オブ・ザ・リング』の新ドラマシリーズで、「中つ国」の歴史上でも伝説的な＜第二紀＞の世界を初めて映像化した『ロード・オブ・ザ・リング：力の指輪』。配信開始に先立つ8月30日（現地時間）に、ロンドンのレスター・スクエアにて最後のプレミアとなるロンドン・プレミアが約2000人の観衆を集めて開催され、その後同日に、大英博物館にてアフターパーティーも華々しく行われた。【写真】きらびやかなドレスで登場のガラドリエル役モーフィッド・クラーク 本作は、J・R・R・トールキンの『ホビット』や『ロード・オブ・ザ・リング』のはるか数千年前を舞台にした壮大な物語。偉大な力の創造、王国の栄枯、ヒーローたちの試練、そして全世界を闇で覆うトールキンが生み出した最強のヴィランが描かれる。 平和な時代から物語は始まり、おなじみのキャラクターたちと新たなキャラクターたちが次第に、「中つ国」に再出現する悪に立ち向かうことに。霧ふり山脈の暗闇の奥地から、エルフの首都リンドンの雄大な森、広大な島国ヌーメノール王国、そして地図の最果ての地におよぶまで、壮大な冒険が展開していく。 本作のプレミアはロサンゼルス（8月15日）を皮切りに、メキシコシティ（8月17日）、ムンバイ（8月19日）、ニューヨーク（8月23日）と各地で開催され、このロンドンの歴史あるレスター・スクエアでのプレミアが最後のプレミアに。会場では、600メートル以上に及ぶ長さの円形カーペットの中央に、シリーズで描かれた5つの王国を表現した、高さ12メートルもの精巧な手作りの建造物が設置された。 この日、レスター・スクエアにあるオデオン・ラックスとシネワールドに到着したキャスト、スタッフ、ゲストは、中つ国の5つの王国になぞらえた順路を進み、ファンやメディアと交流を楽しんだ。 そしてロンドン・プレミア終了後は、1753年に設立された大英博物館にてアフターパーティーを盛大に開催。会場には中世のリンドン王国を思わせる金箔を貼った柱がそびえ立ち、エルフの金文字をあしらったレッドカーペットも敷かれた。有名な円形閲覧室を囲むグレート・コートの階段では、本シリーズの作曲家であるベアー・マクリアリーが、10台の太鼓と21名のヴォーカリストを含む31人編成のオーケストラを率いて、このアフターパーティーの為に作曲した楽曲を生演奏で披露した。 プレミアに登場したレギュラーキャストは22名。ヌーメノールの摂政女王ミーリエル役のシンシア・アダイ＝ロビンソン、エルフの若き高官エルロンド役のロバート・アラマヨ、ドワーフの王子ドゥリン四世役のオウェイン・アーサー、ヌーメノールの若者イシルドゥル役のマキシム・バルドリー、癒し手の人間ブロンウィン役のナザニン・ボニアディ、高名なエルフ戦士指揮官ガラドリエル役のモーフィッド・クラーク、シルヴァン・エルフの戦士アロンディル役のイスマエル・クルス・コルドヴァ、エルフ鍛冶ケレブリンボール役のチャールズ・エドワーズ、ヌーメノールの摂政女王の顧問官ファラゾーン役のトリステン・グラベル、サドク・バロウズ役のサー・レニー・ヘンリー、ヌーメノールのエアリエン役のエマ・ホルヴァス。 さらに、ハーフットの少女エラノール（“ノーリ”）・ブランディフット役のマルセラ・カヴェナー、ブロンウィンの息子テオ役のタイロー・ムハフィディン、親王妃ディーサ役のソフィア・ノンヴィート、ヌーメノールの船長エレンディル役のロイド・オーウェン、ノーリの親友ポピー・プラウドフェロー役のメーガン・リチャーズ、ノーリの父ラルゴ・ブランディフット役のディラン・スミス、無頼の徒ハルブランド役のチャーリー・ヴィッカー、ファラゾーンの息子ケメン役のレオン・ワダム、エルフの上級王ギル＝ガラド役のベンジャミン・ウォーカー、謎の人物よそびと役のダニエル・ウェイマン、ラルゴの妻マリゴールド・ブランディフット役のサラ・ズワンゴバニ。 そのほか、『グッド・ウィル・ハンティング／旅立ち』でアカデミー賞にノミネートされたミニー・ドライヴァーや、トールキン財団の一行も参加した。 ドラマシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング：力の指輪』は、Prime Videoにて、第1話と第2話が配信中。毎週金曜13時より新エピソードを独占配信。