三浦友和、『クロサギ』詐欺師界のフィクサー・桂木敏夫役で出演　平野紫耀と初共演

King ＆ Princeの平野紫耀が主演を務める10月スタートのドラマ『クロサギ』（TBS系／毎週金曜22時）に、俳優の三浦友和が詐欺師界のフィクサー・桂木敏夫役で出演することが発表された。平野とは初共演。【写真】三浦友和、詐欺師界のフィクサー・桂木敏夫役 本作は、詐欺によって家族を失った主人公・黒崎（平野）が「詐欺師をだます詐欺師＝クロサギ」となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。 原作は黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズ。今作は、2013年に全42巻で完結した漫画シリーズを原作に、いわば“『クロサギ』完全版”として新たにドラマ化。主人公・黒崎高志郎を平野が演じる。2022年の現代を舞台に、今の日本でリアルに起こっている詐欺に「クロサギ」が喰らいつく。 三浦演じる桂木は、表向きは甘味処の店主だが、実は詐欺師たちの頂点に立つフィクサー。詐欺師に必要な情報や詐欺の方法を売っており、黒崎も桂木から情報を買って儲けの4割を情報料として納めるなど、黒崎にとって詐欺の師匠的な存在だ。そして、なぜ黒崎は「クロサギ」として生きていくことになったのか。そこにも、桂木が深く関わっている。 一見、穏やかで親子のような関係に見える桂木と黒崎だが、互いの腹の内を見せることは決してなく、一定の距離感を保っている。桂木と黒崎の複雑な師弟関係。やがて桂木は、黒崎の前に立ちはだかる大きな壁となるのか―。物語が進むにつれて明かされる過去の真実にも注目したい。 『Nのために』以来、約8年ぶりのTBS連続ドラマ出演となる三浦は、「原作漫画を全巻読ませていただきまして、とても面白く、素晴らしいエンターテインメント作品だと感じました」とコメント。さらに、「桂木は黒崎に対して息子のような情を持っているようにも見えますが、逆に黒崎は桂木をどう見ているのかということもあります。撮影では、黒崎が桂木に対してどのようなリアクションを見せてくれるのかも楽しみですし、演じていく中で関係性も変わっていくのかなと思います。初共演となる平野くんとの撮影も、楽しみにしています」と期待を寄せた。 武田梓プロデューサーは、「三浦さんご自身のアイデアもいただきながら作り上げた桂木像を、皆様にお届けできる日を楽しみにしております」としている。 金曜ドラマ『クロサギ』は、TBS系にて10月より毎週金曜22時放送。 コメント全文は以下の通り。＜コメント全文＞■三浦友和 原作漫画を全巻読ませていただきまして、とても面白く、素晴らしいエンターテインメント作品だと感じました。いろいろな“詐欺”がある現代ですから、この作品をドラマでやることで、見てくださる皆さんにも用心していただけるんじゃないかと思います。 私は詐欺師界のフィクサーである桂木を演じますが、黒崎との関係性はとても複雑だなと思います。桂木は黒崎に対して息子のような情を持っているようにも見えますが、逆に黒崎は桂木をどう見ているのかということもあります。撮影では、黒崎が桂木に対してどのようなリアクションを見せてくれるのかも楽しみですし、演じていく中で関係性も変わっていくのかなと思います。初共演となる平野くんとの撮影も、楽しみにしています。 このドラマは“詐欺”がテーマになっていますが、その中で描かれる人間模様も見応えのある要素になっていると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。■プロデューサー：武田梓 詐欺という犯罪の在り方が時代と共に変わっていく中、常に頂点に君臨する「桂木」という存在を三浦友和さんにお引き受けいただき、とても身の引き締まる思いです。 三浦さんご自身のアイデアもいただきながら作り上げた桂木像を、皆様にお届けできる日を楽しみにしております。 黒崎にとって桂木は、一体どのような存在なのか。 『クロサギ』という作品の大きな見所の1つ、何物にも例え難い2人の関係にもご注目ください。