スティーブ・マーティン、マーティン・ショート、セレーナ・ゴメスの3人が共演するドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』が、この度開催されたエミー賞にて3部門を受賞した。さらに、声優の山寺宏一が発案・キャスティング協力を手掛けた声優陣による本作のシーズン1&シーズン2日本語吹き替え版が、あす9月14日より、ディズニープラス「スター」にて独占配信されることが決定。
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セレーナ・ゴメス8年ぶりの主演作にして、ハリウッド・コメディー界のレジェンド、スティーブ・マーティン、マーティン・ショートの3人がメインキャラクターを務める本作。実録犯罪番組マニアという共通点から、偶然意気投合した2人の小奇麗でおちゃめなおじさま“チャールズ”と“オリバー”、そして2人の孫ほど年の離れた女性“メイベル”という、同じ高級マンションに住む3人のご近所さんが、自分たちが暮らすマンションで突如起こった殺人事件の謎に迫っていく物語だ。自分たちが愛聴していた実録犯罪番組にあこがれ、この事件についてのポッドキャスト番組をスタートさせる3人が、事件の真相を追う中で互いのうそや悩みに向き合いながら絆を深めていく―。
今年の第74回エミー賞で、新作ドラマとしては最多となる17部門のノミネートを果たしていた本作は、3部門を受賞しクオリティーの高さが証明された。また、エミー賞のプレゼンターとして、主演のスティーブ・マーティン、マーティン・ショート、セレーナ・ゴメスの3人がそろって壇上に上る場面も。3人は作中をほうふつとさせるような軽快な掛け合いを見せ、会場を沸かせた。
そんな本作の日本語吹き替え版で、自身初の発案・キャスティング協力を務める山寺は「それぞれ今まで共演したことがある方の中でこの人がいいんじゃないかと感じる部分があって、その中で誰が一番ぴったりくるのかを考えるのが楽しかったです!」と、その過程を振り返る。「まず、スティーブ・マーティンと言えば羽佐間(道夫)さんだったので、是非お願いしたいと思いました。林原(めぐみ)さんはものすごく役を掘り下げて、作品性とかキャラクター性に妥協せずに向き合う方なので、彼女だったらうまく表現してくれるだろうと感じました。そう思って作品を改めて観たら、メイベルが林原さんの声に聞こえてきたんです」と、本作で共にメインキャストを担当する羽佐間、林原を提案した理由についてコメント。
さらに、「ジャン役を演じる戸田恵子さんに関しては、いろんな意味で戸田さん以外はいないなと感じていました。
山寺は本作について「良い作品を、いい共演者と吹替えするということは、声優にとって一番幸せなことです。僕は、この作品の収録をしている時にそれをすごく実感しました」とその喜びをかみしめた。
ドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』シーズン1&シーズン2日本語吹き替え版は、ディズニープラス「スター」にて9月14日より配信。

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