ジュノ（2PM）＆イ・セヨン初共演！ “身分が違う2人”の切ないラブロマンス『赤い袖先』BD＆DVDリリース

日本でも人気が高い韓国の男性ダンス＆ボーカルグループ2PMのジュノと“時代劇クイーン”のイ・セヨンが初共演したラブロマンス『赤い袖先』。本作は、朝鮮王朝史に輝く稀代の名君イ・サンの人生を、1人の女性を愛した男としての側面から描き、空前のシンドロームを巻き起こした大ヒット王宮ロマンスだ。王が宮女（女官）を愛するとは、どういうことか？ 王の女になるとはどういうことか？ そんなドラマチックな愛の行方に多くの視聴者が虜になった話題作の見どころを、デジタル配信・Blu‐rayとDVDリリースに合わせて紹介していきたい。【写真】待望の除隊後復帰作！ 朝鮮王朝の名君イ・サンを演じたジュノ（2PM）■MBC演技大賞8冠！ 数々の演技賞を受賞した話題作 韓国人なら誰もが知る聖君をロマンチックで人間味あふれた人物像として体現したのは、2PMのメンバーであり、『ただ愛する仲』や『自白』、『キム課長とソ理事～Bravo！Your Life～』など多様なキャラクターで印象を残し、俳優としても高く評価されているジュノ。対するヒロインを演じるのは、子役出身で『王になった男』など時代劇キャリアも豊富な実力派イ・セヨン。 本作が除隊後復帰作となるジュノとイ・セヨンの2人が、時にキュートで、時に甘く、時に切ないロマンスを展開する。キュンあり、笑いあり、号泣ありの濃密さで、最高視聴率17．4％を記録し、MBC演技大賞では8冠、百想藝術大賞では主演のジュノが最優秀男性演技賞と人気賞の2冠に輝くなど、作品力・話題性ともに韓ドラ史上に残る傑作になった。■ジュノが歴代の“カリスマ・ツンデレ王子“を更新！ 見どころは、なんといってもジュノ演じるイ・サンの、ツンで、セクシーで、カリスマがあり…と多方面にわたる抗えない魅力。史劇ロマンスの主人公といえば、『雲が描いた月明り』の世子イ・ヨン（パク・ボゴム）や『麗＜レイ＞～花萌ゆる8人の皇子たち～』の第4皇子ワン・ソ（イ・ジュンギ）ら“カリスマ・ツンデレ王子“が無敵だが、本作のサンがさらに更新。 心を寄せるドギムにわざと意地悪を言ったり、思い出しては笑みがこぼれたり、些細なことで嫉妬したかと思えば、姿が見えなければヤキモキしたりと、好き好きオーラが全開で、普段の威厳あふれる姿とのギャップに思わずほくそ笑んでしまう。 一方で、思い通りにならぬドギムを前に、激しく想いをぶつけるなど、狂おしいまでに彼女の愛を求める姿にトキメキが止まらない。物語では、サンの世孫（王子）時代から王になって以降の変化と葛藤を表現。国を背負う者としての重みを抱えつつ、愛との狭間で苦悩するさまも胸を締め付け、“王の初恋”を緩急細やかに表したジュノの底なし沼にハマること必至だ。■王に愛されたヒロインの“現代的”な生き方 ヒロイン像も新しい。史実でもイ・サンが特別な愛情を注いだとされるドギムは、宮女からのちにイ・サンの後宮となる宜嬪（ウィビン）ソン氏。だが、ただ王に愛されたばかりではない。聡明で自立した考えを持っていた彼女は、なんと「王の求愛を2度も断った」という逸話の持ち主。完全無欠な男からこんなにも深く愛されながら拒むのか？ 劇中にもそうしたエピソードがあり、「王はその宮女を愛したが、宮女も王を愛していたのか？」というドギムの本心に迫っていく展開から目が離せない。 加えて、宮女という仕事に誇りを持ち、自分の人生は自分で守ろうとする姿、「王位に就くまで私がお守りする」と告げるなど新しい愛のカタチも感動もの。王に自身の意思を伝え、だからこそ王を翻弄し心を掴んでしまうドギムの“現代的”女性の生き方と、その行方に注目だ。■恋物語のみならず“職業ドラマ”としても楽しめる！ 本作の見どころは、2人の恋物語のみならず。圧倒的存在感でサンに大きな緊張感を与える祖父で時の王・英祖をはじめ、ドギムら宮女たちの“ボス”でもある提調尚宮チョ氏、ドギムの存在を気にし、ある種の三角関係を構築していくサンの側近ホン・ドンロなど、2人を取り巻く王宮の人々とのスリリングな人間模様、それぞれの生きざまも心揺さぶられるものがある。特に、これまであまり描かれることがなかった宮女たちの仕事と日常にスポットが当てられている点は“職業ドラマ”としても興味深い。 加えて、女性監督ならではの、ロマンチックで美しい愛のアプローチや細やかな心理描写も本作に惹き込まれるポイントだ。袖先が赤く染められた宮女たちの韓服から始まる色鮮やかな衣装や調度品などの伝統美、韓国の四季を取り入れた風光美も目を引き、その世界観にどっぷりハマれること請け合いだ。 『赤い袖先』Blu‐ray＆DVDは10月5日（水）リリース。同日U‐NEXTで独占先行配信開始。