Netflixでドキュメンタリーを製作していたヘンリー王子とメーガン妃。エリザベス女王の崩御を受け、内容を編集するため、公開の延期を求めているようだ。



【写真】国葬に参列したメーガン妃

 Netflixと結んだ巨額契約の下、ドキュメンタリーシリーズ配信に向け、準備を進めているヘンリー王子とメーガン妃。Netflix側はこのドキュメンタリーを、エリザベス女王の治世を描く人気ドラマシリーズ『ザ・クラウン』のシーズン5の配信に合わせ、今年12月に配信予定だと報じられていた。しかし、今月初めにエリザベス女王が老衰で崩御したことを受け、王子夫妻がドキュメンタリーの公開延期を求めているようだ。

 英王室を離れ、米カリフォルニア州で暮らすヘンリー王子夫妻には、3歳のアーチー君と1歳のリリベットちゃんがいる。女王の崩御を受け、これまでの慣例では、子ども達がそれぞれ王子と王女の称号を獲得することになっていた。しかしPageSixによると、ヘンリー王子の父であるチャールズ新国王は、今後出版予定の王子の自叙伝やドキュメンタリーシリーズを待ってから、称号をどうするか決めるのではないかとみられているそう。

 夫妻はこれまで、自叙伝とドキュメンタリーシリーズの編集作業に関わっていたが、これを受け、チャールズ国王とカミラ妃、そしてキャサリン皇太子妃に関する記述をカット、もしくは大幅に軽減すべく、編集し直したいと求めているという。

 ハリウッドの関係者は、「何度も会話がもたれています。ヘンリー王子とメーガン妃は、ドキュメンタリーシリーズを来年まで延期するよう求めています。番組は暗礁に乗り上げたのかもしれません。夫妻はこの企画を棚上げにしたいのでしょうか」と明かしているそうだ。

 またNetflixの上層部の話では、Netflixはこのシリーズを12月に配信することを希望していたものの、CEOのテッド・サランドスは、ヘンリー王子とメーガン妃と結びつきがあるため、番組を完成させることに大きなプレッシャーを感じているそうだ。


 ヘンリー王子の自叙伝は、出版社ペンギン・ランダムハウスから2022年11月に出版予定だったが、すでに来年まで延期することが発表されている。

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