「スター・ウォーズ」シリーズ最新作のドラマ『キャシアン・アンドー』(ディズニープラス)の脚本を手掛けるトニー・ギルロイが、主人公キャシアンについて「彼は自分がどんな人間になるのかについて、大きな決断をする」と述べ、これからのエピソードで「スター・ウォーズ」史に大きな影響を及ぼす決断が描かれていることを明かした。
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本作は、『エピソード4/新たなる希望』の直前を描いた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の5年前、帝国軍が銀河を支配する暗黒の時代を舞台に、反乱軍として立ち上がる名もなき人々の物語を描く。
これまでの話では、キャシアンを雇い兵として雇った謎の男ルーセン・レイエルや、『ローグ・ワン』でキャシアンに極秘任務を託したモン・モスマ、キャシアンを古くから知るビックスや義母のマーヴァ、また帝国軍人の給与分となる金を盗むミッションにキャシアンと共に挑んだヴェルなど、彼を取り巻く多くのキャラクターが各地で反乱分子として帝国への対抗心を見せている。
しかし、当のキャシアンはなるべく帝国と関わらないように生活しており、『ローグ・ワン』で“大義”のために身をささげた人物像からはまだほど遠い。運悪く冤罪(えんざい)で捕まってしまい、帝国軍の収容施設で強制労働をしながら自身と家族の自由を求め脱走を図るキャシアンだが、果たして“銀河全体”の自由のために立ち上がるような男になる瞬間はどのようにして訪れるのか―。
脚本を手掛けるトニーはそんな本作のキャシアンについて、彼の身にこれから重要な出来事が起こると断言。「彼にとって今は人生における突然の転機なのです。彼にはこれから、帝国の影響を受けていないふりをすることができなくなるような重要な瞬間があります。彼はもはや傭兵になるふりをすることはできません。彼は非常に深刻な問題に直面するのです…。彼は自分がどんな人間になるかについて、いくつかの本当に大きな決断を下さなければなりません」と、残りのエピソードでキャシアンが帝国への対抗心を燃やすことになる転機が訪れることを明かした。
さらに本作でキャシアンを演じているディエゴ・ルナも、これから描かれるストーリーがより重要であると明言。「大義のためにすべてを犠牲にすることを厭わない人の人生には、どんな意味があり、何が必要なのか。そのストーリーが大事で、面白いんです。
後にデス・スター破壊のために、設計図を盗む命懸けのミッションに挑むキャシアン。彼の転機は〈反乱軍〉の形成に欠かせない、「スター・ウォーズ」史においてもかなり重要なポイントとなっている。
『キャシアン・アンドー』は、ディズニープラスにて毎週水曜17時より独占配信中。

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