女優の菜々緒が2023年1月期の木曜22時ドラマ『忍者に結婚は難しい』(フジテレビ系)に主演。共演の鈴木伸之と容姿端麗な二面性夫婦役を演じる。
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本作は、「ルパンの娘」シリーズなどで知られるユーモアミステリーの旗手・横関大の原作をドラマ化した忍者ラブコメディ。主演は、フジテレビのゴールデン・プライム帯ドラマでは初主演となる菜々緒。その夫役には、フレッシュな才能とそのルックスで注目される若手俳優の鈴木伸之。菜々緒と鈴木は『HEAT』(2015/関西テレビ・フジテレビ系)以来、7年ぶりの共演で、ともに初の忍者役となる。
本作の見どころは、主人公夫婦が現代に生き永らえる“忍者の末裔(まつえい)”というコミカルな設定。戦国時代の“忍者”は主君に仕え、独自の忍術を駆使し、さまざまな戦いを人知れず支えてきた影の集団だ。その隠密組織の中でも、相いれない敵対関係にあったとされる「伊賀」と「甲賀」(諸説あり)。歴史の裏で暗躍した因縁の忍者の末裔たちは、現代においてもその特殊任務を遂行し続けていた…。
妻は「超実力主義」の甲賀忍者、夫は「超保守主義」の伊賀忍者。ライバル忍者の末裔である2人が、お互いの正体を知らず結婚。しかし、ラブラブだったのは最初だけ。すれ違う感情、かみ合わない会話から、夫婦生活は冷めきって破綻寸前に。
菜々緒と鈴木が織りなす秘密を抱えた夫婦関係を軸としたラブコメディに忍者サスペンスをプラス。劇中では、忍者ファンたちが集うグッズ満載の「忍者居酒屋」や「忍者ダンス」の配信、さらに隠密任務作戦においては、偵察用の「ドローン」が使われるなど、現代的な要素が多く盛り込まれた愉快な演出で盛り上げていく。
木曜劇場『忍者に結婚は難しい』は、2023年1月よりフジテレビ系にて毎週木曜22時放送。
※菜々緒、鈴木伸之のコメント全文は以下の通り。
<菜々緒&鈴木伸之 コメント全文>
■菜々緒
──本作のオファーを受けたときの感想を教えて下さい。
わたしは占いによく行くのですが、前世を占ってもらうと必ず“魔女”か“忍者”と言われているので、いずれ忍者の役をいただけるのかなと思ってました。オファーをいただき純粋にすごくうれしかったです。もしかしたら、自分自身が昔やっていたかもしれないという感覚もあり、忍者を演じるというよりは、今まで通りやるだけという感じでドラマに望みたいと思っています。
──本作の“役柄”(夫婦・忍者)を演じるにあたって。
頭脳や体力などすべてに優れている甲賀というしきたりある流派の中で活躍する女忍者として、妻として、その表情や所作など細かい部分を意識しながら演技をしていきたいと思います。
──作品のみどころをお願いします。
恋愛感や結婚あるある要素だけでなく、互いに正体を知らないまま結婚した伊賀と甲賀の忍者夫婦の行く末に是非注目いただきたいです。日本国内だけでなく海外の方々にも楽しんで見て頂ける作品になるよう一生懸命取り組んで参ります。
■鈴木伸之
──初の“忍者役”について。
忍者と聞くと手裏剣や忍び足など、子供の頃になりきったり、思い描いたりしたイメージを持っていました。忍者の役というのはあまり聞き馴染みがないので、どう表現していけるのか。いまから自分自身に対しドキドキしております。
──脚本を読んだ印象をお聞かせください。
お互いが反対を向いているようで実は向き合ってるような、そんな表裏一体、ハラハラできる作品なのかと感じています。松田さんの脚本から出る個性を大切にしながら、“悟郎”(夫役)としてしっかりと作品に取り組まなければと感じています。
──菜々緒さんとの「夫婦共演」について
菜々緒さんとご一緒させていただけてうれしいです。どんな対照的な夫婦になっていけるのか。
ここから約3カ月、苦楽を共にして最後には笑い合えるようなそんな日々にできたらと思っています。
皆様、よろしくお願いします。
■原作・横関大(『忍者に結婚は難しい』講談社刊)コメント
映像化されたら面白そうだな、と執筆中から漠然と考えていたのですが、まさかこんなに早く実現するとは思ってもいませんでした。常に忍ぶのが忍者という存在です。ただし、このドラマに関しては大いに目立ち、世の中を沸かせてほしいものです。
■編成企画・高木由佳(フジテレビ編成部)
映画『Mr.&Mrs.スミス』が好きでいつかこんな作品を作りたいと思っておりましたが、舞台が日本であることとスパイという設定が難しく実現出来ずにいました。そんな時に横関先生の作品に出会い、これこそ私が描きたい作品だと感銘を受けました。伊賀忍者と甲賀忍者は敵対する組織です。結婚して3年目を迎える夫婦は、お互い忍者という秘密を持っているが故に理解しあえずすれ違い、冷めきった状態ですが、ある事件をきっかけに互いを見つめ直していくことに。2人ははたして最強の忍者夫婦になれるのか?! その瞬間をワクワクしながら楽しんでいただきたいです。
甲賀忍者の妻役・菜々緒さんは凛としていて、女性らしさの中に芯の強さを感じる蛍そのものです。抜群のスタイルから繰り出されるアクションは見どころとなるでしょう。
■プロデューサー・貸川聡子(共同テレビ)
忍者ラブコメディーと聞くと、“???”となる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは夫婦の、そして関係性の物語です。昨年、『知ってるワイフ』という作品でも向き合ったテーマにまた違った形で取り組みたいと思っていたタイミングで、横関先生の原作と出会いました。圧倒的にキャッチーなエンタメ感の中に“今”の夫婦の姿が描かれていると感じ、高木さんとともに即、映像化の手をあげさせていただきました。脚本家の松田裕子さんの筆もノリに乗り、共感とワクワクが同居した最高の脚本が出来上がっています。菜々緒さんと鈴木伸之さんという、これ以上ないハマリ役のお2人を迎え、新年のスタートにふさわしいエンターテイメントをお届けします!