俳優の桐谷健太が、藤井道人が総監督を務める2023年1月スタートのドラマ『インフォーマ』(カンテレ/毎週木曜24時25分)で連ドラ初主演を務めることが発表された、共演には佐野玲於(GENERATIONS)を迎え、Netflixで全世界配信もされる。
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本作は、事件から政治や芸能、裏社会まで幅広いフィールドを題材に執筆活動を続ける沖田臥竜氏の書き下ろし小説が原作。
桐谷が演じるのは、社会・政治・芸能などあらゆるジャンルに精通する情報屋の中でも、都市伝説ともいわれるカリスマ的存在”インフォーマ“木原慶次郎。元二代目西宮会若頭補佐で、警察・裏社会の住人たちにも顔が広く、人知れず情報やメディアを操り、葬り、裏社会を動かす。
“インフォーマ”を取材すべく木原に近づき、バディとなって事件を追う週刊誌記者役には、桐谷と初共演となる佐野玲於(GENERATIONS)が決定。佐野が演じるのは、中堅出版社の実話系週刊誌「タイムズ」記者・三島寛治。熱い思いを持って入社したものの、今では本意ではない不倫ネタなどを追いかける日々。ある日、取材できるチャンスと思い木原の運転手を引き受けるが、半ば巻き込まれるかたちで共に連続殺人事件の犯人を追うことに…。
デビュー20年を超え、連ドラ初主演を務める桐谷は「このドラマ攻めてます。本当に民放でやっていいのってくらい攻めてます。観て欲しいです」と熱くアピール。
ドラマ『インフォーマ』は、カンテレにて2023年1月より毎週木曜24時25分放送(※関西ローカル)。Netflixにて世界配信。
※コメント全文は以下の通り
<桐谷健太、佐野玲於 コメント全文>
◆桐谷健太
このドラマ攻めてます。本当に民放でやっていいのってくらい攻めてます。観て欲しいです。超勢いがあると思います。観てズキュンとしてほしいです。あなたに観て欲しいです。俺は観ます。ありがとう。
◆佐野玲於
ここまで攻めたドラマ作品は近年なかなか無かったのではないかと感じています。
桐谷健太さんと共にタッグを組ませていただくこととなり、沢山の貴重な経験をさせていただきました。健太さんの近くに居させていただき表現に対する真摯な姿勢や撮影現場でのコミュニケーション一つにしても良い撮影環境やチームワークが出来たのも健太さんの存在がとても大きかったです。僕自身多大なる影響を健太さんの姿からいただきました。豪華すぎるキャストの皆様しかり作品を支えるスタッフの皆様のプロフェッショナルな現場での働きにとにかく助けていただきまました。
とにかくこのドラマを1人でも多くの沢山の方々に観ていただきたいと心から願っています。
◆沖田臥竜
世の中に情報屋という職業は存在しない。それだけでメシを食べているという意味においてだ。だが誰しもが大抵、情報屋という言葉を聞いたことがあって、情報屋と耳にすればどこか胡散臭く、どこか闇に潜んでコソコソと生息しているようなイメージを持つのではないだろうか。そうした概念をぶち壊すところから、私の書く作業は始まった。主人公は情報屋を生業にしているくせに、厚かまし過ぎるほど堂々と生きている。
情報屋を題材に現実的リアルを取り入れながら書いていくと決まったとき、ださいタイトルだけはさけたかった。それで辿りついたのが「インフォーマ」というタイトルである。登場人物ひとりひとりの名前には、思い入れがあって、言葉ひとことひとことに個性をこめて書いていくわけだが、私がそうして考えたセリフを俳優部のキャストの人たちが声に出し、聞かせてくれるのである。地味な仕事の書き手にとって、これほどの晴れ舞台はあるだろうか。熱い夏だった。2022年夏、インフォーマの撮影現場は熱い夏だった。私はその日本で一番熱い夏の中にいた。
世の中には、誰もが知らない世界が確かに存在している。ドラマ、そして小説を通して、その一端を感じていただければ幸いです。そして、インフォーマはまた私の地元、尼崎から始まるのであった。
◆藤井道人
今、私たちが生きている時代は情報に溢れていて『何が真実なのか』がどんどんと分かりづらくなっていると思います。そして、情報は隠されていればいるほど人はそれを知りたくなります。しかし、もしその情報を自由自在に操れる人間がいるとしたら…。そのアイディアを基軸として『インフォーマ』は生まれました。沖田さんの切れ味のある素敵な原作を、桐谷健太さん、佐野玲於さんはじめ素晴らしいキャストスタッフで作り上げられたことを心から感謝しています。誰にも知らない世界がある。何が起きるか、毎週楽しみにしていてください。