大みそか放送の『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか/19時20分)の出場グループが先日発表され、多くの韓国系グループの出場が決定したことが話題を集めている。今回は、そんな韓国ガールズグループのメンバーとして活躍している日本人たちを紹介したい。



【写真】LE SSERAFIM、IVE、TWICE 韓国ガールズグループで活躍する日本人メンバー<写真15枚>

 今年の『紅白歌合戦』紅組で初出場するのは5組。そのうち、韓国で活躍するガールズグループはLE SSERAFIM、IVEの2組だ。また、TWICEは4回目の出場が決まった。韓国、日本をはじめ世界中のファンを虜(とりこ)にするこの5組には、すべてに日本人メンバーが所属している。それぞれに所属する日本人メンバーを見ていこう。

 『紅白歌合戦』初出場が決定した5人グループ・LE SSERAFIMには、2人の日本人が所属。鹿児島県出身の24歳・サクラこと宮脇咲良は、以前HKT48のメンバーとして活動していたことで知られている。オーディション番組から生まれたIZ*ONEとしてデビューし、解散・HKT48の卒業を経て、今年4月からLE SSERAFIMのメンバーとして活動を開始した。

 同じくLE SSERAFIMのメンバー・カズハは、大阪出身の19歳。幼少期からバレエやコンテンポラリーダンスをたしなんできた彼女は、BLACKPINKのコンサートを見たことをきっかけに韓国の総合エンターテインメント企業・HYBEのオーディションに参加・合格。今年5月にLE SSERAFIMメンバーとしてデビューを果たした。

 今年の『紅白歌合戦』もう1つの初出場韓国ガールズグループといえば、6人グループのIVEだ。
IVEでは、愛知県出身の18歳・レイが活躍している。15歳で渡韓したのち、約3年間の練習生期間を過ごした彼女。2021年12月にデビューしてからは、楽曲内でラップを担当するなど毎度その表現力で大きなインパクトを残している。

■TWICEの日本人メンバーは?

 韓国を中心に活動する多国籍ガールズグループ・TWICEには、3人の日本人メンバーが。大阪府出身の25歳、サナは、中学3年生の時になんばで韓国の芸能プロダクション・JYPエンターテインメントのスタッフからスカウトされたことがきっかけで、オーディションに参加したそう。2015年10月にTWICEとしてデビューしてからは、MCやモデルなどソロでも活躍している。

 サナと共にJYPエンターテインメントの練習生を経験したのは、京都府出身・26歳のモモ。ファンから、「ダンスマシーン」と「モモ」を掛けた“ダンスモシーン”などと呼ばれるほどにダンスに定評ある彼女だが、そのデビューのきっかけは姉と共に踊っている動画をYouTubeに投稿したことだそう。TWICEでもメインダンサーを務めている。

 TWICE3人目の日本人メンバーは、アメリカ生まれ・兵庫県育ちの25歳、ミナ。彼女がスカウトされたのは、なんと“デパ地下”。母親とのショッピング中に、その後の人生を変える大きな出会いがあった。
11年間のバレエ経験を活かした優雅なダンスが得意で“ブラックスワン”の異名を持つ一方で、甘えん坊・寂しがりやな性格のためファンから“ペンギン”と呼ばれることも。

 今年の『紅白歌合戦』では、LE SSERAFIM・IVE・TWICEの3組に加えて、TWICEと同じ韓国の芸能事務所・JYPエンターテイメントに所属し、日韓で人気を集めるNiziUも3度目の出場を果たす。それぞれのグループの衣装やパフォーマンスに注目したい。

引用:「サクラ(LE SSERAFIM)」インスタグラム(@39saku_chan)
「カズハ(LE SSERAFIM)」インスタグラム(@k_a_z_u_h_a__)
「IVE」公式インスタグラム(@ivestarship)
「サナ(TWICE)」インスタグラム(@m.by__sana)
「ミナ(TWICE)」インスタグラム(@mina_sr_my)
「モモ(TWICE)」インスタグラム(@momo)

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