アニメ『名探偵コナン』の劇場版26作目『名探偵コナン 黒鉄の魚影』より、緊迫感あふれる特報とストーリーが解禁された。
【動画】黒ずくめの組織が灰原の正体に迫る!? 劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』特報
今年4月に公開された劇場版25作目『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』は、驚異的なヒットを記録。
このたび、26作目となる最新作『名探偵コナン 黒鉄の魚影』の特報(30秒)とストーリーが解禁。
今回の舞台は東京・八丈島近海。ここに建設された、世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設『パシフィック・ブイ』の本格稼働に向け、ヨーロッパの警察組織・ユーロポールが管轄するネットワークと接続するため、世界各国のエンジニアが集結。そこでは顔認証システムを応用した、とある『新技術』のテストも進められていた。
一方、鈴木財閥のお嬢様・園子の招待で八丈島にホエールウォッチングに来ていたコナンたち少年探偵団。するとコナンのもとへ沖矢昴(赤井秀一)から、ユーロポールの職員がドイツでジンに殺害された、という一本の電話が。不穏に思ったコナンは、『パシフィック・ブイ』の警備に向かっていた黒田兵衛たち警視庁関係者が乗る警備艇に忍び込み、施設内に潜入する。
すると、システム稼働に向け着々と準備が進められている施設内で、ひとりの女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生。さらに彼女が持っていたある情報を記すUSBが組織の手に渡ってしまう。海中で不気味に唸るスクリュー音。
特報映像は、<あの方>のメールアドレスを示す『七つの子』のメロディーに似たプッシュ音から始まる。ベルモットの携帯の画面には「・・・をつぶせ」の文字が。「まさか正体が―!?」というコナンのセリフを皮切りに、モニターに灰原の数々の写真が映し出され、さらに黒ずくめの組織の面々も登場。ついに灰原=シェリーだと黒ずくめの組織に暴かれてしまったのか…と思わせる。
映像にはさらに、決死の表情でハンドルを切る阿笠博士、現FBIの赤井秀一、警視庁の黒田兵衛も登場。そしてコナンのものと思われるメガネをかけ、涙を流す灰原の姿も映し出され…。最後は、コナンが海中を必死に泳ぐ中、先日解禁されたティザービジュアルのコピー「死ぬな、灰原―」に呼応するかのように、「助けて、工藤くん…」という灰原の声が聞こえた直後、まるで瞳が閉じていくかのようにブラックアウト。果たしてコナンたちは、忍び寄る黒い影から灰原を守ることはできるのか。決して触れてはいけない玉手箱(ブラックボックス)が開かれたとき、封じ込めた過去が洋上に浮かび上がる―。
『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は、2023年4月14日より全国公開。