ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・OCHA NORMAが、12日、「ファーストライブツアー2022~スタートダッシュ!~」東京公演を開催。この日、結成1周年を迎えて意気込みを語った。



【写真】メンバー10人で円陣!結成1周年を迎えたOCHA NORMA、初の単独ツアー公演の模様

 ちょうど1年前、Hello! Project 研修生発表会のステージにてグループ名と参加メンバー10名が発表されたOCHA NORMA。今年7月に「恋のクラウチングスタート/お祭りデビューだぜ」でメジャーデビュー、11月30日には2ndシングル「運命CHACHACHACHA~N/ウチらの地元は地球じゃん!」もリリース。そして『第64回輝く!日本レコード大賞 新人賞』も受賞した。

 11月19日、20日に予定されていたツアー初日の新宿ReNY公演はメンバーの新型コロナウイルス感染により中止となり、本公演が初のフルメンバー出演公演となり、昼夜あわせて2000人を動員した。
 
 観客席を埋め尽くしたペンライトとともに、全16曲をパフォーマンスしての充実した記念日を迎えた。MCではリーダーの斉藤円香が「今日は記念すべき結成日になります。本当に短いようで長い、長いようで短いという言葉がぴったりなくらい毎日がすごく濃かったんですが、こうして10人揃って皆さんの前でパフォーマンスできることを嬉しく思います。2年目も精一杯頑張っていきますので応援よろしくお願いいたします!」とコメント。

 また、この公演からステージ復帰となった田代すみれは「本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。頑張りたいと思います!」、それを受けて中山夏月姫は「今日は田代すみれちゃんが戻ってきて、10人でのツアーは初日となります。また1年前の今日は(当日加入が発表された)すみれと澪心と出会った日でもあり、OCHA NORMAというグループ名が決まった大切な日でもあるので、一緒に素敵な思い出を作りましょう」と呼びかけた。

 これまで先輩グループのオープニング・アクトやイベントへの出演が多かったなか、初のワンマンツアーということでライブは OCHA NORMAの伸び伸びとした魅力が味わえるものに。
ライブ定番曲やハロプロの先輩曲カバーで様々な表情に挑むユニットコーナーなど、フレッシュさを残しつつもこの10人で1年間突き進んできた自信がパフォーマンスへにじみ出る。
 
 さらに今ツアーでは新曲「ヨリドリ ME DREAM」、「宇宙規模でダイスキ宣言!」も初お披露目。最新シングルからは「運命 CHACHACHACHA~N」「ウチらの地元は地球じゃん!」も披露。「運命 CHACHACHACHA~N」については、MCで窪田七海が「曲の中で必殺技“キュルルンビーム!”をします! ビーム方向の皆さん、この瞬間だけはペンライトの色をピンクにしてもらえませんか」と訴えかけ、同じくMCを担当していた広本瑠璃が「練習しましょ」と流れを作った結果、会場に大きなピンクのビームが完成。グループ2年目にむけ幸先のいい盛り上がりぶりとなった。
 
 ツアーは、12月19日に東京・板橋区立文化会館 大ホールで追加公演の開催が決定。30日には『第64 回輝く!日本レコード大賞』(TBS系)で全国のお茶の間にOCHA NORMAのパフォーマンスが届けられる。

結成1周年を迎えたOCHA NORMA メンバーコメント

──グループ初のライブツアーが始まった感想を聞かせてください。

斉藤円香:「リハーサル期間を経てツアー本番を行ううちにメンバーの新たな一面も知れて、もっとグループとして良くなっていこうという気持ちが湧きました。今日は結成日なのでグループとして約1年間の集大成と言いますか OCHA NORMA としての1年間が詰まった公演にしたいと思います」

石栗奏美:「これまで先輩のコンサートを何度も見てきましたが実際に自分たちの単独ツアーが決まり、本当にハロー!プロジェクトのメンバーになれたんだ、ハロー!プロジェクトの一員としてもっと頑張っていかなければいけないという新しい目標や強い気持ちが芽生えました」

北原もも:「今まで CD 発売イベントで数曲踊るだけでもかなりの体力を消耗していたんですけど、ツアーのリハーサル期間を経て本番を実際に迎えてみたら、最後まで全力で踊りきれたことが本当に嬉しかったです。1年間いろんなところでパフォーマンスをさせて頂いて体力が付いたことを実感できました。」

──本日、12月12日に結成1周年を迎えてみて、心境はいかがですか。

斉藤円香:「1年経ってみて本当に毎日があっという間でした。
私が生きてきた20年間の中でとても濃い1年だったなと思っています。そして、この一年で私たちの仲も深まって本当に家族のように過ごしてきたので、これからもっともっといろんな世界を見てみたいなって思いました」

広本瑠璃:「あっという間だったし濃い時間だったなって思っています。ファンクラブイベントで初めてみんなで各地を回らせて頂いたり、いろんなアイドルフェスに参加させていただいたり、リリースイベントなど、メジャーデビューに向けていろんな経験ができてありがたいなって思いましたしとても幸せです」

──田代さんと筒井さんはオーディション合格からの加入で、ハロプロ研修生出身の方とは違った体験もあった1年だったのではないでしょうか。

田代すみれ:「1年前、歌もダンスも未経験での加入だったので最初は不安もすごく大きかったんですけど、メンバーと一緒に過ごしていく中でみんながたくさん教えてくれたり協力をしてくれてこの 1 年で成長できたなという実感があります」

筒井澪心:「ずっと夢だったハロー!プロジェクトに加入するということもすごく嬉しかったですし、すべてのことが初めてな分挑戦できることも多くて自分自身が成長することができた1年だったと思います」

──そして1年間の努力を経て、『第64回輝く!日本レコード大賞 新人賞』受賞おめでとうございます!

米村姫良々:「こうして受賞することができて本当に嬉しいです。マネージャーさんから夜に受賞の連絡を頂いたときはすごく嬉しくてみんなで連絡を取り合って喜びを共有しました」

中山夏月姫:「レコード大賞新人賞は目標でもあったので、本番当日は OCHA NORMAの魅力がたくさんの人に伝わるように全力で頑張りたいと思います」

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