今年10月から始まり、数々の作品が話題になっている秋ドラマ。最終回を迎えた作品も多い中、今回は秋ドラマで演技が光っていた女優ランキング(TVマガ調べ)を紹介していく。
【写真で見る】秋ドラマで演技が光っていた女優7位~1位
今回の結果は、2022年11月8日~15日に「TVマガ」が、10代~50代の男女(性別回答しないものを含む)150名を対象に公式ツイッターアカウントほか、インターネットを通じて行なったもの。
■第2位 長澤まさみ『エルピス―希望、あるいは災い―』
ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)は実在する複数の事件からヒントを得て制作された社会派エンターテインメント。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤)が仲間とある冤(えん)罪疑惑を追う中で、1度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描くストーリー。主演の長澤が冤罪事件に迫る姿に引き込まれたという視聴者が多かった。
【選んだ理由】
「演技に毎回感心しました。さりげない表情だったり仕草も考え抜かれた上での演技のような気がします。本当にアナウンサーみたいだし。そしてわかっていた事ですがやはり魅力的!美しさにも感動しています」
「セリフや表情、仕草から緊迫感が伝わるので演技が上手いなと思いました。アナウンサー役なのでテレビ出演時のアナウンサーっぽい話し方と普段の様子を上手く使い分けているなと感じました」
■第1位 川口春奈『silent』
第1位は『silent』(フジテレビ系)の川口春奈。主人公・青羽紬(川口)が、高校時代に本気で愛した恋人・佐倉想(目黒蓮)から一方的に別れを告げられて8年後、偶然の再会を果たしたことからはじまるラブストーリー。音のない世界で再び出会った2人の姿と、彼らを取り巻く人々を描いた。川口は、等身大の女性・青羽紬役で喜びや切なさを繊細に表現。
【選んだ理由】
「透明感のあるピュアな演技が素敵です。楽しそうに笑う笑顔や切なそうな真顔を見ているとドラマに引き込まれて涙を誘います。一生懸命手話で話す姿も、必死で気持ちを伝えようとしているんだなと心を打たれる、素晴らしい演技力です」
「高校時代と、社会人となった現在がちゃんと演じ分けられているのに感心しました。表情だけでなく体の動かし方にも気を付けているのか制服姿に違和感がないと思えます。思いがけない再会と、障害を知りショックを受け涙が止まらない演技は圧巻。川口春奈ではなく、紬として生きていると感じるので選びました」
「本当の理由を知らず、好きな人と別れて、また再会するとその人は耳が聞こえなくなっていた、そのことを受け止め、まだ好きだという感情があることに気づいていく、見ている人が感情移入してしまう演技がすごく上手だと思います」