「事実とはとても信じられない」　世界を震撼させたロシア元スパイ毒殺事件『リトビネンコ暗殺』特別映像

現在スターチャンネルEXにて独占配信中の、世界を震撼させたロシアの元スパイ毒殺事件を描くノンフィクションドラマ『リトビネンコ暗殺』より、キャストやスタッフが作品について語る姿と緊迫の本編映像を収めた特別映像が解禁された。【動画】緊迫の本編映像も収録 ドラマ『リトビネンコ暗殺』特別映像 2006年11月、ロンドンで放射性毒物を投与され暗殺されたアレクサンドル・リトビネンコ。彼は旧ソ連国家保安委員会（KGB）の流れをくむロシア連邦保安局（FSB）の元工作員で、反ロシア活動家。1998年に当時プーチン大統領が長官を務めていたFSBを記者会見の席で批判し逮捕投獄され、 2000年にイギリスに亡命すると、プーチン政権下で行われたさまざまな事件の内幕を暴露する。 その後リトビネンコは2006年10月にイギリス国籍を取得するも、11月1日に突然嘔吐し、入院した病院で「毒を盛られた」と主張。病床で撮影された1枚の写真はその訴えと共に世界に衝撃を与えた。そしてロンドン警視庁による事情聴取に対し「暗殺を指示した黒幕はウラジーミル・プーチンである」と断言し、11月23日に死亡（享年44）。死後、プーチン大統領を糾弾する内容の遺書が公表された。 本作は、この“ロンドン警視庁史上最も複雑、かつ危険な捜査”と言われた「リトビネンコ事件」の真相を追求し、懸命に戦ったロンドン警視庁の捜査官たちと、夫を亡くした妻、マリーナ・リトビネンコの10年間に及ぶ苦難の捜査の全貌を、警察と遺族ら全面協力のもと、徹底的なリサーチに基づき映像化したノンフィクションドラマ。 リトビネンコ役を演じたのは、イギリスの国民的スター、デヴィッド・テナント（『80日間世界一周』『ステージド』『ドクター・フー』）。撮影前にリトビネンコの妻マリーナ夫人に面会した彼は「このストーリーは彼女が実際に生きてきたストーリーであり、彼女にとってはまだ終わっていないのだ」とコメント。ロシア語の台詞にも挑戦し、迫真の演技を披露した。 マリーナ役を演じるのは旧ソ連出身のアメリカ人女優、マルガリータ・レヴィエヴァ（ 『ブラックリスト』『リベンジ』 ）。亡き夫の遺志を胸に、不屈の精神で闘い続ける妻を熱演した。脚本は『Lupin／ルパン』や『キリング・イヴ／Killing Eve』を手がけたジョージ・ケイ。監督は『クリミナル』シリーズのジム・フィールド・スミス。 このたび、キャスト・スタッフが本作について語る姿を、緊迫の本編映像を挟みながら収めた特別映像が解禁。アレクサンドル・リトビネンコ役のデヴィッド・テナントは「事実とはとても信じられない」「イギリスの市民権を得た男を外国政府が毒殺する」「暗殺の唯一の証人は彼自身だ」などと真剣な表情で語る。 捜査に奮闘するハイアット警部補役のニール・マスケルは「彼（リトビネンコ）が真実を明かすため必死に闘った姿が描かれる。目が離せない映像だ」とコメント。脚本・製作総指揮のジョージ・ケイは「マリーナ・リトビネンコとの信頼関係は、ドラマの製作に不可欠だった」と振り返る。マリーナ役のマルガリータ・レヴィエヴァは「マリーナ本人に話を聞けたの。病院で彼女は夫の死を予感しながら、彼のために真相解明を誓った」と最愛の夫を亡くしたマリーナの強い思いを感じた様子。 監督のジム・フィールド・スミスも「マリーナの協力を得て製作できて幸運だった」と、作品にマリーナの存在が大きく寄与したことを強調。そして最後はマリーナが「私はあきらめない！」と真っ直ぐに語る本編シーンで幕を閉じる。 ドラマ『リトビネンコ暗殺』（全4話）は、「スターチャンネルEX」にて字幕版を配信中（毎週木曜更新※第1話は無料）。吹き替え版は2023年1月19日より配信開始（毎週木曜更新）。BS10スターチャンネルにて、字幕版（STAR1）が2月6日より毎週月曜23時ほか放送。吹き替え版（STAR3）が2月8日より毎週水曜22時ほか放送（2月5日第1話先行無料放送）。