民法改正により2022年4月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられた。とはいえ、多くの自治体では成人式は従来通り、20歳を対象に行う。
【写真】20歳で新成人となる俳優、女優、アイドルたち
なにわ男子のメンバーとしての活動と並行して、ソロでは俳優としても活躍しているのが道枝駿佑。2017年放送の『母になる』(日本テレビ系)でドラマ初出演を果たすと、同年には映画『関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!』でスクリーンデビュー。2021年には舞台『ロミオとジュリエット』でロミオを演じ、舞台初単独主演を務めることに。2022年はドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)と映画『今夜、世界からこの恋が消えても』で主演を務めている。
そんな道枝の同期で、なにわ男子のメンバーでもある長尾謙杜も20歳に。長尾は2018年に舞台『ちびっ子お笑い七変化 少年KABUKI』で道枝とともに初座長を務めると、同年放送の『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)でテレビドラマ初出演。2022年にはAmazon Prime Videoオリジナル映画『HOMESTAY』で主演を務めた。グループでの活動や俳優業と並行して、舞台の衣装やデザインを担うことも。今後、さまざまなジャンルで才能を発揮してくれることに違いない。
ボカロカルチャーの影響から歌い手としての活動をスタートし、2020年10月に配信リリースされた楽曲「うっせぇわ」が2021年に大ブレイクしたのがシンガーのAdo。「うっせぇわ」は、同年の「新語・流行語大賞」の年間トップテンに選出されると、以降もハイペースに楽曲を発表。2022年には劇場アニメ『ONE PIECE FILM RED』で劇中に登場する歌姫・ウタの歌唱キャストを担当。アルバム『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』に収録された劇中歌「新時代」は、Apple Musicグローバルチャートで日本の楽曲として初めて全世界1位にランクインした。10月にはアメリカのレコード会社「ゲフィン・レコード」とパートナーシップを結ぶことが報じられた。
■JO1メンバー、“口喧嘩最強女子”、子役出身の注目女優、スターの両親を持つモデルも
オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』(TBS系)発のアイドルグループJO1の最年少メンバー、豆原一成も新成人だ。2020年3月発売のシングル「PROTOSTAR」でグループとしてメジャーデビューを果たすと、2021年公開のオムニバス映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』で映画初出演。2022年には映画『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』に出演するなど、俳優としての活動も活発化。2023年はドラマ『超人間要塞ヒロシ戦記』(NHK総合)の放送も控えている。
ギャルモデルでタレントのみりちゃむこと大木美里亜は2022年、数々のテレビ番組に出演し、存在感を発揮。特に、テレビプロデューサー・佐久間宣行氏のYouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」で“口喧嘩(げんか)最強女子”として登場すると、佐久間氏や人気芸人たち相手に鋭すぎる口調で大立ち回りを見せた。その後は人気バラエティ番組などへの露出も増えている。
子役としてテレビドラマでキャリアを重ね、2017年には『咲‐Saki‐阿知賀編 episode of side‐A』で初主演を務めたのが桜田ひより。2018年には映画『ういらぶ。』に出演し、2019年公開の劇場アニメ『薄暮』では、主人公役で声優に初挑戦。2022年は『卒業タイムリミット』(NHK総合)、『彼女、お借りします』(朝日放送ほか)でヒロイン役、さらに『生き残った6人によると』(MBS・TBS系)で主演を担当。そして10月期放送の『silent』にも出演。女優としてメキメキと頭角を表している。
俳優の木村拓哉と歌手の工藤静香の次女として、2018年にファッション誌で華々しくモデルデビューしたKoki,も20歳に。デビュー後はモデルとしての活動をメインにしつつ、日本や中国のテレビCMにも出演。2021年には映画『牛首村』で主演デビュー。今後の動向から目が離せない芸能人の1人だ。