アニメ『うる星やつら』(フジテレビほか/毎週木曜24時55分)第2クールより登場するキャラクターの声優陣が、本日3日に配信された『うる星やつら』新春スペシャル特番内で発表された。テン役を悠木碧、竜之介役を高垣彩陽、竜之介の父を千葉繁が演じる。
【動画】テン、竜之介、竜之介の父が第2クールに登場! アニメ『うる星やつら』第3弾PV
漫画家・高橋留美子のデビュー作を約40年ぶりに再びアニメ化する本作は、地球“最凶”の高校生・諸星あたると、宇宙から舞い降りた“鬼っ娘”美少女ラムの出会いから始まるラブコメディー。主人公の“ダーリン”こと諸星あたる役を神谷浩史、ヒロイン・ラム役を上坂すみれが演じる。
第2クールから、鬼族の子どもでラムのいとこ・テン、浜茶屋を営む父に“海に負けない強い子”として育てられた、ショートカットの美少女・藤波竜之介、竜之介と何かといえばすぐにケンカを始めてしまう竜之介の父が登場。
悠木は演じるテンについて、「ワガママキッズかと思えば、突然頼もしくなったりもするし、知識は子供なのに、色事には具体的な興味がある…本当に色んな表情をみせてくれる、魅力が詰まった子です」とコメント。
高垣は「自分がかつて観て親しんでいた竜之介へのリスペクトを込めながら、思いっきり作品に向かわせていただきます!」と意気込みを。
千葉は「さまざまな経歴を持つ俳優達が一丸となって取り組む、まさに戦場のような現場で、毎回新たな発見や直感的な演技の実験をやらせて頂きとても貴重な作品でした」とアフレコを振り返った。
また、第2クールPVも公開。第1クールに続き、MAISONdesがオープニング・テーマ、エンディング・テーマを担当。オープニング・テーマは「アイワナムチュー feat. asmi, すりぃ」に。エンディング・テーマは1月5日より放送の第12話で解禁される。
■第12話あらすじ
「テンちゃんがきた」
ラム(上坂)の晴れ着姿に浮かれる両親を見て、いじけるあたる(神谷)。「こんな家、いられっか」と外に出ると、トラ模様のもこもこした何かがポストに埋もれている。引っ張りだすと小さい子どもが出てきた。その子はラムのいとこ・テン(悠木)だった!
「ふたりだけのデート」
サクラ(沢城みゆき)に一目惚れしたテン。あたるのアドバイスを元にサクラにラブレターを出す。後日、サクラとのデートにこぎつけたテンは、あたるとラムが尾行する中、いかがわしい場所でデートをスタートする。
なお、公式Twitterでは、お年玉プレゼントとして、神谷浩史、上坂すみれ、悠木碧、高垣彩陽、千葉繁のサイン入りポスタープレゼントを実施中。
アニメ『うる星やつら』は、フジテレビほかにて毎週木曜24時55分放送。
コメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■悠木碧(テン役)
――悠木さんにとって「うる星やつら」とは?
我が家は、母がうる星やつらが大好きなんです。だから、母から子に伝え聞いてきたお話、もはや伝説、ですよね。
――テンの魅力と、その役を演じるにあたり大切にしたいこと、楽しみなことなど教えてください。
ワガママキッズかと思えば、突然頼もしくなったりもするし、知識は子供なのに、色事には具体的な興味がある…本当に色んな表情をみせてくれる、魅力が詰まった子です。アフレコで最初に頂いたディレクションが、泣くところは引くくらいうるさくしてください、というものだったので、見た目や仕草に引っ張られすぎて可愛くやりすぎないようにしなきゃ…と思って取り組んでいます(笑)。喧しキュートに演じていきたいです。
■高垣彩陽(藤波竜之介役)
――高垣さんにとって「うる星やつら」とは?
私にとって、子供の頃から親しみ、アニメや声優の世界への憧れが増す時期にそばにあった作品です。「らんま1/2」から高橋留美子先生の作品に出会い、そこからいつのまにか「うる星やつら」も好きになっていました! 子供の頃、週に一度レンタルビデオ屋さんに連れて行ってもらいアニメを借りたり、漫画も読んでいて、特にテンちゃん好きでした。主題歌も好きで、OPとED集のアルバムをよく家でかけて歌っていました! ラムちゃんと撮影できるプリクラを撮りに行ったり、学生時代にポーチやカバンなどうる星やつらのグッズを愛用していて、いくつかは今も使っています。
――竜之介の魅力と、その役を演じるにあたり大切にしたいこと、楽しみなことなど教えてください。
浜茶屋の跡取りとして男らしく育てられた竜之介は、しょっちゅう父親とバトルしているので喧嘩っ早く、腕っぷしも強いですが、世間知らずで生真面目で純粋な一面も。誰よりかっこよく! そして時折みせる誰より可愛らしい部分が愛おしく、魅力的だと思います。自分がかつて観て親しんでいた竜之介へのリスペクトを込めながら、思いっきり作品に向かわせていただきます!
■千葉繁(竜之介の父役)
――千葉さんにとって「うる星やつら」とは?
さまざまな経歴を持つ俳優達が一丸となって取り組む、まさに戦場のような現場で、毎回新たな発見や直感的な演技の実験をやらせて頂きとても貴重な作品でした。
――竜之介の父の魅力と、その役を演じるにあたり大切にしたいこと、楽しみなことなど教えてください。
竜之介を「女の子」と認めてしまうと、いつの日か誰かの嫁さんになり自分から離れていってしまうのを容認しなくてはならない。それは父としてあってはならない事であり絶対に阻止しなければならない! その為に竜之介を「男の子」として育て教育している! そんな思いを胸に楽しく演じております。