ジェームズ・キャメロン監督の超大作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。2022年末に、公開14日間で大台の世界興収10億ドル(約1302億円)越えを果たしたが、年末年始にさらに躍進し、世界興行収入14億ドル(約1823億円)を突破した。
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革命的な映像世界で映画ファンを驚愕させたSF超大作『アバター』(2009)から13年を経て、満を持して製作されたシリーズ最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。Varietyによると、本作は2022年12月16日に公開されて以来、勢いを弱めることなくヒットを継続しており、公開3週目でも初週の8%減に留めているという。年末年始の週末に記録を伸ばし、世界興行収入14億ドル(約1831億円)を突破した。2022年最大のヒット作となった『トップガン マーヴェリック』の世界興行収入約14億9000万ドル(約1940億円)を超えるのは確実とみられる。
また、本作には3億5000万ドル(約456億円)もの予算がつぎ込まれており、回収するためにはおよそ15億ドル(約1954億円)の興行収入が必要だとみられていたが、これをクリアするのは時間の問題となった。
2009年に公開された前作『アバター』は、世界興行収入29億7000万ドル(約3869億円)を記録し今もなお歴代興収第1位を誇る。歴代興行収入でみると、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は早くも、『ブラックパンサー』と『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』に次ぐ14位につけている。