森七菜と出口夏希がダブル主演を務めた、現在配信中のNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』より、キャスト陣と総合演出の是枝裕和のインタビューを挟みながら撮影の舞台裏を収めたメイキング映像が解禁された。
【動画】森七菜、出口夏希らが撮影を振り返る! Netflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』メイキング映像
本作は小山愛子による同名漫画の実写化。
配信開始後、日本では6日連続でTV Top10入りを継続中。台湾、香港、シンガポール、タイ、インドネシア、イスラエルでもTop10入りとなり、世界中から注目が集まっている(※1月20日現在)。
今回解禁されたのは、キャスト陣と総合演出の是枝裕和のインタビューを挟みながら撮影の舞台裏を収めたメイキング映像。
舞妓を目指して京都へ来たものの、ひょんなことから屋形のまかないさんになるキヨ(森)が台所で調理する場面のメイキングから始まる。続いて総合演出の是枝裕和が、オーディションでは配役を何度も変え、お芝居を繰り返したうえで決めていったと述懐。そして、森とすみれ役の出口、本作のオリジナルキャラクターである屋形のおかみさんの高校生の娘・涼子役の蒔田彩珠がお芝居をした際、現場にいたスタッフがみんな「これだったね」と思ったと当時の現場の様子を明かしている。
その後、キャスト陣が登場。森は「キヨのセリフの中で『お料理が好きっていうか、台所が好き』っていうセリフがあるんですが、そこに集まってくれる舞妓さんや食べて喜んでくれるその状況を求めて、キヨはご飯を作っているのかな」とキャラクターの想いを語る。同時に、映像ではキヨが茄子に細かく切れ目をいれる料理シーンが映り、撮影当時は集中するあまり表情が変わってしまったと苦労を明かす場面も。
出口は「プレッシャーと不安で、最初は『分からない、分からない』となっていたんですが、キヨちゃんと一緒にやっていて不安がどんどん無くなっていったんです。
蒔田は「スタッフもキャストの皆さんも優しい雰囲気がずっと流れていた」と振り返り、人気ナンバーワンの芸妓である百子を演じた橋本愛は「専門的なスキルが必要な役なので、大変だったと思うのですが、是枝監督の作品に参加することが1つの夢だったので、『夢が叶った』という喜びで包まれていました」とほほえむ。
さらに、出戻り舞妓・吉乃を演じた松岡茉優、屋形の女将・梓を演じた常盤貴子、屋形の要となる千代を演じた松坂慶子も、それぞれ撮影当時の想いをコメント。映像の最後は、出口が「お芝居をやって、こんなに色んな人と出会えることも楽しいと思えたし、お芝居中じゃなくても温かい場所だったので。(観る人にも)伝わってほしいです」と充実感をにじませる姿、森が「キヨが何年一緒にいても、すーちゃんに見とれてしまったり、思わず微笑んでしまう意味というか、力はすーちゃんからすごく貰ったので、本当にすーちゃんが出口さんで良かったと。出口さんのすーちゃんにキヨが私で本当に良かった」と喜びを語る姿で締めくくられている。
Netflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』は、Netflixにて全世界独占配信中。