人気コンテンツ『刀剣乱舞』の劇場版第2弾となる『映画刀剣乱舞‐黎明‐』より、本予告と本ビジュアルが解禁。現代で刀剣男士を支える“仮の主”役などの追加キャストに加え、BLUE ENCOUNTの「DESTINY」が主題歌となることが発表された。



【動画】『映画刀剣乱舞-黎明-』本予告解禁

 本作の原案は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞‐ONLINE‐」。2019年に公開された前作『映画刀剣乱舞‐継承‐』は、興行収入9.5億円のヒットを記録。本作の監督も前作に引き続き、耶雲哉治が務める。

 主人公の三日月宗近役・鈴木拡樹、山姥切国広役・荒牧慶彦、へし切長谷部役・和田雅成、骨喰藤四郎役・定本楓馬ら前作からの続投組。そして舞台「刀剣乱舞」でも同役を演じた山姥切長義役・梅津瑞樹、堀川国広役・小西詠斗、一期一振役・本田礼生、小烏丸役・玉城裕規のほか、髭切役・佐藤たかみち、膝丸役・山本涼介ら、ファンからも熱い注目が集まる刀剣男士たち。さらに藤原道長役・柄本明、源頼光役・津田寛治、安倍晴明役・竹財輝之助という、日本映画界を代表する実力派俳優陣が脇を固める。

 解禁された本予告映像は、西暦2205年から原道長らが生きた995年、そして2012年の現代と、あらゆる時代が映されるとともに、なんと渋谷のスクランブル交差点に時間遡行軍が侵略してくる衝撃のカットから始まる。そして三日月宗近と山姥切国広が互いの剣を交え、そこに山姥切長義が加わる三つ巴の戦い…。併せて刀剣男士10振りが夜明けの天空から舞い降りるビジュアルも解禁された。

 三日月宗近の“仮の主”となる高校生・琴音を演じたのは、『彼女、お借りします』の秋田汐梨擢。同じく“仮の主”役として、実写「賭ケグルイ」シリーズの柳美稀。山姥切国広に呪いをかける酒呑童子役には、『仮面ライダーゼロワン』の中山咲月が抜擢された。
さらにお笑いコンビ・ラバーガールの飛永翼、前作でも審神者(さにわ)を演じた堀内正美ら個性豊かな俳優陣が集結した。

 また、本作を音楽で盛り上げるのは、主題歌に決定したBLUE ENCOUNTの書き下ろし楽曲「DESTINY」。ボーカルとギターを担当する田邊駿一は、「登場する方々の迫力あるセリフ回しや鍔迫り合う刀の響き。私はこの時点でこの作品に恋をしました。全ての登場人物が自分の運命と戦っているその生き様に。まどろこしいことは何もありません。今回、この作品への楽曲を書けた原動力はその恋心だった気がします」と語る。

 そして、ムビチケカード型前売券も<ティザーver.>と<メインver.>、さらにメインの刀剣男士の<キャラクター別ver.>(10種)、合計12種類が発売決定。<ティザーver.>は11月に解禁されたティザービジュアルのもので、2月3日より劇場限定で発売開始。第2弾の<メインver.>は、3月3日より劇場ほか、プレイガイドなどで発売予定だ。

 <キャラクター別ver.>の全10種は、アニメイト限定で発売決定。事前予約は2月3日より、アニメイト店頭と通販サイトにて受付開始する。
その他、セブンネットショッピング、TOHO animation Store、アニメイトではバンドルグッズ付きの前売券も発売。詳細は公式サイトで確認できる。

 『映画刀剣乱舞‐黎明‐』は、2023年3月31日より公開。

 ※耶雲哉治監督らのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■耶雲哉治監督

(主題歌について)「明日へと繋がる希望」を感じる曲に。これが、私から映画主題歌への唯一のリクエストでした。しかし、出来上がってきたのは私の要望を遥かに超えた美しく強く儚く壮大な世界観の曲「DESTINY」。映画の物語をさらに深くするのはもちろん、楽曲それ自体にも深い物語を感じさせる。この素晴らしい主題歌に出会えた運命に本当に感謝です。きっと、これからも、いつまでも、千年先も愛され続けることでしょう。

■エグゼクティブプロデューサー/原作プロデューサー:小坂崇氣(でじたろう)コメント

『刀剣乱舞 ONLINE』は多くのお客様にプレイ頂いたお陰をもちまして、2023年1月に8周年を迎えることができました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
8周年を記念してお届けする『映画刀剣乱舞-黎明-』は、新型コロナ感染拡大による未曾有の状況の中で本格的に企画が走り出しました。コンテンツにできることとは何かを常に考えていたように思います。私たちは日々、学校で、家庭で、職場で、様々な場所で、誰しもが懸命に戦っています。そのような誰かを少しでも元気にさせることができるのは、同じく懸命に戦う姿かもしれない。そう考えて、刀剣乱舞を作り始めました。本作でもそれを大切に踏襲しながら、戦う仲間に現代の人々が加わります。「平安」から千年の時を越えての「現代」への出陣を、東宝さんが目標とされていた、刀剣乱舞をご存知なくても楽しんでいただけるエンターテイメント映画にすることを、耶雲監督をはじめ出演者や多くのスタッフが念いを込めて実現くださっていると思います。ぜひ刀剣乱舞の世界の入口としてご覧頂ければと思いますし、これもまた刀剣乱舞の可能性の中のひとつとしてお楽しみいただけますと幸いです。

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