井上真央佐藤健松山ケンイチの共演と謎が謎を呼ぶストーリーが話題のドラマ『100万回 言えばよかった』(TBS系/毎週金曜22時)。本作の魅力の1つはなんといっても井上ふんする悠依と、佐藤演じる恋人・直木が織りなす胸キュンシーンの数々。

ここでは第1話~第3話の中から、胸キュンシーンを厳選してプレイバックしてみよう。

【写真】ヤキモチを焼く直木(佐藤健)にキュン 佐藤健の出演シーンまとめ

■「合ってた?」「合ってた…」悠依と直木の思いが通じた“おかゆキス”(第1話)

 旧知の直木と約20年ぶりに再会した悠依は美容師として働きながら、休日は彼がシェフをしている洋食屋の子ども食堂を手伝っていた。ある日、悠依が子どもたちに絵本の読み聞かせをしていると、直木は彼女のささいな変化に気付き「たぶんこれから熱出る」と言って連れて帰る。

 その後、熱が下がった悠依におかゆを振る舞う直木。うれしそうにおかゆを食べる悠依に、直木は「俺の思ってること分かってるでしょ?」と真面目なトーンでポツリ。悠依は「分かる」と言いながら、上目遣いでじっと見つめるものの「あれ、違ってた…」と冗談めかして首をかしげる。すると直木は真剣な表情で「違ってない」とつぶやき悠依にキス。長い口付けを交わして静かに「合ってた?」と聞く直木に、悠依はうれしさと照れが入り混じった表情で「合ってた…」と応え、今度は悠依から直木へお返しのキスをする。2人は幸せに満ちた表情で何度も唇を重ねるのだった。

 約20年ぶりの再会に運命を感じていた悠依と直木。2人の思いが通じ合い、恋愛へと発展するきっかけをキスで表現した第1話屈指の名シーン。間近で見つめ合う悠依と直木の姿に胸が高鳴るのはもちろんのこと、直木を演じる佐藤のそっけないながらも優しさがにじみ出た、ささやくようなセリフ回しも胸キュン度が高い。


■ヤキモチを焼いて譲と悠依の間に割って入る直木(第2話)

 突然姿を消した直木だったが、彼の姿が見えるという刑事・譲(松山ケンイチ)を通じて、悠依に会おうとする。悠依は半信半疑だったものの、直木と自分しか知らないはずの思い出の料理を、譲が再現したことから彼を信じるようになる。

 直木が消えた謎を追うために彼の自宅で話し合うことになった悠依と譲。だが、直木は部屋で悠依と譲が2人きりになることを警戒する。恐縮した様子でソファの端に座る譲にコーヒーを出してソファの反対側に座る悠依。それを後ろから腕組みして見ていた直木はガマンできず、2人の間に割って入るようにソファに腰を下ろすのだった。

 愛する悠依のそばにいるのに触れることもできない直木のもどかしさや、普通に悠依と会話できる譲への嫉妬心がコミカルに表現された第2話からの胸キュンシーン。ムスッとした表情でソファにどっかと腰を下ろす直木の姿はユーモラスでキュート。ヤキモチを隠さない直木を体現した佐藤の演技も素晴らしい。

■「うまいっしょ?」直木から悠依へ不意打ちの“オムライスキス”(第3話)

 第3話からは直木が幽霊になる前の、悠依との“ラブラブ”なやりとりを描いたシーンを紹介。

 ある日、悠依が直木にオムライスを作ったときのこと。反応が気になる悠依は、直木のそばで彼を見つめている。
一口食べた直木に、期待まじりの笑顔で「どう?」と尋ねる悠依。「うまい」と答える直木だが、悠依は「ほんと~?」と疑いの目。そんな悠依に、直木はうっかり「てか別にいいんだよ、そんなうまくなくて」と本音をこぼしてしまう。直木の言葉にふくれる悠依。直木は申し訳なさそうに「ごめん。ほんとにうまい」と弁解すると、不機嫌そうな悠依の唇に突然キスをする。少し驚いた様子の悠依に、直木はこともなげに「うまいっしょ?」とつぶやく。

 直木からの不意打ちキスに笑ってしまった悠依は、込み上げる喜びをかみしめながらも「直木のそういうとこほんと嫌い!」と言い放つ。言葉とは裏腹にうれしそうな悠依の表情に、直木も思わず笑みがこぼれるのだった。

 強い絆で結ばれた2人の幸せな時間を見事に表現したこのシーン。悠依の機嫌を直そうと、自然と不意打ちキスをしてしまう直木の大胆さと、照れ隠しのように「うまいっしょ?」と聞くいたずらっ子のようなかわいさに思わずキュンとさせられる。

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