ダイアナ妃が生前愛したアイコニックなイブニングドレスがオークションにかけられ、60万ドルで落札されたことがわかった。
【写真】60万ドルで落札されたダイアナ妃愛用のドレス
Peopleによると、このイブニングドレスは、1989年にヴィクター・エデルスタインによってデザインされたもので、ダイアナ妃が晩年の90年代に度々纏っていたお気に入りの一枚だそう。
ダークパープルのシルクベルベットを使用し、ボディスにスウィートハートネックラインで繊細なギャザーが寄せられ、背中には金装飾のついたパールボタンがあしらわれている。1997年に妃がチャリティオークションに出品したもので、当時は2万4150ドル(約314万円)で落札されたそうだ。
ダイアナ妃は、1991年にスノーデン卿によって撮影された王室のポートレートでこのドレスを身に付けており、このポートレートをもとに、ダグラス・アンダーソンが肖像画も手掛けている。また、Vanity Fair誌に掲載されたダイアナ妃の特集記事“Diana Reborn”でも、このドレスを着用。この時のポートレートは、生前最後の公式写真となった。
ダイアナ妃の遺したアイテムを巡っては、今月初めにアメジストのクロスネックレスがオークションにかけられ、キム・カーダシアンが約20万ドル(約2600万円)で落札している。