アカデミー賞の候補者が集まる昼食会、オスカー・ノミニーズ・ランチョンの席で、スピルバーグ監督がトム・クルーズに、「『トップガン マーヴェリック』がハリウッドを救ってくれた」と感謝する様子がキャッチされた。

【写真】トム・クルーズ、スピルバーグ監督やミシェル・ウィリアムズらと オスカー昼食会にて

 2月13日(現地時間)、毎年恒例の昼食会、オスカー・ノミニーズ・ランチョンがロサンゼルスで開催された。

このイベントはその年のアカデミー賞にノミネートされた映画人が一堂に会するもので、自身初の自伝的映画『フェイブルマンズ』で7部門にノミネートされたスティーヴン・スピルバーグ監督と、主演・製作を務めた『トップガン マーヴェリック』が6部門にノミネートされたトム・クルーズが顔を合わせた。

 Discussing Filmがツイッターで公開した動画によると、2人は会場で熱く抱擁を交わし、スピルバーグ監督がトムに、「君がハリウッドの危機を救った、劇場配給も救った。真剣な話、『マーヴェリック』が映画産業全体を救ってくれたんだ」と感謝。トムも、真摯な表情でスピルバーグからの賛辞を受け止めている。

 『トップガン マーヴェリック』は、1986年に公開された大ヒットスカイアクション映画『トップガン』の約30年ぶりの最新作。コロナ禍、数多くの作品が配信に舵を切る中、トムは劇場公開にこだわり、幾度とない公開延期を経て、昨年5月についに公開された。コロナ禍にもかかわらず、世界で14億ドル(約1900億円)を越える大ヒットを記録し、映画産業全体を勇気づけた。

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