落語家の笑福亭鶴瓶が22日、所属事務所の公式サイト上で、弟子の笑福亭笑瓶さんの急逝について「師弟関係というよりも、信頼のおける親友のようでした」と思いをつづっている。

【写真】哀悼のコメントが続々 笑福亭鶴瓶&笑瓶さん、師弟2ショット

 笑瓶さんは急性大動脈解離のため、22日午前に死去した。

鶴瓶は「笑福亭笑瓶の訃報に接し」という文章を更新。「師弟関係を結んだのは僕が29歳で笑瓶が24歳」と振り返り、笑瓶さんとの関係を「師弟関係というよりも、信頼のおける親友のようでした」と振り返った。

 笑瓶さんについて「一番僕のそばにいて、全ての事に気のつく男で すごく彼がいて助かりました」と感謝をつづり、それだけに急な旅立ちについては「僕より先に逝くとは思いませんでした」とショックだったよう。

 最後には「すごくええ顔して旅立って行きました。 最期に顔見れてよかったです。お疲れ様でした」と、愛弟子を労る言葉で文章を結んでいる。

 笑瓶さんの突然の訃報には長きにわたってテレビなどを通して彼を知っている多くの一般人も衝撃を受けたよう。かつて、鶴瓶が自身のインスタグラムで公開していた愛弟子との2ショット写真には、訃報後に「安らかに眠られることを願うばかりです」といった哀悼のコメントが書き込まれている。

 笑福亭笑瓶さんは1956年11月7日生まれ、大阪府出身。1981年に落語家の笑福亭鶴瓶に弟子入りし、タレントとして活躍。『ものまね王座決定戦』(フジテレビ系)での「魔法使いサリーのよし子ちゃん」などで人気を博した。情報番組『噂の東京マガジン』(BS-TBS)や医薬品「コンタック」のCMでも親しまれ、2021年にはNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』にも出演していた。


引用:
「笑福亭鶴瓶」公式サイト
「笑福亭鶴瓶」インスタグラム(@shofukuteitsurube)

【笑福亭鶴瓶、弟子・笑福亭笑瓶さんの訃報に際してコメント】

【笑福亭笑瓶の訃報に接し】

師弟関係を結んだのは僕が29歳で笑瓶が24歳。

師弟関係というよりも、信頼のおける親友のようでした。

一番僕のそばにいて、全ての事に気のつく男で

すごく彼がいて助かりました。

僕より先に逝くとは思いませんでした。

すごくええ顔して旅立って行きました。

最期に顔見れてよかったです。

お疲れ様でした。

笑福亭鶴瓶

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