舞台『キングダム』、帝劇公演千穐楽に三浦宏規、高野洸らキャスト歓喜

　俳優の三浦宏規、高野洸、小関裕太、牧島輝が27日、都内で開催された舞台『キングダム』帝劇公演千穐楽 達成記念会見に出席。4人はキャストと共に千穐楽の達成をくす玉で祝ったほか、それぞれ本作に対する思いを語った。

【写真】乃木坂46キャプテンに就任したばかりの梅澤美波もサプライズ登場

　本作は、同名大人気コミックの舞台版。未だ一度も統一されたことのない苛烈な戦乱の中にある中国を舞台に、戦災孤児の少年・信（三浦／高野）と、その玉座を追われてのちの始皇帝となる若き王・えい政（小関／牧島）が、時代の荒波にもまれながらも、友との約束のために、そして己の夢のために、史上初の中華統一を目指す姿を描く。

　三浦は「無事に終わって、本当にほっとしています。あと1公演は残っていますけれども、1回1回の公演のエネルギーの消費量っていうのが、皆さんすさまじいので。これを1ヵ月弱ですか。続けてきた人たち、私たちってすごいなあって、思いません？　そこだけは褒めたいなと思います」と笑顔でコメント。

　一方の高野は「とりあえず帝劇、残り1公演まで来たので、本当にすごいことだなと思っていますし、残りの51戦もこの集中力をみんな保ったまま、乗り切りたいなと思います。とりあえず次の公演、しっかり頑張りたいなと思います」と語った。

　えい政・漂の二役を務める小関は「まず初日が開くまでも奇跡のような感覚でしたし、最後に宏規と一緒に『ありがとうございました』って言って振り返った時の、この帝国劇場のお客さん満員の最後の景色が忘れられない今なので。まずは51戦ではなく、ここまでの戦いを振り返っていければなと思います」とにっこり。

　同じ二役を担当する牧島は「あと51戦ということで、あと51戦も戦えるっていう喜びにいま満ち溢れています。よっしゃ！」と発言。悩みなどを含めて観客が様々な思いを抱えているとしたうえで「そんな皆様と一緒に僕たちも劇場で戦っているっていうことを感じてもらって、ぜひとも皆様の日常の力になれるように、残り51戦頑張っていきたいと思っておりますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします」と呼びかけていた。

　また、新たに乃木坂46のキャプテンに就任した、楊端和役の梅澤美波は、「楊端和みたいな強さを持ち過ぎちゃうと、みんなびびっちゃうかなと思うので（笑）。ちょっと柔らかさも持ちつつ。しっかり、いい意味で圧みたいなものを持って。みんなを引っ張っていけたらなとは思っています」と意気込みを語った。

　この日は、河了貂を演じる川島海荷／華優希、楊端和を演じる美弥るりか、壁を演じる有澤樟太郎／梶裕貴、成きょうを演じる鈴木大河（IMPACTors／ジャニーズJr.）／神里優希も出席した。

　舞台『キングダム』は、この後、3月12日～19日大阪・梅田芸術劇場メインホール、4月2日～27日福岡・博多座、5月6日～11日北海道・札幌文化芸術劇場hitaruにて上演。