山田裕貴が主演する4月スタートのドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(TBS系/毎週金曜22時)の追加キャストとして、日向亘と片岡凜の出演が発表された。未来へ飛ばされてしまう電車に乗り合わせた高校生カップルを演じる。



【写真】井之脇海、古川琴音、なにわ男子・藤原丈一郎、『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』出演

 本作は、同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが突如、前代未聞の出来事に巻き込まれ、電波が通じないうえに水も食料もない極限下で懸命に生き、元の世界に戻ろうとする姿を描くヒューマンエンターテインメント。この電車に乗り合わせた乗客で、主人公のカリスマ美容師・萱島直哉役を山田、正義感あふれる消防士・白浜優斗役を赤楚衛二、高校の体育教師・畑野紗枝役を上白石萌歌が演じる。脚本は金子ありさによる完全オリジナル。

 日向が演じるのは、名門高校に通う医者志望の受験生・江口和真。いつも冷静で、時に大人顔負けの正論で、皆をぶった斬る一面を持っている。幼い頃から名医である父をとりまく人間関係を見てきたため、両親や教師など大人に対して強い警戒心を持っている。そんな彼がさまざまな大人たちと生活を共にすることで心境の変化が生まれ、成長していく。

 和真の恋人であり幼なじみで、同じ高校に通う佐藤小春を演じるのは片岡凜。小春は、名門校に通う成績優秀な彼氏の和真を尊敬している女子高生。女子高生らしい振る舞いをする一方、妙に大人びた一面もある。そして和真も知らない秘密を隠しており、この秘密が今後の乗客たちの運命、そして物語を大きく動かしていくことに…。

 日向は「脚本だけでは想像もつかないことが沢山あるので、これから現場で色々と答え合わせしていきながら撮影するのがとても楽しみです」、片岡は「作品を通して非日常な現実を味わえるということはとても楽しみですし、佐藤小春にしっかり向き合い、サバイバル生活の中で生きる意味や喜びを知ることができたらと思います」とコメントしている。


 金曜ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』は、TBS系にて4月より毎週金曜22時放送。

 コメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■日向亘

 脚本を読んでみて、脚本だけでは想像もつかないことが沢山あるので、これから現場で色々と答え合わせしていきながら撮影するのがとても楽しみです。年齢も職業も性格も違う人たちといきなりサバイバル生活が始まったら、自分だったら何ができるかなと想像しました。様々な性格の登場人物が出てくるので、人間のいいところも悪いところも全てが詰まった作品だなという印象を受けました。

 “電車”という社会の縮図のような空間で、見ず知らずの人たちと知識を出し合い知恵を絞りながら、現実と非現実が混ざり合った世界にどう立ち向かって希望を見つけていくのか、一緒に考察しながら楽しめる作品だと思いますし、視聴者の皆さんもご自身に置き換えて楽しんでいただけたらうれしいです。

■片岡凜

 年齢や境遇、生き方も全く違う人々が、電車の一車両という空間で関わりを持ち、タイムスリップした未来の世界で人間関係を築いていくという物語の奇抜さを感じ、この先どんな展開になっていくのかとても気になりました。

 作品を通して非日常な現実を味わえるということはとても楽しみですし、佐藤小春にしっかり向き合い、サバイバル生活の中で生きる意味や喜びを知ることができたらと思います。

 どんな状況においても現代人が必要とするスマートフォン。手元から得られる情報源を無くしたとき、人と人との繋がりがどれだけ大切か、またどれだけ複雑かを考えさせられる、そんな作品になっていると思います。

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