高畑充希と田中圭がダブル主演するドラマ『unknown(アンノウン)』(テレビ朝日系/毎週火曜21時)に、シークレットキャストとして井浦新が登場。一家惨殺事件の犯人でもある虎松(田中)の父親・一条彪牙役を演じている。



【写真】モノクロの一条彪牙(井浦新)がカッコいいキャラビジュアル

 本作は、秘密を抱える2人の深い愛を描くラブストーリーに、予測不能な連続殺人事件が絡み合う壮大なラブ・サスペンス。

 先ほど第3話の放送が終わり、ついに朝田虎松(田中圭)の秘密が明らかに。それは、虎松の父親がかつて一家惨殺事件を起こした犯人であること、そして、それを虎松が目撃していたことだった。

 その犯人役として映し出されたのが井浦新。ドラマ『にじいろカルテ』(2021年)では医師役で高畑と共演、『あのときキスしておけば』(2021年)では、麻生久美子に憑依される役で貴島彩理プロデュース作品を盛り上げた井浦が、満を持して本作にカメオ友情出演する。

 井浦は、「貴島プロデューサーに『どんな役でも、一瞬でもいいから参加させてほしい』と無理を承知で直訴していたので、出演が決まった時は嬉しかったです」とコメント。「一番最初は『こころたちが飲む血のドリンクのパッケージのキャラクター(初代ドラキュラ)にしようかな~』と聞いていたので、数々の名優たちが演じたドラキュラの役を演じることができる、と胸を躍らせていました」とし、「『吸血鬼じゃなくて殺人鬼でもよいですか?』と連絡を受け、人間の役だと知った時は真っ白になりました(笑)」と振り返る。

 ドラキュラの役作りをしていたという井浦だが、虎松のトラウマとなった出来事のキーマンを演じるにあたり、「名前のある役で、しかも少しだけですが台詞もいただけたので、今できる自分の全てを注いで演じさせていただきました」と話している。

 なお、井浦演じる彪牙は今後も重要なシーンに登場するという。

 5月9日放送の第4話では、虎松の重い秘密と、それをひとりで抱えて生きてきた彼の壮絶な人生を知ることになったこころの決断が描かれる。一方、春陽町で巻き起こる“血を抜かれた未解決連続殺人事件”では、虎松とペアを組む刑事・闇原漣(井上祐貴)が、吸血鬼と「413」の落書きについて、この数字は犯行予告の日付だと推理。遺体から血を抜き取るという事件の謎に一歩近づいたかのように見えるが…!?

 そして、毎週アバンとエンディングで少しずつ描かれている“血塗れの結婚式”。
婚約をして、指輪を買い、結婚式場を決める…。そんな幸せなこころと虎松の歩みは、徐々に“結婚式の当日”に近づいていく。

 ドラマ『unknown(アンノウン)』は、テレビ朝日系にて毎週火曜21時放送。

 ※井浦のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■井浦新(一条彪牙役)

――本作に出演が決まったときのお気持ちは?

 貴島プロデューサーに「どんな役でも、一瞬でもいいから参加させてほしい」と無理を承知で直訴していたので、出演が決まった時は嬉しかったです。一番最初は「こころたちが飲む血のドリンクのパッケージのキャラクター(初代ドラキュラ)にしようかな~」と聞いていたので、数々の名優たちが演じたドラキュラの役を演じることができる、と胸を躍らせていました。

――虎松の父親で、過去の殺人事件の犯人という一条彪牙を演じてみていかがでしたか?

 ドラキュラの役だと勝手に思い込み、写真だけの参加とはいえ、長い時間をかけてドラキュラを調べ上げ完璧な役づくりをしていたのですが、「吸血鬼じゃなくて殺人鬼でもよいですか?」と連絡を受け、人間の役だと知った時は真っ白になりました(笑)。でも、名前のある役で、しかも少しだけですが台詞もいただけたので、今できる自分の全てを注いで演じさせていただきました。

――共演された高畑さんと田中さんの印象をお聞かせください。

 高畑さんはどんぐり姫。田中さんは職人。

――現場のキャスト・スタッフの雰囲気はいかがでしたか?

 ポイント参加の自分をいつでも明るく楽しくハッピーな空気感で迎え入れてくれて感謝しています。
大虐殺シーンの撮影でも現場にはハッピーな空気が流れていたので、この人たちは本物だと畏敬の念を抱きました。信頼を寄せている貴島P一座のスタッフの皆さんと、また一緒にお仕事をすることができて幸せでした。

――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

 『unknown』を観ていただいたら、きっと優しさに包まれると思います。優しさに満たされた温かい気持ちを、大切な人にも知らない隣の人にも分けてあげれたら、優しさが広がって愛に溢れた世の中になりますね。このドラマはそんな素敵な可能性を秘めたドラマです。どうぞ最後までお楽しみ下さい。

編集部おすすめ