Snow Man・目黒蓮が主演し、俳優の佐野勇斗が共演するドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系/毎週金曜22時)が、7月期の金曜ドラマ枠にて放送されることが決定した。目黒がハッタリと野心と類まれなるコミュニケーション能力が武器の“ハル”、佐野がまじめで不器用なエンジニアの“ガク”を演じる。



【写真】目黒蓮演じるハルが表紙を飾る『トリリオンゲーム』原作書影

 本作は、「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で好評連載中の原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一による同名漫画のドラマ化。主人公である“世界一のワガママ男”のハルと、“まじめで不器用なエンジニア”のガクという正反対の二人が、ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がる前代未聞のノンストップ・エンターテインメントだ。

 主人公のハル(天王寺陽)を演じるのは、目黒蓮(Snow Man)。昨年はテレビドラマや映画でその高い演技力が話題になり、第46回日本アカデミー賞ではW受賞(優秀助演男優賞・新人俳優賞)を果たした。現在も主演映画の『わたしの幸せな結婚』が大ヒット公開中の目黒だが、連続ドラマで単独主演を務めるのは今作が初。TBSの連続ドラマに出演するのも初となる。

 目黒が演じるハルは、類まれなるコミュニケーション能力で老若男女あらゆる人からモテる、まさに天性の人たらし。人間関係が絡み合う未知の世界にも果敢に飛び込み、その度胸と流れるような口八丁で人心掌握術を遺憾なく発揮していく。

 ハッタリばかりの楽天家に見えて、その実は計算高く、悪いことにもブレーキの利かない危険な男だ。底知れぬ野心家で、日本最大の老舗IT企業「ドラゴンバンク」の内定を内定式の最中に辞退し、その会社を飲み込んで1兆ドル(トリリオンダラー)を稼ぎ出し、この世のすべてを手に入れようと目論むことから『トリリオンゲーム』が開幕する。

 そんなハルとタッグを組むことになるガク(平学)を演じるのは佐野勇斗。2015年公開の映画『くちびるに歌を』で俳優デビューを果たした佐野は、飛ぶ鳥を落とす勢いで数々の話題作に出演。
存在感のある演技に定評があり、2018年公開の『ちはやふる -結び-』では第28回日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞。現在公開中の劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』にも出演している。

 佐野が演じるガクは、ハルとは正反対に人とのコミュニケーションは苦手だが、優れたプログラミングスキルが武器のパソコンオタク。幼少期からとにかくプログラミングコードと向き合い続けてきたこと以外は、ごく普通の心優しい青年だ。

 しかし、その能力や人柄は就職活動においては全く評価されず、ずっと憧れていた「ドラゴンバンク」にも不採用を言い渡されてしまう。そんな時、中学時代の同級生・ハルと再会し、1兆ドルを稼ぐ夢へと挑戦することになる。

 事業計画も起業資金もゼロからの二人が起業する「トリリオンゲーム」社。“何者でもない”ハルとガクが企業の成長に必要な才能を求め個性的な仲間を増やし、知恵とハッタリと確かな技術で大資本「ドラゴンバンク」からの妨害も跳ね返し前代未聞のロードマップを駆け上がっていく。

 ドラマ『トリリオンゲーム』は、TBS系にて7月より放送開始。

 ※キャスト、原作者のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■目黒蓮(ハル役)

出演のお話を聞いたときはとてもうれしかったです。原作を読ませていただいて、とにかく物語が面白くて今からこの世界に入れると思うとすごくうれしかったです。
ハルというキャラクターは自分自身と真逆のキャラクターなので、自分がどれだけ演じられるのか不安もありますが、ワクワクしています。
正反対であるハルとガクがどんな二人になっていくのか、そして、1兆ドルを手に入れるためのロードマップをどのように駆け上がっていくのかを楽しみにしていただけたらうれしいです。
原作を知っている方は『トリリオンゲーム』の面白さをご存知かと思いますが、ドラマ化をきっかけにこの作品をもっとたくさんの人に共有して面白さを分かち合いたいです。

■佐野勇斗(ガク役)

ドラマのお話をいただく前に、知人から原作を薦められて読んでいてすごく好きになった作品だったので、出演のオファーをいただいたときはすごく驚きましたし、うれしかったです。
演じさせていただくガクは天才プログラマーなのですが、僕自身は機械が苦手なのでタイピング含め、色々とガクに近づくために練習しています(笑)。
ブレーキの利かないハルとタッグを組む、人とコミュニケーションをとることが苦手なガクは、自分の強みであるプログラミングスキルを使って、どのように1つ1つのミッションを仲間たちとこなしていくのか、そこに注目して金曜日の夜を過ごしていただければと思います。
僕も原作ファンの一人なので、ファンの方にも楽しんでいただけるよう全力で演じきりたいと思います。楽しみにしていてください。

■稲垣理一郎(原作者)

当然ですが、お金=幸せじゃありません。でも欲しいか欲しくないかって言われたら、そりゃ欲しいよね!100兆円欲しいよね(笑)! だとしたらその100兆円=トリリオンダラーを、夢物語だと切り捨てずに、まっすぐ奪りにいく。
そんなハルという人間の、清々しいほどとんでもないバイタリティーを面白がっていただけたらうれしいです! ドラマ『トリリオンゲーム』で目黒蓮さん&佐野勇斗さんが演じてくださる、ハル&ガク。どんなすごい奴らになるか、世界一楽しみにしています!

■池上遼一(作画)

目黒蓮さん、佐野勇斗さんはじめまして。
池上遼一です。
驚きました。お二人とも目がとても優しく、お互いの持つ雰囲気が僕の描くハルとガクのイメージにぴったりだと思います。
『トリリオンゲーム』は破天荒な展開とユーモア満載の物語です。僕も楽しみながら今まで描いたことのない絵に挑戦しています。ドラマ化の話を伺い、本当にうれしく思いました。
今、まさに大空を飛翔する勢いのお二人には、大いに楽しみながら演技していただければ幸いです。お二人を応援しています。あざーーす!! オナシャス!!!

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