上野樹里主演ミュージカル『のだめカンタービレ』より、音楽をTRICERATOPSの和田唱が担当することが発表された。また追加キャストとして、有澤樟太郎仙名彩世なだぎ武らの出演も決定した。



【写真】有澤樟太郎、仙名彩世、内藤大希、なだぎ武ら共演キャストも発表

 原作は二ノ宮知子による大人気コミック。世界中で愛されるコンテンツとしてあらゆるメディアミックスを展開し、今回が初のミュージカル化となる。主人公で落ちこぼれながら天才的なピアノの才能をもつ音大生・“のだめ”こと野田恵を演じるのは、2006年・2008年のテレビドラマ、2009年・2010年の劇場版でのだめ役を演じた上野樹里。エリート音大生で指揮者を目指す千秋真一役は三浦宏規が務める。

 音楽を担当する和田唱は、TRICERATOPSのボーカル・ギターで、2018年からはソロ活動を開始。今回初めてミュージカルへ楽曲提供する和田は、「『いつかミュージカルの劇中歌を作曲してみたい…』思えばずっと前からそんな夢を抱いていました。そしてそれを叶える機会が思わぬところから飛び出してきました」とし、「この巡り合わせに感謝しつつ、僕のミュージカルというエンターテイメントへの愛情をありったけ注いで作曲したいと思います」と話している。

 併せて、追加キャストが解禁。ヴァイオリン専攻でのだめと千秋の親友となる峰龍太郎役には、ミュージカル『刀剣乱舞』の有澤樟太郎。実力派ヴァイオリニストで、千秋の音大でのオーケストラ作りへ協力する三木清良役には、元宝塚歌劇団の仙名彩世。打楽器奏者で千秋を慕う奥山真澄役には、2017年・2019・2021年にミュージカル『レ・ミゼラブル』でマリウス役を演じた内藤大希。のだめを指導するピアノ科熱血教授の江藤耕造・通称「ハリセン」役は、なだぎ武が務める。


 出演にあたり、有澤は「峰くんにはどこか自分と近いものを感じてしまうところがいくつかあり、運命の役をいただいたと思って楽しく演じたいと思います!」と意気込みを。仙名は「学生時代、ピアノの先生から『のだめちゃんっていう子が主人公の素敵な漫画があってね』とおすすめされ、それからドラマや映画にもハマりました!」と本作との出会いを語る。

 また内藤は「『のだめカンタービレ』は高校生の時に出会い、クラシック音楽がわからないながらに漫画から音楽が聞こえてくるようで、夢中になって一気読みしました」と振り返り、なだぎは「のだめに関わらせて頂くのは映画の『最終楽章』以来。またのだめの世界に帰ってこれて感無量です」としている。

 ミュージカル『のだめカンタービレ』は、東京・シアタークリエにて10月3日~29日、長野県上田・サントミューゼにて11月3日、4日上演。

 ※キャストのコメント全文は以下の通り。

<キャストコメント全文>

■有澤樟太郎
 峰龍太郎役を演じます有澤樟太郎です。

 峰くんにはどこか自分と近いものを感じてしまうところがいくつかあり、運命の役をいただいたと思って楽しく演じたいと思います!

 劇場でお会いできるのを楽しみにしております。

■仙名彩世
 学生時代、ピアノの先生から「のだめちゃんっていう子が主人公の素敵な漫画があってね」とおすすめされ、それからドラマや映画にもハマりました!

 魅力的で愛すべき登場人物たちが躍動する舞台、お楽しみに!!

■内藤大希
 真澄ちゃんこと、奥山真澄を演じます内藤大希です。

 「のだめカンタービレ」は高校生の時に出会い、クラシック音楽がわからないながらに漫画から音楽が聞こえてくるようで、夢中になって一気読みしました。

 そのなかでも真澄ちゃんはとても印象に残っていて、演じる事ができてとても嬉しいです。

 「のだめ」の恋敵として、かわいく、楽しみながら演じたいと思います。


■なだぎ武
 今回の情報を目にした時『のだめがミュージカル!?』と驚きました。『しかものだめ役樹里ちゃんがそのままやるんや!?おもしろい!』と、何だったら観劇する気満々でもありました。

 そんな中オファーのお話が。のだめに関わらせて頂くのは映画の『最終楽章』以来。またのだめの世界に帰ってこれて感無量です。舞台ではどんなのだめワールドになるのか、今から楽しみです。

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