シリーズ累計発行部数1300万部突破(電子版含む)の咲坂伊緒による漫画『アオハライド』が、出口夏希と櫻井海音のダブル主演でWOWOWにて連続ドラマ化され、今秋、放送・配信スタートすることが決定。超特報映像も解禁された。
【動画】WOWOW初の本格青春ラブストーリー! 連続ドラマW‐30『アオハライド Season1』超特報
本作は、恋、友情、仲間、家族―あおく切なく美しい“青春のすべて”が詰まった、WOWOW初の本格青春ラブストーリー。
高校1年生の終わり、吉岡双葉は運命の再会を果たす。相手は、中学時代に転校し、突然姿を消した初恋の人・田中洸。その洸が、3年ぶりに双葉の前に現れたのだった。しかし、洸の名字は「田中」から「馬渕」に変わり、優しかったはずの性格も別人のように冷たくなっていた。徐々に明らかになっていく、双葉の知らなかった洸の3年間。双葉は再び、洸に憧れを抱くようになるが…。
タイトルの『アオハライド』には「アオハル(青春)+ライド(ride)」=「青春に一生懸命乗っていく」という意味が込められており、「青春」が「アオハル」とも読まれるようになった起こりとも言われている。2014年には映画化、テレビアニメ化もされている。なお、咲坂伊緒作品が連続ドラマ化されるのは本作が初めて。
今回のドラマ化では、原作の名せりふ、名シーンはもちろん、全13巻に込められた魅力を余すことなく実写化するにあたり、Season1/Season2の2部作で放送・配信することが決定。
ヒロイン・吉岡双葉を出口夏希、双葉の初恋の相手・馬渕洸を櫻井海音が演じる。
超特報では、“何度も、何度も、始まりそうで始まらなかった”双葉と洸の、近くて遠い距離感を活写。中学時代の双葉が洸に淡い恋心を抱くきっかけになった雨宿りや、一度目をそらしてまた合わせる教室、再会した2人の場面等、原作の印象的な名シーン・名せりふが盛り込まれている。
メイン監督は、『純愛ディソナンス』『知ってるワイフ』の木村真人。脚本は『恋仲』、映画『ストロボ・エッジ』、アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』の桑村さや香。音楽は、『Nのために』『最愛』、映画『ちはやふる』シリーズの横山克が務める。
原作の咲坂は「撮影現場に伺った時、とても丁寧に作っていただけている事が伝わり、私自身仕上がりがとても楽しみです。原作を読んだ事がある方も、まだ読んだ事がない方も、一緒にわくわくしていてくださると私も嬉しいです」と期待を寄せている。
連続ドラマW‐30『アオハライド Season1』は、WOWOWにて今秋放送・配信スタート(全8話)。
コメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■出口夏希(吉岡双葉役)
――出演が決定した際のお気持ち
『アオハライド』は中学生の頃に原作の漫画も小説も読んでいて映画もみていた作品だったので、出演が決まった事を伝えられた時、嬉しくて思わず叫んでしまいました。最初はまさか私が!と信じられませんでしたが、大好きな『アオハライド』の双葉を演じられる事が本当に嬉しかったです。
――撮影現場について
撮影では「原作を大事にしたい」という監督やプロデューサーの方からお話を伺ったので、そこはみんなで意識しながら取り組んでいます。現場に入ってみて、双葉を演じる中で新しい令和ならではの雰囲気の『アオハライド』になるのかなという予感がしています。王道の青春恋愛ストーリーなので、漫画やアニメだと伝わりやすいドキドキ感をドラマでどう表現したらいいのか毎日試行錯誤しています。
洸役の櫻井さんは、最初の頃は、慎重な方なのかなと思っていたのですが、今では「少年」という印象です。私は初めての現場だと緊張して人見知りしてしまうのですが、櫻井さんはすごく周りをよく見ている方で、最初の頃に話しかけてくれて、みんなの輪の中に入れてくれました。
――視聴者の皆さまへのメッセージ
今回のドラマはSeason2まであるので、原作に沿ってエピソードが描かれていきます。ドラマだからこそ描ける所もありますので、私も原作ファンの一人として、作品の完成を楽しみにしています。皆さまにも、ぜひご覧いただきたいです。
■櫻井海音(馬渕洸役)
――出演が決定した際のお気持ち
まさか自分があの『アオハライド』の「馬渕洸(田中洸)」を演じることができるとは思っていなかったので、初めてお話を聞いた時は現実味がありませんでした。でも、クランクインに向けて、原作や台本を読み込むうちに、徐々に洸に対しての気持ちが強くなっていきました。この大人気原作、大人気キャラクターをどういう風に演じていくか、最初は迷いましたが、監督と擦り合わせながら試行錯誤しました。
――撮影現場について
現場は本当に楽しいです。
――視聴者の皆さまへのメッセージ
長く愛されている原作をWOWOWで実写ドラマ化するということで、原作の愛されている部分を大事にして、丁寧に演じたいと思っています。スタッフの皆さんもひとつひとつのシーンを丁寧に撮ってくださっているので、我々が誠心誠意育んだ『アオハライド』を早く皆さんにご覧いただきたいです。
■原作者:咲坂伊緒コメント
――ドラマ化が決定した際のお気持ち
自分の作品を連続ドラマにしていただけるのは初めての事なので、このお話をいただいた時はとても嬉しかったです。それと同時に、『アオハライド』は私にとっても思い入れのある作品なので、選んでいただけて感謝の気持ちでいっぱいです。連続ドラマでしかできない間の取り方や、エピソードをどのように撮ってくださるのかも含め、全てが楽しみです!
――撮影現場をご覧になっての感想
キャストさんやエキストラさん達の制服姿に軽率に心躍ってしまいました。みなさんキラキラしてまぶしかったです。
――原作ファンの皆さま、視聴者の皆さまへのメッセージ
こうしてドラマ化していただけるのも、原作を読んで応援してくださった皆さまのおかげだと思っています。本当にありがとうございます。撮影現場に伺った時、とても丁寧に作っていただけている事が伝わり、私自身仕上がりがとても楽しみです。原作を読んだ事がある方も、まだ読んだ事がない方も、一緒にわくわくしていてくださると私も嬉しいです。
■監督:木村真人
――ドラマ化にあたって
『アオハライド』は僕自身、何度も読み返して夢中になった原作でした。原作リスペクトを最大限に込め、2023年の今だからこそ皆様へ届けるべき『アオハライド』をテーマに作りました。誰しもが経験したであろう儚く蒼い“青春”を、どこか懐かしさも感じられるように、そして瑞々しい俳優陣の感情は限りなく鮮やかに伝わるように、1カットずつ意識してこだわりました。また恋愛だけでなく、友情や家族だったりと輝きだけではない辛く歯がゆい部分もしっかりと落とし込み、群像劇として原作の魅力を最大限に活かしながら精細に心情を描くことも念頭に置きながら撮りました。
――本作を監督するにあたり目指したこと
漫画のページをめくるたびに端々から感じる「光・風・蒼さ・揺らぎ」を最大限に映像で表現することを目指しました。感情によって光の入り方を変えるなど、登場人物の気持ちや空気感がより伝わるような温度のある映像を、スタッフ・キャスト全員で追求しました。
――W主演の出口夏希さん、櫻井海音さんについて
出口さんとは2回目のお仕事でしたが、格段に魅力的な表情をする俳優になっていて驚きました。彼女の儚い透明感と、繊細かつ大胆な精神力は“双葉”そのものでした。その魅力を全力で届けたい想いで、何度も2人で会話をしながらテイクを重ねていくのがとても楽しかったです。今作のベストカットが超特報でも使用されていますので、その表情と美しさをご堪能下さい。櫻井さんは初めてご一緒しましたが、まさに原作から飛び出してきた“洸”そのものでした。咲坂先生のお墨付きです(笑)。お芝居に対して真っ直ぐで、声のトーン、手の動き、身体の傾きひとつとっても入念にお互いの意見を擦り合わせながら“洸”そのものを目指しました。
――視聴者の皆さまへのメッセージ
原作ファンの方々に楽しんで頂けるような内容や映像であるのはもちろんのこと、コロナ禍を過ごした若者達には“こんな素敵な学校生活を過ごしてみたい”という憧れを抱かせられるように、そして大人たちには、誰しもが経験したであろう青春のひとコマをリンクさせながらもう一度“あの頃の青春”を懐かしむことができるように、心を込めて作りました。WOWOW初の本格青春ラブストーリー「アオハライド Season1」。