橋本環奈×山田涼介で送る超打算的シンデレラストーリー『王様に捧ぐ薬指』(TBS系/毎週火曜22時)。13日に放送された第9話は、羽田綾華(橋本)を守るためにした新田東郷(山田)の決断に、「切なさ大爆発」との声が集まった。
【写真】美しすぎる 東郷(山田涼介)&綾華(橋本環奈)のデートショット
■子犬のような東郷にキュンとする視聴者続出!
ようやく正式な夫婦になった綾華と東郷は、幸せをかみ締めながら日々を送っていた。普段はツンが多めの東郷も、綾華の顔を見ただけでにやけてしまう。こんなにかわいい顔を秘めていたの…? と思うほどの変わりようだ。
序盤のキング感は消え失せ、子犬のように綾華に甘える姿も。特に、綾華から好物のおかしをもらった時の表情は、「可愛すぎてなんだこれ」「東郷愛おしすぎる」「こっちまでニヤけた」と視聴者をときめかせていた。
しかし、夫婦になるのって楽しいことばかりじゃない。綾華が幸せな結婚生活を送る一方で、父の金太郎(塚地武雅)は友人の連帯保証人として1億円の借金を背負うことになっていた。母の桃子(りょう)は、身重で大変な中、金太郎とともに家族を守っていかなければならない。そんな時、陸(長尾謙杜)の「何があっても俺たちは味方だから」という言葉が胸に刺さる。そうか、私たちは何があっても味方でいてくれる存在を求めて、家族をつくるのかもしれない…と。しかし、そんな中、ついに、綾華と東郷が契約結婚であることが、世間に漏れてしまった。
■山田涼介&長尾謙杜の演技がすごい
これはおそらく、2人を別れさせたい静(松嶋菜々子)の企みによるもの。序盤はいい母親に見えなくもなかった静だが、だんだんと闇の部分が浮き彫りになってきた。
恋の邪魔をするために母親が巨大な権力を行使する…というのは、シンデレラストーリーの王道パターン。静も例外ではなく、東郷をおどして2人の仲をどうにか切り裂こうとする。
第10話で一番苦しかったのが、綾華を拒否する東郷の表情だ。本当は大好きなのに、大好きだという気持ちがバレてはいけない。一緒にいたいけれど、自分といると彼女は不幸になってしまう。そんな葛藤が伝わってくる山田涼介の切ない表情に、心をグッとつかまれた。
また、別れを選んだ東郷に対して、「姉ちゃんのこと幸せにするんじゃねぇのかよ!」と涙ながらに感情をぶつける姉思いな弟・陸。このシーンの長尾謙杜の演技には、「陸くんの繊細な揺らぎが伝わってきて苦しかった」「主演じゃないけどなんか爪痕残したMVPは長尾くんだと思う」「本当に表情の演技が上手い」など称賛の声が上がっていた。
陸の思いもむなしく、別れることになってしまった綾華と東郷。しかも、10ヵ月の時を経て、綾華は何やら神山絢斗(坂東龍汰)といい雰囲気に。