神木隆之介が主演を務める連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)に、追加キャストとして中田青渚・落合モトキ寺田心橋本さとし皆川猿時が出演することが発表された。

【写真】イケメンに成長した寺田心

 連続テレビ小説第108作となる本作は、実在の植物学者・牧野富太郎をモデルに、激動の時代の中で愛する草花と向き合ったある植物学者の波乱万丈の物語を描く。

主人公・槙野万太郎役を神木、その妻となるヒロイン・寿恵子役を浜辺美波が演じる。

 今回発表されたのは、物語後半に突入する7月以降、主人公・槙野万太郎と妻・寿恵子に影響を与えるキャスト5名。

 中田青渚は、東京大学植物学教室教授の田邊彰久の若妻・田邊聡子を演じる。田邊邸を訪ねる槙野万太郎・寿恵子夫妻とも交流を深める。中田は「静かな中にも凛とした強さがあることを意識しながら、また大学での田邊教授とは違う旦那様の一面も引き出せたら良いなと思いながら演じています」とコメントした。

 落合モトキは、若き植物学者で伝説の本草学者・伊藤圭介の孫、伊藤孝光役に。幼い頃から共演しているという、主演の神木については「、今回も現場では和気藹藹(あいあい)仲良くさせてもらいました。スタジオの前室で記念写真を一緒に撮ったり。昔から常に周りのスタッフさん、キャストさんに気を配れる素敵な役者さんです。今回またご一緒できて本当に光栄です」と語った。

 寺田心は、高知の遍路宿「角屋」の息子・山元虎鉄を演じる。植物採集に訪れた万太郎と出会う役どころで、初出演となる朝ドラに対し「おばあちゃん子だった僕が幼少の頃から祖母といっしょに見ていた朝ドラ。
それはいつしか出演することが僕の夢の一つになっていました。出演が決まった時はとても嬉しかったです」と喜びを述べた。

 橋本さとしは日本の初代文部大臣で田邊教授の恩人でもある森有礼に。英語を交えで会話するキャラクターを演じることに合わせ、「意志が強く物を見る洞察眼も鋭く、その反面豪快でおおらかな薩摩の漢(おとこ)を演じるのは、Very adventurousでした!」と振り返った。

 土佐出身の実業家で岩崎弥太郎の弟・岩崎弥之助を演じるのは皆川猿時。寿恵子の叔母・笠崎みえの料亭に出入りしているキャラクターだ。連続テレビ小説『あまちゃん』に出演していた皆川は「お久しぶりの朝ドラです。しかも大好きな神木隆之介くん主演の『らんまん』。私、皆川猿時52歳、はっきり申し上げます。非っ常に興奮しております」と出演への意欲を見せた。

 連続テレビ小説『らんまん』はNHK総合にて毎週月曜~土曜8時ほか放送。

 追加キャストコメント全文は以下の通り。


<コメント全文>

■中田青渚

私が演じる田邊聡子は田邊邸に来たばかりの内気で控えめな女性ですが、旦那様との時間の積み重ねや万太郎さん、寿恵子さんとの出会いにより妻として母として大きく成長していくキャラクターです。

静かな中にも凛とした強さがあることを意識しながら、また大学での田邊教授とは違う旦那様の一面も引き出せたら良いなと思いながら演じています。

初めての朝ドラ出演に緊張もありますが、『らんまん』の一員として素敵な朝をお届けできるように精一杯頑張ります。

■落合モトキ

この度伊藤孝光役を演じさせて頂いた落合モトキです。

里中先生の所で万太郎と初めて出会うがお互いの距離感が上手く取れなく。。。

という設定で参加させて頂きましたが、面白可笑(おか)しいシーンになってると思いますの是非観て頂けたら嬉しく思います。

主演の神木君とはお互い小学生の時から面識があり共演もさせて頂いてますが、今回も現場では和気藹藹(あいあい)仲良くさせてもらいました。スタジオの前室で記念写真を一緒に撮ったり。昔から常に周りのスタッフさん、キャストさんに気を配れる素敵な役者さんです。今回またご一緒できて本当に光栄です。


■寺田心

おばあちゃん子だった僕が幼少の頃から祖母といっしょに見ていた朝ドラ。

それはいつしか出演することが僕の夢の一つになっていました。出演が決まった時はとても嬉しかったです。

台本に僕の名前をみつけて、憧れの神木さんとまたお芝居ができること、初めての土佐弁、胸がいっぱいになりました。撮影当日が偶然にも僕の15才の誕生日と重なり思い出に残る日となりました。

虎鉄は遍路宿の息子です。お遍路さんを通して、人とふれあい、豊かな自然により虎鉄もまた天真爛漫な子ではないのかなと思いました。そんな虎鉄の育った高知に思いを馳せ、山元虎鉄に近づけるようにたいせつに演じたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

■橋本さとし

この度いただいた役柄は内閣の初代文部大臣で、教育の改革や独自の思想を貫いた森有礼氏という実在の人物。

欧米の文化にも精通し影響を受け、会話に英語を交えたり、出身地の薩摩弁と標準語を状況や感情で使い分けるなど匙(さじ)加減を微妙に調整しながら役の性格を形成していきました。意志が強く物を見る洞察眼も鋭く、その反面豪快でおおらかな薩摩の漢(おとこ)を演じるのは、Very adventurousでした!

個人的には、あるドラマで共演しつつも設定上お会いしたことがなかった要潤さんと初めてご挨拶し、やっと面と向かってお芝居ができた事は嬉しくもありがたかったです。

そして、『らんまん』という素敵なドラマに参加できた事は I really feel honored! です。

■皆川猿時

『あまちゃん』から10年。お久しぶりの朝ドラです。しかも大好きな神木隆之介くん主演の『らんまん』。

私、皆川猿時52歳、はっきり申し上げます。非っ常に興奮しております。ピンポイントでの出演ですが明るく元気に大声でやらせていただきます。朝から脂っこかったらごめんなさい。よろしくお願いします。

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