マーゴット・ロビーが主演する映画『バービー』より、吹き替え追加キャスト11名が発表された。バービーのボーイフレンド(?)ケンの声を武内駿輔が演じるほか、朴ロ美(※ロの字は王に路)、小野大輔、斎賀みつき、沢城みゆき、置鮎龍太郎、諏訪部順一、坂本真綾、下野紘、早見沙織、本田貴子も参加する。
併せて吹替版予告が到着した。
【動画】高畑充希、武内駿輔らが吹き替えキャストに! 映画『バービー』吹替版予告
本作は、世界で最も有名なファッションドールであるバービーを映画化。マーゴット・ロビー演じる主人公バービーの吹き替えキャストを高畑充希が務める。
バービーのことが大好きなボーイフレンド(?)のケンの声を演じるのは武内駿輔。すでにワールドプレミアで絶賛されているケン役のライアン・ゴズリングについて、武内は「ライアンのケン像がとてもユニークで、こちらも負けていられないと思わされるほどの、熱演っぷりでした」と語っている。
みんなバービー!みんなケン!としてたくさんのバービーとケンが暮らす<バービーランド>の住人たちにも、主演級の声優陣が名を連ねる。世界の秘密を知る者としてバービーを導き、彼女がバービーランドから人間世界へ旅立つきっかけを与える“へんてこバービー”役には朴ロ美。ライアン・ゴズリング演じるケンのライバル的存在、シム・リウ演じる別のケン役には小野大輔。大統領バービー役には斎賀みつき。売れっ子作家バービー役には沢城みゆき。
さらに、ノーベル物理学賞受賞バービー役には坂本真綾。ライアン・ゴズリング演じるケンの仲間のケン役には置鮎龍太郎。
同じく仲間の一人であるケン役には諏訪部順一。バービーランドの男性で唯一ケンではないアラン役には下野紘。
そしてバービー(マーゴット)とケン(ライアン)が訪れる人間世界で、バービーの持ち主である少女サーシャの声を演じるのは早見沙織。サーシャの母親にしてバービーを生み出したマテル社の社員であるグロリア役には本田貴子。
どんな自分にでもなれる完璧で“夢”のような毎日が続く“バービーランド”から、あることをきっかけに“悩みのつきない”人間の世界へと旅立つバービーとケン。圧倒的な世界観と一筋縄ではいかない物語については、武内は「単純なコメディかと思えば、ヒューマンドラマならぬドールドラマが待ち受けています」、小野は「誰でも分かり合える! みんな違って、みんな良いんだよ! とにかく馬鹿みたいに明るくて圧倒的にポジティブな、どんな人も笑顔になれる作品」、沢城は「生きてるけど人間ではないって難しい…! そして、まさかこんな鑑賞後感でこの映画を見終わる事になるとは」と語るなど、吹き替えキャスト陣も大いに魅了されたことを明かしている。
また、本作が高画質・高音質の上映環境となる「Dolby Cinema」で上映されることも解禁に。併せて、ウインクしながら手鏡をのぞくキュートなバービーの姿を写し出した、ドルビーシネマ版の新ポスタービジュアルが登場した。
映画『バービー』は、8月11日より公開。
吹き替え追加キャスト陣のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■武内駿輔/ケン役(ライアン・ゴズリング)
とても伸び伸びと、楽しく収録させて頂きました。ライアンのケン像がとてもユニークで、こちらも負けていられないと思わされるほどの、熱演っぷりでした。
映画自体は、バービーの世界観がうまく実写映像にまとめられていて、こりゃピンクの塗料がいくらあっても足りないなと納得してしまいました。笑
「理想」とは何か。バービーがバービーを受け入れていくように、自分らしさと言うものを認めていく。単純なコメディかと思えば、ヒューマンドラマならぬドールドラマが待ち受けています。個人的には常に飛び交うブラックジョークが最高です。大人も子供も…どちらかと言うと大人かもしれませんが、より多くの人に本作は楽しんで頂けること間違い無しです。自信を持ってお届け致します。
■朴ロ美/変てこバービー役(ケイト・マッキノン)
変てこバービー役を演じさせて頂きました朴ロ美です。ケイト・マッキノンさん、素敵です…。ますますファンになってしまうほど、癖が強いです! そしてなんとも言えない哀愁が…。彼女が演じると、その役の過去が垣間見える感じがして、好きです。
みんなの大好きなバービーの世界の実写化。
色とりどりのピンク色の世界が可愛くて、眩しくて、そして…深いです。ぜひ劇場でご覧ください。私のバービー人形、実家にあるかな…? 探してみます。
■小野大輔/ケン役(シム・リウ)
誰でも分かり合える! みんな違って、みんな良いんだよ! とにかく馬鹿みたいに明るくて圧倒的にポジティブな、どんな人も笑顔になれる作品。いっぱい笑ってハッピーになっちゃってください!
■斎賀みつき/大統領バービー役(イッサ・レイ)
主人公のバービーはもちろんのこと、たくさんのバービーやケンがスクリーンの中で大はしゃぎ大暴れ!見る人によっていろんな感想が出てきそうな、なんだか不思議な見ごこちの作品です。そんな物語を大統領な彼女ととても楽しく駆け抜けました。ぜひ皆さんにもワクワクドキドキしながら映画「バービー」の世界に飛び込んでほしい
です!
■沢城みゆき/売れっ子作家バービー役(アレクサンドラ・シップ)
牛乳の中身が入っていない世界観の中に生きる、“人形”に息を吹き込むと言う作業が新鮮でした。生きてるけど人間ではないって難しい…! そして、まさかこんな鑑賞後感でこの映画を見終わる事になるとは。夢のようなBarbieの世界が広がる冒頭を観始めた時には想像できませんでした。ああこれだからマーゴット・ロビーが大好きです。
■置鮎龍太郎/ケン役(スコット・エバンス)
あの『バービー』が実写映画に!? 収録時拝見していたのはモノクロ映像だったのですが、そこからでさえ見てとれる極彩色の世界。時にシニカルに、時に自虐的に描かれる言葉の数々から、凄いコメディ始まったー!?と思いきや、これは、自我に目覚め旅立つ女性の物語!? 彼女の選んだ未来とは。
さぁ、ここから先は、是非ご自身の目でお確かめください♪
■諏訪部順一/ケン役(キングズリー・ベン=アディル)
実は、どのような作品なのかをきっちり説明するのが難しい映画かもしれません。コミカルな展開の中、非常にイマドキなメッセージが込められていて……。とはいえ、難しいことを考えずに楽しめるエンタテインメント性も持ち合わせております。ぜひお気軽に御鑑賞いただけますと幸いです。吹替収録はとても楽しかったです! ひとりでしたが(笑)
■坂本真綾/ノーベル物理学賞受賞バービー役(エマ・マッキー)
公開を楽しみにしていていた作品に声優として参加させていただけることになり、とても嬉しかったです。映画が面白くて、仕事を忘れてのめり込むように観てしまいました。“できれば自分を愛して生きていたい”と思っているすべての人に向けて、心に刺さるメッセージが込められた物語。ラストは涙がこぼれました。個人的には、昔から子供ながらにケンとバービーの関係の曖昧さがなんとなくずっと不思議で気になっていたんですが、今作を見ていろいろ腑に落ちた感じがします。
とにかく、私もバービーのひとり(の声)としてバービーランドに足を踏み入れることができた経験は貴重でした! ありがとうございました。
■下野紘/アラン役(マイケル・セラ)
昔、妹たちが遊んでいたあの『バービー』の実写映画に出演ということで、個人的にテンションが上がりましたね! そういう意味でも気合いを入れて、今回のアフレコに望ませていただきました! いろんな『バービー』、いろんな『ケン』がいる中、今回アランというケンの友達を演じさせていただきましたが、アランは控えめだけど独特な雰囲気を持ったキャラクターなので、めちゃめちゃ目立つ訳ではないけど頑張ってるアランも、応援してやってください!
今回、バービーたちが『バービーランド』から人間世界に飛び出して、いろんなことを経験していくというドタバタなコメディ作品になっておりますので、昔から『バービー』が好きだった方も、『バービー』初心者の方も、とにかくいろんな方に楽しんでもらえたら嬉しいです!!
■早見沙織/サーシャ役(アリアナ・グリーンブラット)
吹替のお話を頂く前から予告編を拝見しておりまして、子供の頃遊んだバービーの世界、あの色遣いが映画にも広がっている…!と感動していたので、参加できて、とても嬉しかったです。人間世界にきたバービーが起こす怒涛の騒動や、色々なバービーたちが繰り広げる会話は、テンポが良く観ていてとても引き込まれました。
私が声を当てたサーシャは、現実的で、ちょっと背伸びする所もあるけれど、根は真っ直ぐで可愛らしい人間の女の子です。バービーの物語にどのように関わってくるのかにも、ぜひご注目ください。
■本田貴子/グロリア役(アメリカ・フェレーラ)
華やかに登場するバービーランドの住人たち。登場するバービーやケンたちを検索しながら楽しくリハーサルをしていました。衣装やお家のセットも実際販売されていた物がまんま映画の中にでてくるのがとってもかわいらしいです。2回3回と隅々まで見たいですね。特別な自分にならなくたって良い! 毎日を自分らしく楽しく生きよう! やりたいことに制限は無し! 自分が自分に言い訳しないような日々を送ろうと自然に笑顔になりました。
皆さまも是非劇場で楽しんでください。
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