向井理が主演を務め、上白石萌歌と共演する今秋スタートの“音楽青春コメディー”『パリピ孔明』(フジテレビ系/毎週水曜22時)より、森山未來、菅原小春、宮世琉弥、八木莉可子、関口メンディーの出演が発表された。あわせて、5人が演じる、パンチあふれるキャラクタービジュアルも解禁となった。
【写真】カッコよすぎ!向井理『パリピ孔明』諸葛孔明ふん装ビジュアル
累計発行部数160万部を突破した四葉夕ト(原作)、小川亮(漫画)による同名漫画を実写化する本作は、三国時代の名軍師・諸葛孔明が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す英子のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていく音楽青春コメディー。諸葛孔明を向井が、バイトをしながら歌手を目指す少女・英子を上白石が演じる。
今回、レギュラーキャストとして出演が発表されたのは、森山、菅原、宮世、八木、関口の5名。映像、舞台、ダンスとジャンルにとらわれない表現者である森山を筆頭に、世界的ダンサーかつ振付師の菅原、今をときめく注目若手俳優である宮世と八木、そして、EXILE/GENERATIONSのパフォーマー・関口といった各界を代表するバラエティー豊かな顔ぶれが集結し、本作を大いに盛り上げる。
森山が演じるのは、英子が働くライブハウス「BBラウンジ」のオーナー・小林。オールバックで派手なスーツを着こなし、強面の人物だが、実は面倒見が良く、常連客やスタッフから慕われている。また、極度の三国志オタクである小林は、三国志について孔明と語り合ったことをきっかけに気に入り、行く当てのない孔明をスタッフとして雇い入れる。森山がフジテレビ系の連続ドラマにレギュラー出演するのは、2006年放送『役者魂!』以来約17年ぶり。
菅原が演じるのは、ハイレベルなダンスパフォーマンスと歌唱で注目を集め、SNSフォロワー数10万人超えの人気シンガー・ミア西表(いりおもて)。美意識が高く、トレーニングで常に肉体を鍛えている。気丈な性格で、それ故に周囲に弱みを見せることができず、周りの人間を信用することが苦手な不器用な人物だ。菅原が民放ドラマに出演するのは本作が初。
宮世が演じるのは、MCバトル選手権3連覇で“無敵のフリースタイラー”と言う異名を持つ若き天才ラッパー・KABE太人(かべ・たいじん)。プレッシャーに弱く、MCバトルで急性胃潰瘍になり倒れてしまう。それ以来、ラップ界から身を引き、表舞台には立たなくなってしまう。
八木が演じるのは、路上ライブで警察に許可書を求められ困っていたところを英子に助けてもらうシンガー・久遠七海(くおん・ななみ)。透明感のある歌声で、英子も七海の歌唱力に一目置く。そして、路上ライブでの出会いをきっかけに2人は意気投合し仲良くなるが、実は彼女にはある大きな秘密があって…。
関口は、作詞・作曲・振り付けまですべてを自らこなす、歌って踊れるスーパーアーティスト・前園ケイジ(まえぞの・けいじ)役を担当。抜群の歌唱力とクールな踊りで多くのファンを魅了する。しかし、前園には、英子が働く「BBラウンジ」のオーナー・小林と切っても切り離せない因縁があり、その因縁をきっかけに、英子の前に“最大のライバル”として立ちはだかる。
解禁されたビジュアルには、5人がそれぞれ、作品世界から抜け出てきたような、パンチあるファッションで勢ぞろい。本作への期待を、よりあおるパワーあふれるビジュアルとなっている。
ドラマ『パリピ孔明』は、フジテレビ系にて今秋より毎週水曜22時放送。
※新キャストコメント全文は以下の通り
<コメント全文>
◆森山未來
Q.本作の出演を受けて
「監督を務められる渋江(修平)さんとは、過去短編ドラマで2回ほどご一緒させて頂いています。渋江さんは、独特な世界観で魅(み)せる方というのが印象的で…そんな方が民放ドラマの、しかもゴールデンの枠で『パリピ孔明』の監督を担当されると聞いて、興味を持ちました」
Q.ご自身の役どころについて
「原作の小林を踏襲しつつ、いろいろ遊ばせてもらっています。衣装も振り切れていて、良い感じですよね。クランクアップしたら、このままこの衣装で帰りたいぐらいです(笑)。また、小林は三国志好きのキャラクターですが、僕自身、横山光輝さんの『三国志』にどっぷり漬かってきた人間です。プロデューサーと相談しながら、各物語の要所要所に、三国志ネタを原作より少し濃いめに織り交ぜているので、三国志を知らない方でも、もちろん楽しめますが、知っているとより楽しんでもらえるかもしれません(笑)」
Q.視聴者の皆さんへのメッセージ
「役者だけでなく、ダンサーやミュージシャンなど、多方面の方々が集結した“異種格闘技戦”のような座組で、それだけでも楽しめる要素が満載になっています。劇中で使用されるビジュアルや音楽もとてもクオリティーが高く、何も考えず、シンプルに楽しめる痛快なエンターテイメント作品になることは間違いありません。今年の秋の夜長は、水10ドラマ『パリピ孔明』とともに過ごすことをオススメさせて頂きます」
◆菅原小春
Q.本作の出演を受けて
「よくアニメに出てきそうな顔だと言われることが多いので…(笑)。今回のような作品には出てみたいな、と思っていました。私自身、民放ドラマに出るのは初めてだったので、不安はありましたが、監督やプロデューサーさんたちとお話をして、スタッフさんたちの熱いパッションを感じて、これは面白いことになりそうだな、と思ったので出演させて頂くことにしました。台本を読み進める上で、この作品はコメディーでありながらもヒューマンドラマで、すごく感動的なシーンも多く、そして、どのキャラクターも個性強めではありますが、それぞれ生きるのに一生懸命で熱い物語だな、と思いました」
Q.ご自身の役どころについて
「ミアは一見、意地悪な人ですが、強い面も弱い面も持つ人間味あふれるキャラクターだと思います。私自身、共感できる部分も多かったです。
Q.視聴者の皆さんへのメッセージ
「各キャラクター、見た目も派手でそこに引っ張られそうな雰囲気はありますが、実際にこのドラマを見てみると、そこだけじゃない面白さが詰まっていると思います。私自身すごく放送が楽しみです。孔明も英子もミアもそれぞれ何かしらの事情を抱えながら過ごしていますが、それぞれの幸せに向かって、もがいて進んでいく姿はすごくステキだと思います。是非、ご覧下さい!」
◆宮世琉弥
Q.本作の出演を受けて
「大好きな作品だったので、出演させて頂けると聞いた時はプレッシャーをすごく感じましたが、本当にうれしかったです。しっかり自分にしか出せないKABE太人を出していきたいなと思っています。また、台本を読んだ時、実写化するとどんな感じになるんだろう?というワクワク感でいっぱいでした。実際、撮影に入ってみると、テンポ感もよくて、コメディーチックな部分がありつつもヒューマン部分もあり、さまざまな年代の方に楽しんで頂ける作品になっていると思います」
Q.ご自身の役どころについて
「KABE太人はフリースタイルラッパーですが、今までのバックボーンも描かれているので、彼の過去を知って共感してもらえる部分があったらうれしいです。
Q.視聴者の皆さんへのメッセージ
「今年の秋は皆さんの日常が“パリピ”になれたらいいな、と思っています。毎話、いろいろな事が起きてビックリするシーンも多いですし、原作とは違った生身の人間が演じるからこそ面白いオリジナル要素も盛り込まれていて、魅力ある作品になっています。キャスト・スタッフみんなで、全力で作っています!温かい目で応援して頂けるとうれしいです」
◆八木莉可子
Q.本作の出演を受けて
「とてもうれしかったのと同時に、果たして私にできるのだろうか、という不安も大きかったです。歌もダンスも楽器(ギター&ベース)も未経験で、実際にアーティストとして活躍されている方々がたくさんいらっしゃる中で、“音楽に長けている七海役が私に務まるだろうか!”と、うれしさと同時に漠然とした焦りがありました。それでも、“一緒にレッスンをしながら頑張ろう!”とプロデューサーやスタッフの皆さんに言って頂き、これほどありがたい事はないなと思い、“頑張るしかない!”と最後はポジティブになりました。また、台本を拝見させて頂き、すごく突飛(とっぴ)で面白いシーンもたくさんあるお話なのですが、孔明という、ある種異次元からきた存在の言葉は、時に核心を突いていて、自分の心にも刺さるものが多くありました。そして、みんな個性が立っているので、映像化された時にどんなカタチになるのかワクワクしています」
Q.ご自身の役どころについて
「七海は、自分の夢よりも、好きな事がハッキリしている子です。何かを成し遂げたいという思いより、“音楽が大好き”という気持ちで、頑張っているイメージがあります。
Q.視聴者の皆さんへのメッセージ
「実際に、英子や他の登場人物の方の歌も撮影で聞かせて頂いたのですが、本当にどれも心を打つ素晴らしい歌ばかりで、歌詞もドラマとリンクしていたりするので、そういった点にも注目して頂けるとうれしいです。また、衣装やヘアメーク、小道具など、細部までこだわられているので、是非、細かい所まで見て頂けるとより面白いんじゃないかと思います!」
◆関口メンディー
Q.本作の出演を受けて
「前回、フジテレビさんのドラマに出演した『モトカレマニア』では、黒髪坊主だったんですが、約4年の時を経て、髪がだいぶ上の方に伸びて成長しました(笑)。ボックスヘアにしたら、お芝居の仕事はできないと思っていたのですが、まさか『パリピ孔明』からオファーを頂けるとは夢にも思っていなかったので、すごくビックリしました。もともと原作も好きで、音楽業界にいる人間としてすごく勉強になる作品だと思っていたので、そんな作品に出演できてうれしいです。共演者の皆さん、キャラの濃いインパクトある方々ばかりなので、演技力はもちろんのこと、負けないように頑張りたいと思います!」
Q.ご自身の役どころについて
「最初、衣装を着用した際、原作とは一味違って、インパクトがすごいな、と思いました。何度も着ている内に慣れてきて、居心地が良くなってきています。この衣装を着ているときは、すごく自信がみなぎっている気がします。また、原作の前園ケイジは、歌って踊れるスーパースターなので、そこに劣らないように、歌含め日々トレーニングに励んでいます。歌という部分でも新しい自分の扉を開くきっかけになると思っています」
Q.視聴者の皆さんへのメッセージ
「夢を追いかける人や、逆に夢を諦めた人も、このドラマを見たら、上白石さん演じる英子からパワーをもらって、“もっと頑張ろう”という気持ちになれるステキな作品だと思います。そんな作品の中で“大事なスパイス”として自分も携われるように頑張りたいな、と思っています。