落語家の林家木久扇が、お笑い番組『笑点』(日本テレビ系/毎週日曜17時20分)を来年3月で卒業することが発表された。
【写真】今年2月からは新メンバー・春風亭一之輔が加わった
この日同局で放送されていた『24時間テレビ46』内の「チャリティー笑点」コーナーで発表された、木久扇の卒業。
木久扇は「芸というものは、次の世代にバトンタッチしなきゃいけません。私の座布団の芸も、若い人にバトンタッチします」と卒業を報告。さらに「といったってね、私はやめたわけじゃないんですよ! 『焦点に』何かあったら駆け付けますし、高座でも落語をちゃんと続けております。そういうわけで(春風亭)昇太さん、私に2000万円下さい」と、元気に客席を笑わせた。
現在、『笑点』メンバーは司会・春風亭昇太のほか、三遊亭好楽、三遊亭小遊三、林家たい平、桂宮治、春風亭一之輔、山田隆夫が出演している。
木久扇卒業後の新メンバーは、今後、『笑点』番組内で発表の予定。また、28日放送の『news every.』(毎週月曜から金曜15時50分~19時 ※一部地域を除く)では、木久扇師匠はじめ笑点レギュラーメンバーのインタビューを放送の予定。
※林家木久扇のコメント全文は以下の通り。
■林家木久扇 コメント全文
私・林家木久扇は、来年3月をもって、『笑点』を卒業したいと思います。
芸というものは、次の世代にバトンタッチしなくてはいけません。座布団も芸も新しい人にバトンタッチいたします。
今日の24時間テレビのテーマが『明日のために、今日つながろう。』だと聞き、背中を押されました。
『笑点』は、一之輔師匠・宮治師匠が入ってまいりまして大変面白くなってまいりました。
そこで私の(代わりに)一枚加わって、また新しい風が吹いて、『笑点』がうんと面白くなります。
とは言っても、私は(落語家を)やめるわけではないんですよ。
『笑点』に何かあったらすぐ駆け付けますし、高座のほうもちゃんと続けます。
そういうわけで、昇太さん、2000万円ください(笑)