アニメ『戦隊大失格』の放送時期について、2024年、TBS系全国28局ネットにて放送開始予定であることが発表された。併せて、メイン声優の声の入った最新PVとビジュアルも解禁となった。



【動画】高純度のクオリティで描く怪人vsヒーローの“茶番劇”? アニメ『戦隊大失格』第1弾PV

 本作は、春場ねぎによる同名漫画(講談社「週刊少年マガジン」連載)をアニメ化。毎週末、地上侵攻を繰り返し敗れ散る怪人の下っ端戦闘員として戦う主人公・戦闘員D(ディー)と、ヒーロー像とかけ離れた竜神戦隊ドラゴンキーパーとの対決を描く。しかし、物語は単なる悪VS正義の戦いではない。監督はさとうけいいち。制作はYostar Picturesが手がける。

 13年前、突如始まった怪人と大戦隊との存亡をかけた戦い。だがこの戦い、実は茶番劇? とうの昔にアジトは陥落、怪人幹部も全滅、残った下っ端戦闘員ダスターズは、大戦隊と結ばされた秘密の協定「毎週末、地上侵攻し敗れ散る」を繰りかえす日々。この負け続けの人生に、やさぐれた戦闘員Dはついに立ち上がる―。

 12年も続く大戦隊と怪人との茶番劇にやさぐれ、負け続けの運命を変えるため立ち上がった主人公「戦闘員D」を演じるのは小林裕介。共演には、敵である「戦闘員D」に協力するだけでなく、自らに擬態させ戦隊本部に潜入させるなど謎の多い戦隊候補生・桜間日々輝役を演じるのは梶田大嗣。また日々輝と同じく「D」に協力し、戦隊壊滅をももくろむ怪しさ満載の戦隊員・錫切夢子役を矢野優美華が演じる。

 PV映像は、竜神戦隊ドラゴンキーパーと悪の怪人軍団の毎週行われる日曜決戦の戦いから始まる。
怪人を倒し世界の平和を守る大戦隊の姿に熱狂する人々、しかしこの戦いは実は茶番劇だったという衝撃の真実と共に、毎週来る決戦に頭を悩ませ、不敵な笑みの大戦隊に従う戦闘員の情けない姿。

 ついにはこの敗け続けの運命を変えるため戦闘員Dは立ち上がる。そして、そんなDの元に怪しくすり寄る戦隊員の錫切夢子と、真っすぐな目で擬態したDに語り掛ける桜間日々輝の姿。このDの戦いは果たして?

 最新ビジュアルには、浮遊城の真下、日曜決戦会場で怪しい笑みをたたえ巨大モニター越しに映るドラゴンキーパーの姿と、他の戦闘員と共にドラゴンキーパーに見下ろされる戦闘員Dと日々輝、夢子の姿が、「悪の怪人VS正義のヒーロー! この世界は全てが茶番劇?!」というキャッチコピーと共に描かれている。

 アニメ『戦隊大失格』は、TBS系にて2024年放送開始予定。

 キャスト、監督のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■小林裕介 as 戦闘員D

 戦闘員Dの声を担当します! モブのような名前ですが主人公です(笑)。

 今回はとあるキャストさんと二人三脚で1つの役を作り上げていく特殊なもので、難しくもやりがいを感じながら収録しています! 見所は特撮に通暁していらっしゃる監督のもと繰り広げられるアクションです!

 どのようにシーンを演出していくのか楽しみにしていてください!

■梶田大嗣 as 桜間日々輝

 桜間日々輝役に決まった瞬間はとても嬉しかったです! と同時に、非常にやりがいのある役なので覚悟して臨まないとなと思いました。

 僕が個人的に思う『戦隊大失格』の魅力は、その世界観だけでなく、それぞれのキャラクターによる人間ドラマにあると考えています。

 日々輝くんも主人公である戦闘員Dくんとの出会いによって、自分の過去や世界と深く向き合っていきます。明るく前向きで情熱的な彼にも、ぜひ注目してください!

■矢野優美華 as 錫切夢子

 皆さま初めまして、この度錫切夢子役を務めさせて頂くことになりました矢野優美華です! 夢子は掴みどころがなく、何を考えているのか分からないミステリアスな女の子なのですが、そんな彼女にもまた彼女なりの「正義」があるのではないかと思っています。

 そんな彼女の想いに向き合いながら、皆さまに夢子の魅力をしっかりとお届けできるように大切に演じていければと思っております! どうぞ楽しみにお待ちください!

■さとうけいいち監督

 メインキャストの3人とは本作で初めてのお手合わせになります。
ムードメーカーの小林くんを筆頭にとても良い緊張感で収録をスタートすることができました。

この作品の人物たちはそれぞれが己の目的を遂行するために行動しているので物語を調和させるようなキャラクター像は作らないでほしい、ひとりの人物としての心情や発言のニュアンスを大事にしてください、とオーダーしています。

 梶田くんや矢野さんも、キャラクターの思考を考え芝居に取り組んで頂いてます。
『戦隊大失格』、三人三様のお芝居に期待してください。

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