斎藤工と松本若菜が、永野芽郁が主演を務める2024年1月放送のドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系/毎週月曜21時)に出演することが決定した。ともに主人公に“過酷な奇跡”を提示する、あの世からの案内人役を演じる。



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 本作は、永野演じる主人公・逢原雨(あいはら・あめ、26歳)が、山田裕貴演じる愛する男性・朝野太陽(あさの・たいよう、28歳)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、“過酷な奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー。作家・宇山佳佑がオリジナル脚本を担当し、『ミステリと言う勿れ』シリーズ(フジテレビ系)の制作陣が手がける。

 この度、雨に“過酷な奇跡”を提示するあの世からの案内人役として、斎藤工と松本若菜の出演が決定した。謎多き案内人が起こす“奇跡”とは一体何なのか? そして、彼らは一体何者なのか?

 斎藤が演じるのは、雨に“過酷な奇跡”を提示するあの世からの案内人・日下(くさか)。太陽が事故に遭い、悲しみに暮れる雨の目の前に突然現れて、「あなたの心を奪わせてください」と持ちかける謎めいた人物だ。時に厳しい口調で雨に決断を迫る冷酷な一面も見せる日下が、物語にどんな影響を与えていくのか。そして、彼の正体は何者なのか…。

 日下を演じる斎藤は、木曜劇場『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)で一躍注目を集める。その後も主演作の映画『シン・ウルトラマン』、『ヒヤマケンタロウの妊娠』(Netflix)などの注目作への出演を重ねているほか、今年9月には監督作『スイート・マイホーム』が公開されるなど、多才な活動を見せている。斎藤は意外にも、本作が月9ドラマ初出演となる。

 日下役の斎藤は、「とても原初的に、また機能的に“人間”と言う生き物に迫った、宇山佳佑さんが描く“現代の神話”の様な気配の作品だと思いました。その中でも大切な役割を託して下さって光栄です」と意気込みを語る。


 また、松本が演じるのは、日下とともにあの世からやってきた案内人・千秋(ちあき)。日下と同じくミステリアスな人物だが、“過酷な奇跡”を提示された雨に対して思いやる言動を見せるなど、人間味のある一面も。千秋が雨とどのような関わり方をしながら物語が進んでいくのか、彼女のまなざしや表情にも注目だ。

 千秋を演じる松本は、木曜劇場『やんごとなき一族』(フジテレビ系)で“松本劇場”とも呼ばれた快演をきっかけにブレークを果たすと、その後も『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)や大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合ほか)など話題作に続々と出演。現在放送中の10月期月9ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)では、逃亡犯(二宮和也)を追う警部補役としてレギュラー出演しており、本作で2クール連続の月9ドラマ出演となる。

 千秋役の松本は、「『ミステリと言う勿れ』でご一緒だった、草ヶ谷プロデューサーと松山監督からお話をいただき、とてもうれしかったです。キャストの皆さんも素晴らしい方々で、役がどう彩られていくのか楽しみでなりません」と出演の喜びを明かす。

 ドラマ『君が心をくれたから』は、フジテレビ系にて2024年1月より毎週月曜21時放送。

※斎藤工、松本若菜のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■斎藤工

――今作のオファーを受けた時の感想は?

 とても原初的に、また機能的に“人間”と言う生き物に迫った、宇山佳佑さんが描く“現代の神話”の様な気配の作品だと思いました。その中でも大切な役割を託して下さって光栄です。

――日下という役をどのように演じようと考えていますか?

 私事で恐縮ですが、外星人だったり“人ならざる者”と向き合う経験は多く頂いて来ました。
不思議と自分でも何処(どこ)か腑(ふ)に落ちる感覚もあります。地に足が付かず、浮遊し漂い生きているからかも知れませんが、その不確かな己の特徴を活かし、“あの世からの案内人”として、作品に少しでも何かを献上出来たらと思います。

――視聴者の方へのメッセージをお願いします。

 永野芽郁さん、山田裕貴さん、松本若菜さんをはじめ、素晴らしい輝きのキャスト、スタッフの皆様と感覚を研ぎ澄ませ、“現代の神話”を紡いで行きます。どうぞ月曜9時にお会いしましょう。

■松本若菜

――今作のオファーを受けた時の感想は?

 『ミステリと言う勿れ』でご一緒だった、草ヶ谷プロデューサーと松山監督からお話をいただき、とてもうれしかったです。キャストの皆さんも素晴らしい方々で、役がどう彩られていくのか楽しみでなりません。

――千秋という役をどのように演じようと考えていますか?

 千秋はとても人間らしい人ですが、喜怒哀楽がとてもはっきりしています。ただ感情移入しやすいのが玉に瑕(きず)。かく言う私も似ている部分があるので、演じながら千秋が心配になってしまう時があります(笑)。

――視聴者の方へのメッセージをお願いします。

 こんなに悲しく苦しい“奇跡”があるのでしょうか。
素晴らしい奇跡が起きている一方で、誰かが傷ついているかも知れない。でも、そこにはきっと慈しみ深き愛があるはずです。皆様にもこの奇跡の行方を見守っていただきたいです。

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